「お腹いっぱい食べたのにどうしてデザートは食べられるのかしら?」と疑問に思ったことはありませんか?
確かにバイキングや飲み会でお腹いっぱい食べたのに、その後にデザートを見ると、食べたくなりますよね。実は別腹が生まれるのは偽の食欲のせいなんだとか。
そこで今回は別腹が生まれる理由と対策方法をご紹介します。
◆別腹の正体
人間は空腹かどうか関係なく、美味しそうなものを見ると「オレキシン」というホルモンが分泌されます。
すると、消化器官の活動が活発になり、胃が筋肉を緩ませて食べたものを小腸に運ぶように動くのだとか。
そのためデザートが入るスペースができ、別腹が生まれてしまうのです。
さらに、女性は美味しいものを食べた時、脳内に「エンドルフィン」という物質を分泌することから記憶に刻まれることから、食欲に繋がりやすくなっているのです。
●腹八分目を心がける
別腹を生み出さないために、まずは満腹になる食事をやめるようにしましょう。
ビュッフェではたくさんの種類を少しずつ取り分けるのがベスト。
品数を多くすることで視覚的に楽しむことができるし、食事の時間を長くすることができるため、少ない量でも自然と満腹状態になりますよ。
「元をとらなくては」と張り切って、大量に食べるとおデブに近づいていくことを忘れないでくださいね。
●王道の時間帯を避ける
お昼12時や15時になると、急にお腹が空いたりしませんか?
実は、記憶や視覚によって空腹状態を引き起こしているのだとか。そのため、数字やグルメ番組を見るとお腹が急に空いてしまうようです。
かと言って12時にデザートつきでお腹いっぱい食べ、15時におやつを食べてしまえばカロリーオーバーになってしまいますよね。
そこで、王道の時間帯にご飯を食べるのを避けてみてはいかがでしょう。
例えば昼食のピークが過ぎた13~14時頃にランチをとります。
人が少ないため、誘惑が少なくて済みますし、15時頃のおやつも避けるようになりますよ。
また「BMAL1」細胞も数が減っているため、ガッツリしたものでも脂肪を溜めにくくしてくれます。
●あえて先にデザートを食べる
バイキングに行くとたくさん食べてしまいがちに。
さらにその後に別腹でデザートを食べたら、カロリーオーバーになってしまうのではないでしょうか?
別腹を生み出さないためにもあえてデザートは先に食べるようにしましょう。
サラダを先に食べた後にデザートにすると、血糖値の急上昇を防ぐことができるため、脂肪を溜めにくくすることができますよ。
デザートを先に食べることで脳が満足し、苦しい思いをせずにビュッフェを楽しむことができます。
いかがでしたか?
今回は別腹がなぜ生まれるのかと、対策方法をご紹介しました。
「甘いものは別腹だから」と言って食事を楽しむのも良いですが、別腹を作ることで、おデブにも近づくという認識を持つようにしましょう。
ぜひ参考にして別腹を生み出さない食事を楽しむようにしてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

