「この運動をどのくらいすれば何キロカロリー消費できるの?」、と多くのダイエッターは疑問に思っていることでしょう。
しかし「ゆっくり30分間走って150キロカロリーの消費ができる」と聞いた時、多くの人は「たったこれだけ?」と思うはずです。しかし、実は消費カロリーは奥深いものなんですよ。
今回は消費カロリーに隠された秘密をご紹介します。
◆消費カロリーは2つある
そもそもダイエットは食事による摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増やすことで効果を出すことができます。
消費カロリーには2種類あり、運動によって消費される生活活動代謝と、体温の維持をするのに使われる基礎代謝に分けられます。
1日の活動に使われる消費エネルギーは基礎代謝がおよそ70%に対して、運動による生活活動代謝は30%ほどしかないのだとか。
そのため、どんなに運動を頑張っても直接影響することは少ないのだそう。
「それでは運動する意味がない」と感じるかもしれませんが、運動を続けることで、ダイエットに大きな効果を与えることができます。
◆運動して得られる効果
運動することで、確かに消費カロリーは少ないと感じるかもしれませんが、それは表面的な効果なだけ。
実際は運動後にも脂肪を分解する働きがあったり、代謝を上げたりする働きがあります。
また筋肉が作られることから、血行が良くなって体温を上げることができます。
すると長期的に代謝を上げることができるため、ダイエットの効果を上げることができますよ。
つまり運動によって直接消費されるカロリーよりも、運動後に消費されるカロリーの方が大きくなるのです。
消費カロリーにこだわって運動するのではなく、消費カロリーが少ないものでも運動を続けることが大切です。
◆効率よく有酸素運動をする方法
運動にも有酸素運動と、無酸素運動の2種類があります。
有酸素運動はウォーキングやジョギング、水泳などがあり、有酸素運動をすることで脂肪を効率良く燃やすことができますよ。
よく有酸素運動は20分以上行わないと脂肪が燃えないと言われていますが、実は嘘なのだとか。
もちろん長く運動すればするほど脂肪は燃やされやすくなりますが、短時間の運動でも脂肪を燃やすのに効果があります。
運動する時間がない人は、ちょっとした運動を行うようにしたいですね。
◆効率よく無酸素運動をする方法
ウォーキングや水泳など、体を動かす有酸素運動とは違い、無酸素運動は筋肉を増やし基礎代謝を上げる効果があります。
筋トレをすることで血行が促進され、脂肪の分解を促進することができます。
さらに基礎代謝が増えることから日常生活のエネルギー消費量をアップさせることができますよ。
いかがでしたか?
今回は消費カロリーの秘密についてご紹介しました。
ダイエットを始めると、どうしても消費カロリーの大きい物を選んでしまいがち。
自分に合っていない場合、体調を崩したり挫折したりする原因に繋がります。
消費カロリーが少ないものでも続けることでしっかりダイエット効果を出すことができますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

