秋から冬にかけて人気のお芋と栗のスイーツ。ローソンでは11月に入り、またまた新作のスイーツが登場。「渋皮マロンクリームシュー」「どらもっち 蜜いも」「一粒栗のマロンカヌレ」「イタリアンマロンワッフルコーン」の4品が販売されています。
2種類のマロンクリームが入った濃厚なシュークリーム

4品のなかから栗好きな筆者が選んだのは、「渋皮マロンクリームシュー」(税込235円)。ローソンの公式サイトには、『濃厚&軽い食感、2種類のマロンクリームを重ねた秋の味覚を存分に楽しめるシュークリーム』と説明があります。
ごろごろアーモンドが主役級のインパクト

シュー生地の表面にはマロン風味チョコレートが掛かり、キャンディング(飴かけ)アーモンドがたっぷりトッピングされています。ブラウン色の見た目からも秋を感じますね。
まるで「栗のあん」のようなねっとりとした濃厚さ

中は、マロンクリームとマロンホイップクリームが2層になっています。マロンクリームはややもったりとして、クリームというよりは「あん」のようなテクスチャー。商品名の「渋皮マロン」を連想させるような風味豊かな味わいです。
マロンホイップクリームは、味わいも食感も軽やか

対してマロンホイップクリームは、やさしいマロンの風味を感じる軽やかな口どけ。ミルク感もそこまで強くないので、栗の味わいが引き立っています。
アーモンドの香ばしさと歯ざわりが強力なアクセントに

濃いブラウンのシュー生地は、小麦ふすまを加えているようで素朴な味わい。クリームと生地を一緒に食べると、トッピングのキャンディングアーモンドの食感と香ばしさが前面に感じられ、ややマロンの風味は控えめな印象に。商品名を「渋皮マロンとナッツのシュークリーム」としてもいいくらい、アーモンドの存在感が際立っていました。
栗スイーツは近年人気なこともあり、ローソンをはじめコンビニでもさまざまなバリエーションが登場しています。「渋皮マロンクリームシュー」も、モンブランやタルトとは違った栗のおいしさを楽しめるスイーツなので、ぜひお試しください。
飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。
執筆者:笹木 理恵(フードライター)