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不妊治療を断念したタイミングで猫を迎えた。保護猫あんずちゃんとの癒しの日々 | ビュー

時刻(time):2023-04-30 16:35源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
【 今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.105】 「不妊治療を断念したタイミングで、猫を迎えようと決めました。あんずは、私にとって生きる希望です」 そう話すのは、あんずちゃんの飼い主であるasyme_anzu821( @asyme_anzu821 )さん。 キジトラのあんずちゃん 飼い主さんは、里親募集サイトで、あんずちゃんと出会い、それまでの自暴自棄だった生活が一

今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.105】

「不妊治療を断念したタイミングで、猫を迎えようと決めました。あんずは、私にとって生きる希望です」

 そう話すのは、あんずちゃんの飼い主であるasyme_anzu821(@asyme_anzu821)さん。

キジトラのあんずちゃん

キジトラのあんずちゃん

 飼い主さんは、里親募集サイトで、あんずちゃんと出会い、それまでの自暴自棄だった生活が一変しました。

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里親募集サイトで出会った「小眼球」の猫


 猫と暮らしたい――。不妊治療を断念した後、飼い主さんはそう思い、在住区で募集されている1歳くらいの猫を里親募集サイトで検索。その時、見かけたのがあんずちゃんでした。


 あんずちゃんは、保護主さん宅の倉庫で子猫を出産していたところを保護された子。当初はTNR(意味:野良猫を捕獲し、去勢手術を行い、元の場所に戻すこと)される予定でしたが、人馴れしていることや片目が小眼球であること、他の野良猫にいじめられていたことから里親を探すことに。

 この子にも里親が見つかってほしい。その時はそう思い、サイトを閉じましたが、後日、再びサイトを開き、同じ条件で検索をすると、あんずちゃんのみがヒット。

うっとりこちらを見つめる
 偶然にも、その日は掲載が終了する当日。大好きだった祖母宅の亡き愛猫と同じキジトラでもあったことから、「この子は運命の子で、私が幸せにしなきゃいけないんじゃないか」と思い、保護主さんに連絡をしたそうです。

「まさか、本当に目の不自由な子をお迎えするとは思っていませんでしたが、以前からSNSなどで目が不自由でも幸せに暮らしている子をたくさん見ていました。里親サイトの紹介文に『片目が小眼球ですが、生活に支障はございません』と書かれており、写真もかわいかったので、目は特に気になりませんでした」






お迎え当初は夜泣きも。徐々に慣れていった


 お迎えした当日、あんずちゃんはケージの中から飼い主さんをじっと観察。

お迎え当初は一度だけ威嚇
 一度だけ威嚇されましたが、お迎え翌日には猫じゃらしで遊び、撫でさせてもくれました。

怖い時はカーテンの後ろに

怖い時はカーテンの後ろを避難場所にするようになった

「保護主さん宅では子猫と成猫と3匹で過ごし、自分の子だけでなく、他の子も毛づくろいして面倒をみていたそうです。だから寂しかったのか、深夜の夜泣きは3日間くらい続きました。早く慣れてもらうため、お迎え後3日間は仕事を入れず、一緒にいました」













「小眼球」はこの子のチャームポイント


 視界は狭そうなものの、あんずちゃんの目はちゃんと見えており、特別なケアも必要なし。過去には目薬を処方してもらいましたが、ストレスからか食事をしなくなり、嘔吐が見られて入院。内臓の一部が腫れて手術となったため、獣医師と相談し、目薬なしで現状維持ができると判断され、処方はなくなりました。

食欲が落ちてしまった頃

食欲が落ちてしまった頃

「目ヤニが出やすいですが、自力で取っています。こびりついたものは、コットンをお湯で湿らせて拭きますね」

 キャットタワーはあんずちゃんが見えづらそうに感じたため、天井までのステップ型から足場の広い低めのものに変更。

キャットタワーで決めポーズ
 これにより、あんずちゃんは頂上まで登れ、隣接しているコレクションケースの上で誇らしい顔を見せてくれるようになりました。

「初めて猫を迎える方は、目薬などが必要であると荷が重いと感じるかもしれませんが、保護猫を迎えたいと思った時は、声がかかりにくい目の不自由な子のお迎えも頭の片隅に置いてほしい。私はあんずの目はチャームポイントだ、迎えてよかったと心から思っています」






二足立ちなどのコミカルなポーズで笑いを振りまく


ジャンプが大得意

ジャンプが大得意

 念願の猫ライフは、想像以上に笑顔溢れるもの。お気に入りのおもちゃを咥えながら持ってきては「ワン!」と犬のように鳴いたり、遊びに夢中になって二足立ちや数歩歩いたりする、あんずちゃんの姿に日々、頬を緩めています。

鏡の中の自分が気になることも

鏡の中の自分が気になることも

「おもちゃをベッドに持ってきては、一緒に寝ていることもよくあります。あんずはニャーではなく、ワンワンやヤンヤンと言う(笑)。小眼球だからか表情が豊かなので、いろんな写真を撮ってLINEスタンプを作り、家族間で送り合っています」

かわいすぎる二足立ち姿

かわいすぎる二足立ち姿














“人語”も見事にマスター!毎朝起こしてくれることも


 最近では、あんずちゃんが自ら膝に乗り、2~3時間ほど寝てくれるようになり、飼い主案は歓喜。痺れるおしりも、なんのその。幸せを噛み締めています。

膝の上でスヤスヤ
 そして、驚くべきことに、あんずちゃんは人語が分かるようです。それは毎朝、起こしにきてくれるあんずちゃんが、いつもより1時間早くベッドにきた時のこと。

 飼い主さんは時計を見せ、起こしにくる時間が間違っていることを伝え、「時計の針が7のところにきたら起こして」と頼んで、夢の中へ。すると、1時間後、あんずちゃんは本当に起こしにきてくれたのだとか。

人語もマスターしているあんずちゃん
「眼鏡をかけたら起きたと見なしているみたいで、眼鏡を頭に落としたり、リモコンを踏んで照明を全灯にしたりもします。ちなみに、就寝中は一切起こしにきません」

 猫を迎えたことで、心身共に健康的な生活を送れるようになった飼い主さん。あんずちゃんは飼い主さんにとって、生きる意味になっています。

”生きる意味”であるあんずちゃん
「不妊治療を断念してからは昼過ぎまで寝てダラダラしてお酒を飲み、適当に生きていたのですが、今は休日もほぼ同じ時間にあんずが起こしてくれるので、朝から一緒に遊んだり掃除をしたりと、ちゃんとした生活が送れています。あんずと遊びながら飲むお酒は、最高においしいです(笑)」

 一緒に長生きしようね――。あんずちゃんは自由奔放な姿を見せながら、飼い主さんにそう語りかけているような気がします。

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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291



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