簡単! クロワッサンロール
外側はこんがり、中は密度の濃いクロワッサン生地に生クリームのフィリングを入れ、チョコレートでコーティングしたクロワッサンロール。
本来はデニッシュ生地で作りますが、今回は手に入りやすい冷凍パイシートを使い、材料も5つだけ。特別な器具を使わずに簡単にクロワッサンロールが作れるレシピにしてみました。どうぞお試しください。
材料(直径8cmのクロワッサンロール1個)
冷凍パイシート:1枚
卵:1個
チョコレート:1/3枚
生クリーム:50ml
グラニュー糖:小さじ1
作り方・手順
所要時間:60分

冷凍パイシートを冷蔵庫で解凍します(目安は約1時間)。まな板に打ち粉をし、冷凍パイシートを4等分にカットします。

手前から順に巻いていき、4枚全てを使って1つのクロワッサンロールに成形します。

セルクル(高さ3cm、直径8cm)の型に入れ、オーブンペーパーを敷いた天板にのせ、溶き卵を上に塗ります。型がない場合は、直径8cmの紙で作った型にアルミホイルを巻いたもので代用できます(写真はアルミホイルを巻いて作った型を使用しています)。

クロワッサンロールの上にオーブンペーパーをのせ、底が平らなケーキ型(写真はスクエア型)を上部が膨らまないように重しとしてのせ、予熱しておいた220度のオーブンで20分焼きます。

20分焼いたらひっくり返して、裏面にも卵液を塗ります。再度、オーブンペーパー、ケーキ型の重しをのせて、220度で20分焼きます。焼き上がったら型から外し、ケーキクーラーの上で粗熱を取ります。

生クリームにグラニュー糖を加え、ツノが立つまで泡立てます。冷めたクロワッサンロールの上部3箇所に穴を開け、穴から絞り袋に入れた生クリームを詰めます。写真のようにセルクル型に立てると作業がしやすいです。

板チョコレートを600wの電子レンジに40秒かけます。チョコレートが溶けたら、生クリームを詰めた穴の部分をチョコレートでデコレーションします。お好みでアラザン(分量外)などトッピングをつけてください。チョコレートが乾いたら出来上がりです。
ワンポイントアドバイス
クロワッサンロールは冷めると冷凍パイシートに使用されているバターが固くなるものもあります。
粗熱が取れたら、箸などでクリームを絞る穴を開け、中にクリームを入れるスペースを作りましょう。出来上がったクロワッサンロールは生クリームを使っているので、冷蔵庫で保管し、早めに食べ切るようにしてください。冷凍保存も可能です。
執筆者:小松 喜美(お菓子ガイド)