痩せたいという気持ちはあっても、それを実現する強い意思がないから…、といって諦めていませんか?
ダイエットを成功させるためには、どのようなことを意識しながら取り組めばいいのでしょうか。
今回は、今まで失敗続きだった方でも、ダイエットを成功させるポイントをご紹介します。

ダイエットは正しくスタートを切ることが大切

「ダイエットしよう!」と決意したところから、すでにあなたのダイエットは始まっています。
勉強にも仕事にも言えることですが、やみくもにダイエットを始めたところで、成功させることは難しいものです。
少しでも成功に近づけるためには、どのようなダイエット方法であっても、事前に計画を立てておくことが大切です。
ダイエットを成功させるためには、食事などから摂取するカロリーよりも、運動などで消費するカロリーが上回る生活を続けましょう。
そのためには、計画の中で摂取するカロリーを減らしたり、少しでも消費するカロリーを増やしたりすることが大切です。
ただ、計画段階でダイエットに失敗してしまう人が陥りがちな間違いがあります。
理想的すぎる計画を立ててしまう

1日でも早くスリムで美しい体型を手に入れたい気持ちはわかりますが、その気持ちが強すぎると「理想的過ぎるダイエット計画」になってしまうことがあります。
これまでの生活を振り返ってみると、慣れていた環境から不慣れな環境に変わったときに不安になったり、ストレスを感じたりしたことがありませんか?
ダイエットに取り組むということは、これまで慣れていた太りやすい生活習慣から痩せるための生活習慣へと変化させることになります。
不慣れな環境に自分を合わせていくときは、慣れていた環境での経験を活かせるポイントを見つけて、それをきっかけに自分のペースを掴んでいきましょう。
ただ、それが見つけられないでいると、いつまでたっても新しい環境に慣れることができず、なかには自分からその環境を避けてしまうことさえあるのです。

これは、ダイエットでも同じことがいえます。
急にダイエットに効果的な生活習慣に切り替えても、そのダイエット方法のなかで自分のペースを掴むことができなければ、ダイエットを止めてしまうことになります。
これが起こりやすいのが、計画段階でこれまでの生活習慣とあまりにかけ離れすぎている「理想的なダイエット計画」を立ててしまうケースです。
ダイエットを決意した瞬間から、すべての生活習慣を改善できればいいのかもしれませんが、それはあまり現実的とは言えません。
まずは、今の生活習慣のなかで「これは太りやすいのでは…?」という習慣を洗い出してみましょう。
その中から、少しだけ意識を変えれば改善できそうなものを見つけて、それを1週間だけ続けてみてはどうでしょうか。
自分の力でダイエットを続けられたことに自信を持つことができるだけでなく、「もっとダイエットのためにできることがありそう!」と前向きになれます。
そういった小さい積み重ねが、やがて元々取り組みたかった「理想的なダイエット計画」のような生活に近づけさせてくれるのです。
数字を取り入れる

やみくもにダイエットを始めると失敗する理由の1つに、目標とする体重や現状の体重、いつから始めてどのくらい痩せたのかなど、具体的な数字がないことがあります。
数字がないということは、自分の感覚だけでダイエットを進めることになります。
もちろん、自分の体のことなので、その感覚をダイエットに活かすことは大切です。
ただ、ダイエットがどのように進んでいるのかについて記憶だけを頼りにしていると、振り返ったり修正したりするのが難しくなります。
特に、目標体重はもちろん、毎日の体重の変化と摂取カロリーや消費カロリーは、具体的に数字を使う習慣をつけましょう。
目標体重に対して毎日の体重の変化を数字で記録しておくと、成果を実感できるだけでなく、うまくいっていないことも一目で把握することができます。

その原因の1つとなっているのが、摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。
摂取カロリーを振り返って食事量を調整したり、消費カロリーを振り返って運動量を調整したりできます。
具体的な数字があると、現状を把握しやすくなるので、ダイエットを成功に近づけるための効果的な修正ができるようになります。
また、体重の変化を数字で見ていくと気付くことでもありますが、体重は微妙に増減していることがわかります。
ときには、ダイエットをしているにもかかわらず、体重が微妙に増え続けることも珍しくありません。
しかし、長期的に体重の変化を見ていくと、確実に減っているはずです。
微妙な体重の増減があっても、「それが体重の特徴」だと意識するだけで、ダイエット中に感じるストレスを減らすことができます。
食べながらダイエットする

「単純に痩せる」ということだけを考えるのであれば、食事を取らなければ「体重」は落ちていくことでしょう。
ただ、それと引き換えに「体調」も落ちていきます。
体調だけでなく、摂食障害や自律神経失調症といったメンタル面の病気になってしまう可能性もあります。
「単純に痩せる」ことは、健康や美しさも失うことだと理解しておきましょう。
ダイエットを始める前に必ず意識しておきたいことは、「単純に痩せる」のではなく、「健康的に痩せる」ことです。
そのためには、食べないダイエットではなく、食べながらダイエットをすることを計画に盛り込むことが大切です。
数あるダイエット方法のなかには、1回の食事を特定の食品だけに置き換えるものがあります。
食事による摂取カロリーを大きく抑えることができるので、短期的にはダイエット効果があります。
ただ、それを長期間継続してしまうと、栄養バランスが崩れて体調を崩してしまいます。
極端な食事制限を伴うようなダイエット方法は、あくまでも短期間に留めて、それ以降は落とした体重を維持するためにバランスのいい食生活に切り替えましょう。
欠かせないモチベーションとストレスへの対策

仕事でも子育てでも、自分が思うとおりに進んでいるときにはストレスを感じず、モチベーションが高まります。
逆に思うとおりにいかないとストレスを感じ、モチベーションは下がっていくことでしょう。
これは、ダイエットでも同じことがいえます。
思うように体重が落ちているときには、ダイエットへのストレスは少なく、高いモチベーションを維持することができます。
しかし、体重が思うように落ちなければ、ダイエットはストレスにしかならず、モチベーションを維持することが難しくなります。
多くの人は、ダイエットのために好きな食べ物を我慢したり、いっぱい食べたいのを我慢したりしていることでしょう。
ダイエットのために食事を我慢することで感じるストレスは、食事によって発散したくなるのです。
その結果、ダイエットを諦め、暴飲暴食に走り、体重がリバウンドしてしまうのです。

ダイエットを成功に近づけるためには、食べること以外にストレスを発散する方法を、自分なりに決めておくことが重要です。
食事によって感じるストレスは、食事によって発散しようとしがちですが、他の方法でも発散することができるのです。
ひとつの考え方として、ダイエット中はダイエットだけに集中するのではなく、趣味や好きなことをする時間を大切にすることが大切です。
趣味や好きなことに集中している時間は、ダイエットによるストレスを発散させます。
また、ダイエットへのモチベーションを維持する方法も、自分なりに見つけておくことも大切です。
ダイエットを始めて数週間は、順調に体重が落ちていくこともあり、比較的モチベーションを保ちやすい時期です。
しかし、1カ月を過ぎたあたりから、体重が落ちにくくなることがあります。
いわゆる「ダイエットの停滞期」ですが、苦しい思いをして食事制限や運動を頑張っても、体重がなかなか落ちないの、モチベーションが下がりがちです。
ここでも、ダイエットだけに集中していると、ダイエットの結果にモチベーションが左右されがちです。
ダイエット以外に、趣味や好きなことなどにモチベーションを維持できるものを見つけておきましょう。

たとえば、自分にご褒美をあげる方法があります。
好きなアーティストのライブに行く、着てみたい洋服を買う、エステに行く、旅行に行くなど、自分へのご褒美はモチベーションの維持に効果的です。
また、食に関するご褒美をあげる場合は、カロリーの摂りすぎに気をつけましょう。
ほかには、友人や家族から「痩せたね!」「ダイエット頑張ってるね!」と褒めてもらうのも、モチベーションの維持につながります。
ダイエットは自分自身との闘いでもあり、精神的に孤独に陥りやすいともいえます。
そこに友人や家族からの温かい一言があると、精神的に支えられ、前向きにダイエットに取り組むことができます。
また、友人や家族と一緒にダイエットをする方法もあります。
身近にライバルがいるため、「負けたくない!」という気持ちをダイエットに活かすことができます。

ただ、彼氏や旦那さんをライバルにしてしまうと、うまくいかないことがあります。
一般的に男性の方が筋肉の量が多く、基礎代謝が高いことからダイエットに成功しやすいといわれています。
そのため、同じダイエットメニューに取り組んでいても、男性の方が先にダイエットの成果が出やすく、心が折れてしまう可能性があります。
同性の友人や家族をライバルにすると、ダイエットへのモチベーションを高めることができるはずです。
「痩せたい意思」から「痩せる意識」へ!

過去にダイエットに挑戦したにもかかわらず、それがうまくいかなかった経験がある方は、ダイエットが失敗した理由を次のように考えたことはありませんか?
私がダイエットに失敗したのは、「痩せたい意思」が足りなかったからだと…。
たしかにダイエットのためには、これまで当たり前のように食べてきた食品を我慢したり、苦手な運動に取り組んだりするはずです。
理想的な体型を手に入れるためとはいえ、苦手なことや嫌なことを続けるためには、揺るがない「痩せたい意思」が不可欠のように考えがちです。
しかし、ダイエットを失敗してしまう原因が、「痩せたい意思」が足りなかったからというのは、意外に少ないのです。
むしろ、計画段階で無茶なダイエットになっていたり、感覚だけに頼ったダイエットになっていたりと、正しくないダイエットになっていたからではないでしょうか。
これにより、痩せるために無理をし続けなければならない状況に、みすみす自分を追い込んでしまったことが原因なのです。

私たちの体に備わっている機能は、必ずしもダイエットに協力的でないことがあります。
体脂肪がついた状態が続いていると、それが「本当の自分の姿」だと認識してしまいます。
その状態からダイエットのために食事制限や運動を始めると、一時的に体重は落ちていきます。
しかし、体重が落ち始めると、私たちの体は「栄養が不足した状態」と受け止めます。
そのため、できるだけカロリーを使わないようにしたり、少ない食事からより多くのカロリーを吸収しようとしたりするのです。
せっかくダイエットが成功に近づいても、体重が落ちにくくなってしまうのは、私たちの体に備わっている機能が、痩せないように働きかけてしまうことが原因なのです。
しかし、思うように体重が落ちなくても、ダイエットのために食事制限や運動を続けていると、私たちの体は体重が落ちた状態こそ「本当の自分の姿」だと認識し始めます。
すると、カロリーの消費を抑えたり、カロリーの摂取を高めたりすることを止めるようになります。
体重が落ちた状態に体が慣れてからが、ダイエットを成功に近づける本当の闘いともいえるのです。

無理な計画で始めたダイエットは、続けるのが難しいものです。
しかし、自分の生活習慣を見直し、できることから徐々にステップアップしていくダイエットは、意外と続くものです。
この差の理由は、「痩せたい意思」の有無ではありません。
むしろ、自分の生活習慣のなかに「痩せる意識」を取り入れられたかどうかがポイントなのです。
たとえば、ダイエットのために効果的といわれる、とあるメニューを食べ続けるとします。
「痩せたい意思」でダイエットをしていると、「たとえ味に飽きても、痩せるためにこのメニューを食べ続けなければ…」と自分を追い込んでしまいます。
けれども、「痩せる意識」でダイエットをしていれば、「このメニューには○○というダイエット効果があるから食べよう!」と自分を励ますことができます。
痩せるためには、「痩せたい意思」を持つことも大切です。
しかし、苦しいダイエットのなかで「痩せたい意思」を持ち続けられる人は一握りであり、多くの人は周囲の誘惑に負けてしまい、ダイエットに失敗してしまいます。
また、たとえ目標とする体重になったとしても、「痩せたい意思」が失われることで、元の生活習慣に戻ってしまい、リバウンドの原因になりかねません。

そういう人こそ、毎日の生活のなかに「痩せる意識」を取り入れていきましょう。
少しずつ積み重ねた「痩せる意識」は、やがてあなたの生活習慣のなかで自然にできるようになるはずです。
それがあれば、ダイエットに成功した後でも「痩せる意識」が継続されるため、リバウンドしてしまう可能性は限りなく少ないといえます。
また、ダイエットのために「痩せる意識」が増えていくことは、必ずあなたの自信につながるはずです。
もちろん、新しく「痩せる意識」を取り入れるときには、一時的なストレスや苦労もあることでしょう。
しかし、あきらめずに「痩せる意識」を取り入れようとしていれば、必ずそれが身につき、自然にできるようになります。
仕事でも家事でもそうですが、はじめはできなかったことでも、やろうとして継続すればできるようになるものです。
これはダイエットにも共通することなので、できることから「痩せる意識」を取り入れ、それを少しずつ増やしてみましょう。
「痩せる意識」がダイエットの成功につながる!

ダイエットが失敗してしまうのは、ダイエット計画や取り組み方、向き合う考え方を間違えているからです。
「痩せたい意思」だけにとらわれず、生活習慣を見直しながら「痩せる意識」を少しずつ取り入れていくと、ダイエットの成功につながります。
ダイエットは、体に負担をかけたり、心に無理をさせたりするものではありません。
目標達成に向けて「痩せる意識」を取り入れるために、まずは毎日の生活習慣を見直してみませんか?