カンボジアのロン島ってご存知ですか?

世界遺産のアンコールワットが有名なカンボジアですが、欧米人に大人気のリゾート、ロン島もあります。
テレビ『旅猿』(日本テレビ系列 2014年4月20日放送)で、岡村たちが訪れ、ビーチにあふれるイケメン欧米人の多さに驚愕している様子を観て……、婚活中の筆者は旅行を決意しました!(初公開日2018年5月9日 情報は取材当時)
が、とんでもない悲劇が待ち受けていたのです。
アンコールワットは見ておきたいと、遺跡のあるシェムリアップから入り、ロン島のある南のシアヌークビルまで行こうと計画。
10数時間のフライトを終え、夜にシェムリアップに到着。翌日朝一のアンコールワットは2日酔いで、あまり記憶がないのですが(笑)。
そして深夜、バスでシアヌークビルに向かいます。その寝台が狭く、2人部屋のスペースは1畳もない。ぴったりくっついて、膝を曲げ横になれる程度。
厳しい! でも寝ればいっか! 迎え酒もあいまって、数時間は寝れたものの、中間地点で乗り換えたワンボックスカーでは、明らかに定員オーバー状態で、すし詰めにされ身動きできないまま残り6時間の地獄の移動をしました(泣)。
休憩のトイレもいわゆるボットン便所で、おまけに汚過ぎて、野外で用を済ませる30代女2人。
腰もバキバキになり、やっとの思いで昼にシアヌークビルに到着。ホテルまでトゥクトゥク(3輪タクシー)で移動しましたが、砂埃で息が苦しい……とマスクをすると、マスクはすぐに砂埃で真っ茶色に(苦)!
シアヌークビルのビーチは観光地過ぎてイマイチでした。そして泥のように眠り……翌朝スピードボートでロン島へ。(もちろん乗り心地最悪で酔い止め必須!)
カンボジアに来て早4日目、ついに念願のイケメンパラダイスへ!
島に降りてビビったのが、道が全く整備されていないところ、スーツケースが砂浜にハマって進めやしない……、ビーチ沿いに宿がたくさんありますが、仕方なく船着き場前の宿に泊まる事に。
筆者「そんな事はいいんだ! イケメンはどこ~!?」
友人「キャー! イケメン! そこにもあそこにも♪」
イケメンパラダイスの噂は本当で、どこもかしこも欧米人のイケメンだらけ。ですが期待していたのと何かが違う!?
皆さんお肌がツヤツヤ。20代前半くらい? 下手したら10代!? そして揃って大きなリュックを背負って……。
そう。ロン島はバックパッカーの聖地だったのです!
毎夜若者たちがドンチャン騒ぎをしているからか、砂浜はゴミだらけ、ビーチもお世辞にもキレイとは言えない。
立ち尽くす30代女子でしたが、満喫するしかないと、アイランドホッピングと夜光プランクトン鑑賞のツアーに参加したのですが、それも地獄だったのです。

世界遺産のアンコールワットが有名なカンボジアですが、欧米人に大人気のリゾート、ロン島もあります。
テレビ『旅猿』(日本テレビ系列 2014年4月20日放送)で、岡村たちが訪れ、ビーチにあふれるイケメン欧米人の多さに驚愕している様子を観て……、婚活中の筆者は旅行を決意しました!(初公開日2018年5月9日 情報は取材当時)
が、とんでもない悲劇が待ち受けていたのです。
目的地までの移動がヤバイ
アンコールワットは見ておきたいと、遺跡のあるシェムリアップから入り、ロン島のある南のシアヌークビルまで行こうと計画。
10数時間のフライトを終え、夜にシェムリアップに到着。翌日朝一のアンコールワットは2日酔いで、あまり記憶がないのですが(笑)。
そして深夜、バスでシアヌークビルに向かいます。その寝台が狭く、2人部屋のスペースは1畳もない。ぴったりくっついて、膝を曲げ横になれる程度。
厳しい! でも寝ればいっか! 迎え酒もあいまって、数時間は寝れたものの、中間地点で乗り換えたワンボックスカーでは、明らかに定員オーバー状態で、すし詰めにされ身動きできないまま残り6時間の地獄の移動をしました(泣)。
休憩のトイレもいわゆるボットン便所で、おまけに汚過ぎて、野外で用を済ませる30代女2人。
腰もバキバキになり、やっとの思いで昼にシアヌークビルに到着。ホテルまでトゥクトゥク(3輪タクシー)で移動しましたが、砂埃で息が苦しい……とマスクをすると、マスクはすぐに砂埃で真っ茶色に(苦)!
シアヌークビルのビーチは観光地過ぎてイマイチでした。そして泥のように眠り……翌朝スピードボートでロン島へ。(もちろん乗り心地最悪で酔い止め必須!)
ロン島のイケメンの正体とは
カンボジアに来て早4日目、ついに念願のイケメンパラダイスへ!
島に降りてビビったのが、道が全く整備されていないところ、スーツケースが砂浜にハマって進めやしない……、ビーチ沿いに宿がたくさんありますが、仕方なく船着き場前の宿に泊まる事に。
筆者「そんな事はいいんだ! イケメンはどこ~!?」
友人「キャー! イケメン! そこにもあそこにも♪」
イケメンパラダイスの噂は本当で、どこもかしこも欧米人のイケメンだらけ。ですが期待していたのと何かが違う!?
皆さんお肌がツヤツヤ。20代前半くらい? 下手したら10代!? そして揃って大きなリュックを背負って……。
そう。ロン島はバックパッカーの聖地だったのです!
毎夜若者たちがドンチャン騒ぎをしているからか、砂浜はゴミだらけ、ビーチもお世辞にもキレイとは言えない。
立ち尽くす30代女子でしたが、満喫するしかないと、アイランドホッピングと夜光プランクトン鑑賞のツアーに参加したのですが、それも地獄だったのです。
ハードな電波少年的旅行は続く
その地獄の内容とは…
・アイランドホッピング
ロン島のさらに先のキレイな離島に行くBBQ付きツアー!
しかし、BBQはボートで自ら釣りをして釣った魚を焼いて食べるという自給自足スタイル。揺れの激しいボートで、船酔いで吐きまくりながら、必死で釣りをして(釣れず)、しまいにはガイドの兄ちゃんに「No fishing. No BBQ!」と怒られる始末(泣)。

兄ちゃんが釣った魚は美味しく、離島の海はとてもキレイでしたが。
・夜光プランクトン
夜中にボートで沖まで運ばれ、暗闇の海の中のプランクトンを鑑賞します。突き落とされはしませんが、浮き輪も救命胴衣なく、自ら飛び込んで潜るという完全セルフサービススタイル。
筆者も友人も泳ぎに自信がなくボートの上で震えていました(恐怖と冷え)。
ロン島のツアーはセルフサービスのキツイモノばかり、しかし地獄はそれだけじゃなく。
カード払いできず、夜は騒音で色々キツイ
・クレカが使えない
さらにまいったのがクレジットカードを使えるところが全然なく、ギリギリの現金(US$)しか持ち合わせていなかったため、物価が安く贅沢三昧できるはずのカンボジアでまさかの超節約旅行をするコトに!
・夜は眠れない
夜は夜でビーチ中にあるクラブの爆音が響き渡り、うるさくて全く寝れず(泣)。
バックパッカーの若者たちは早起きなんてしないでしょうが、こちとら疲れてるんじゃ~! と心で叫びながら、一睡もせず朝を迎えました。
…と、30代女子にはハードな電波少年的な旅行でした。
10代~20代でキャピキャピしてて、体力もあった時に行っていれば楽しめたんだろうなぁ~と改めて自分の老いとも向き合いました(涙)。
それにしてもテレビで観たイケメンパラダイスから思い描く、リゾート旅行とはかけ離れていましたね。正に百聞は一見にしかずですね。
―シリーズ 旅行のヒサンな話―
<TEXT&PHOTO/白戸ミフル イラスト/やましたともこ>
白戸ミフル
合コンに累計2,500回参加(今も記録更新中)した合コン漫画家。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』
Twitter:@takara0722
Twitter:@takara0722
(エディタ(Editor):dutyadmin)








