乳がんとは?
まず乳がんとはどういった病気なのでしょうか。乳がんは女性ホルモンであるエストロゲンが増殖し、乳房内にある乳腺や乳管に発生するがんです。血糖値を下げる働きをするインスリンも関与しています。
発症しやすい人の特徴としては、初潮が早い(11歳以下)、閉経が遅い(55歳以上)、出産、授乳経験がない人はリスクが高くなります。さらに5~10%は遺伝性の乳がんであるとも言われています。またがんができる箇所は、乳房の外側が最も多く次に内側の上方が多く、まれですが男性にも発症する可能性はあります。
では乳がんの予防と対策にはどういったものがあるのでしょうか。
1.適正な体重を維持する
肥満体型の人は脂肪細胞が多くなる為、乳がんに影響を及ぼすエストロゲンの分泌が増えてしまうリスクが高くなります。特に閉経後は過体重を改善して体重を適正な数値に保つことが大切です。
肥満の目安として体格指数(BMI)が使用されます。これは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)という式で求めることができます。日本ならこの指数が25以上だと肥満とされています。閉経後にBMIが高いと乳がんの発症率は高くなります。BMIの数値が1%増えるごとに発症率は4%増える、といった研究結果も。
しかしだからと言って痩せすぎも乳がんになるリスクを高めてしまうので注意しましょうね。BMIの適正値は18.5~25。まずは自分のBMIを確かめて下さいね。
2.喫煙をしない
喫煙者は非喫煙者に比べて乳がんの発生リスクが増加するとされています。また自分が吸っていなくても周りの人が吸っていれば注意が必要です。
どんな病気にも言えることですが生活習慣は健康づくり。喫煙は乳がんに限らず、肺がんや喉頭がんなどの病気を招く原因にもなりますよ。
3.適正な食事を心がける
生クリーム、チーズなどは飽和脂肪酸がたくさん含まれており、食べ過ぎると乳がんの原因を作りだしてしまう可能性がありますので、よく注意してみましょう。他にも過度のアルコールもNGなものです。
また大豆の中に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た化学構造をもっています。そのため大豆成分を摂ることで、エストロゲンの働きを弱めて、予防する効果があるのです。ただし、イソフラボンは多ければ多いほど良いわけではなく、1日40mg程度が適切だといわれています。
4.定期的な健診
乳がんはセルフチェックも肝心ですが、自分で発見するのは難しいもの。早期発見の為に月に1回は検診を受けるようにしましょう。乳房を見て触って診断する視触診、乳房のX線検査のマンモグラヒィ、乳房に超音波をあてて内部からのエコーを映して異常の有無を調べる超音(エコー)検査などの種類があります。
乳腺外来や外科で受診することが出来ますよ。
いかがでしたか。
「これをすれば絶対に発症しない」という確実な方法はありませんが、病気になるリスクは減らすことができます。他人事と思わないことが大切ですよ。(エディタ(Editor):dutyadmin)


