
生理中は、ダイエットをしている人にとって魔の期間であるといえます。
生理前や生理中は、これまで順調にダイエットを続けてこられた人でも、突然変化を感じられなくなったり、むしろ太ってしまったりすることが多いもの。
そのため、生理中はダイエットをしても無意味だといわれています。
しかし、生理中の過ごし方で、その後のダイエットがどのように進んでいくかが別れることはご存知でしょうか?
そこで、ダイエットを成功させるための生理中の過ごし方について、ご紹介します。
□生理中は体の作用によって太りやすくなる
□生理前からのケアで生理中でも太りにくくすることが出来る
□生理中は体に無理のない運動と食事制限をするのがおすすめ
生理中はなぜ痩せないの?
生理前から生理中は、太りやすく痩せにくい時期です。これは、体がそれ以外の時期とはまったく別物になっているからです。
具体的に、どのような違いがあるのでしょうか?
生理は、大量の出血を伴います。そのため、その出血で体調を崩してしまわないように、体が水分を蓄えようとします。すると、いつもはなんてことない量の塩分や水分であっても、体がむくみやすくなってしまいます。
むくみは、体重が増えるだけでなく見た目にも太く見せてしまいます。生理前から生理中に毎回体重が増えたり、なかなかダイエットが進まない時期がくるのは、これが大きな原因となっています。
食欲が増す
生理前や生理中は、体が子供を育てるためにたくさんの栄養を蓄えようとします。そのため、この時期になると食欲が増して、つい食べすぎてしまうこともあります。
イライラからくる暴飲暴食
生理前から生理中にかけては、PMSというものが原因で情緒不安定になったりイライラしやすくなったりします。
このようなイライラを解消するために、暴飲暴食をしてしまう人が多く、これがきっかけで太ってしまうことがあるようです。
この時期になるとダイエットをしていてもなかなか効果が見られず、それどころか逆に体重がふえてしまうことも。そのようなもどかしさもイライラの原因となっているようです。
ストレスを感じやすい
生理前から生理中は、PMSによってストレスを感じやすい時期です。ストレスは、ダイエットに大きな影響を与えます。ストレスを感じることで体の機能が衰え、太りやすく痩せにくくなってしまうのです。
また、ストレスからくる暴飲暴食も、ダイエットの妨げとなっている可能性があります。
体の代謝がおちる
生理前や生理中の女性の体の中は、赤ちゃんを育てるための体制となっています。赤ちゃんを健康に育てるためには、栄養が必要です。そのため、少しの食べ物でも栄養を蓄えられるように、体の代謝を一時的に落とします。
運動をしても思うように効果が見られないのは、代謝が落ちていることが原因の可能性があります。
生理が始まる前からのケアも大切
生理中は、どうしても太りやすい傾向にあります。これは、体の正常な働きによるもの。
そんな太りやすい生理中に向けて、生理前から体のケアをしていくことで、生理中でもダイエットの果を感じ続けることが出来る可能性があります。そのキーポイントとなるのが、豆乳です。
その方法は、豆乳を生理が始まる前の7日から10日間毎日豆乳を200ml飲むだけというとても簡単なものです。豆乳の中に含まれる大豆イソフラボンが、生理で乱れたホルモンバランスを整え、余分な脂肪分や水分を溜め込みにくくするのです。
ダイエットをしていて、生理が始まるといつもリバウンドしてしまうという人は、この方法を試してみると良いでしょう。
生理中の運動や筋トレは何がおすすめ?
生理中は、体がとてもデリケートです。生理痛などで思うように動けないこともありますし、出血を伴っている状態であるため、運動をすることで体調が悪くなってしまう可能性もあります。
そのため、生理中に運動をする際には、あまりハードなものは控えた方が良いといえるでしょう。生理中には、リラックス効果もあるヨガやストレッチがおすすめです。
ヨガは、程よく筋肉を使うため体を引き締める効果があるだけでなく、体に酸素を取り込むことでリラックス状態にしたり、活性化させたりする効果もあります。イライラしやすい生理中の運動として最適です。
ウォーキングやジョギングをする際には、いつもよりもペースを落としたり距離や時間を短くしたりするなどして、無理のないようにしましょう。
運動をする際には、休憩と水分補給をこまめにとり、いつもよりもハードルを下げた運動を心がけましょう。
食欲がわきやすい生理中にぴったりの食事
生理中は食欲がわきやすく、つい食べ過ぎてしまうことが多い時期です。また、食事制限をしてもこれまでのような効果を感じられないため、この時期にダイエットを断念してたくさん食べてしまうこともあります。
生理中に食欲が出やすかったりダイエット効果が見られなかったりするのは、体が正常に働いている証拠。ごく自然な働きなのです。
ポイントは、この食欲とうまく付き合っていくことです。
お腹がすいたからといって、好きなものばかりをたくさん食べていては太ってしまって当然です。お腹を満たす食べ物に気を使うことで、食べ過ぎてしまってもある程度は太りにくくすることができます。
体を温める根菜や温野菜・赤身肉や鶏肉・豆類などのような良質なたんぱく質を摂取するようにしましょう。スナック菓子やスイーツなどでお腹を満たすのは、できるだけ避けましょう。
少量を小分けに食べる
生理中は、さっき食べたばかりなのにもうお腹がすいてしまっているということがよくあります。お腹がすくたびに好きなだけ食べていると、どんどん太ってしまい、これまでのダイエットも水の泡です。
食欲の多い時期は、1回の食事量を少量にして、食べる回数を増やすようにすると良いでしょう。1日に食べる総カロリーを計算し、それを6等分程度にするのがおすすめです。
そうすることで、お腹がすくたびに何かを口に入れることが出来るため、ストレスも少ない上にカロリーオーバーをしてしまう心配も少なくなります。
甘いものは食後30分以内に
生理中は、無性に甘いものが食べたくなってしまうことがあります。甘いものは、糖分が多くとりすぎると太ってしまいます。
しかし、我慢のしすぎはダイエットが長続きしなくなってしまう可能性があるため、甘いものをとる時間に気をつけるようにしましょう。
生理中に甘いものを食べたくなった場合には、できるだけ食後30分以内に食べるようにしましょう。食後30分以内に食べることで、血糖値の急上昇を防ぐことができるため、体重の増加を抑えることが期待できます。
生理中の睡眠が痩せやすい体を作る!
睡眠は、ダイエットにかなりの影響があります。質の良い睡眠をとることで、イライラが軽減され、結果的に痩せやすい体質になるのです。
また睡眠不足が続くと、基礎代謝が落ちてしまいます。基礎代謝が落ちると、体の血のめぐりが悪くなり、老廃物を溜め込みやすくなったりむくみやすくなったりします。
さらに、エネルギーを燃焼する力も衰えるため、ダイエットの効果が出にくくなってしまいます。生理中は、デリケートな体をしっかりと休ませて、リセットさせる期間だと思って、質の良い睡眠を得ることに重点を置くのがおすすめです。
生理中の過ごし方が、ダイエットの鍵となる!
生理中は、ダイエットをしても変化が見られないため、つい気を抜いてしまいがちです。しかし、生理中の食生活・運動・睡眠が、その後のダイエットの大きな鍵となるのです。
生理中は「リセット」の時期。このリセットの時期に、体の中身もリセットすることで、ダイエットの効果が出やすい体へと変わっていくのです。
ダイエットを成功させたいのであれば、生理中の生活にこそ目を向けてみるようにしましょう。
(監修:Doctors Me 医師)