リラックスしながら手の平で自分のカラダを撫でて、ボディをセルフ矯正する方法があります。
その方法のポイントは、カラダのつくりに沿うこと。そして、ある“通り道”を意識すること。実は、その“通り道”とは「経絡(けいらく)」のことなんです。東洋医学では「気」が流れる道といわれています。「え~こんなに簡単でいいの?」と思ってしまうほど楽ちんで気持ち良くて、しかも、すっきり綺麗なボディラインが手に入りますよ。早速、ご紹介しましょう。
◆二の腕スッキリ撫で
脇の横から手首まで “腕の内側”を手の平で撫でます。そして、同じ手で往復するように、今度は“腕の外側”を手首から肩先まで撫でます。
経絡はツボを線で結んでいるので、撫でる線上のツボが刺激されて何とも気持ち良いはずです。心地よい強さと回数でどうぞ。撫で終わったあとは腕の老廃物も疲れもとれてスッキリしますよ。
◆肋骨の撫で閉じ
年齢を重ねると次第に肋骨が開いてアンダーバストが大きくなります。でも実は、呼吸が浅かったり、姿勢が悪かったり、睡眠不足でも肋骨は開いてしまうのだとか。そんな状況を打破するためには「肋骨の撫で閉じ」です。
ただし!肋骨はとても繊細なので“優しく”撫でましょう。両手の平で同時に“バスト下の脇から→おへその上に向かって”まるで肋骨を閉じるように“優しく”数回撫でます。ストレスや不眠症の緩和に役立つ「期門(きもん)」というツボも通りますよ。
◆内臓もどし撫で
人間の内臓は加齢によっても下がりますが、どんなに若くても姿勢が悪いと内臓が下がるため、「ポッコリお腹」現象を引き起こします。それを改善するためにも、内臓の位置を戻してあげましょう。
両手の平を交互に使い、“全て矢印がおへそに向かっているイメージで、お腹全体を撫でて”ください。内臓があるべき場所に戻してあげるイメージです。また、おへその横や下には便秘と冷えに効くツボが集まっています。
◆足の付け根スッキリ撫で
足やカラダのむくみに効果的な「足の付け根スッキリ撫で」で美脚を手に入れましょう。足の付け根には利尿作用があるツボがあります。
しかも、鼠径リンパ節があるので刺激することによりリンパの“つまり”を解消し、流れをスムーズにしてくれます。方法は、“両手の平で腰の外側から、足の付け根に沿って内側に向かい、交互に撫でる”だけ。老廃物を流し込むようなイメージで行いましょう。
◆お尻をキュと締め撫で
お尻をキュッと上げたい時は、“両手の平で同時に、腰の横からお尻の割れ目に向かって、お尻の形に沿い少し曲線を描いて撫でて”あげましょう。少し強めに撫でてもOKです。
お尻には「秩辺(ちっぺん)」という、引き締めてヒップアップしてくれるツボがあります。お尻をキュッと締めるイメージで撫でてあげると良いですよ。お尻全体を万遍なく行ってください。
◆仙骨を撫で撫で
仙骨は、お尻の割れ目のすぐ上に位置する骨のことです。この仙骨部分を、“両手の平で交互に撫で撫で”してあげてください。仙骨を撫でると子宮が温まるのでホルモンバランスを整えてくれます。
ホルモンバランスが整うと痩せやすいカラダになり、肌もプルプルになりますよ。また、生殖機能を高めてくれるので、色んな意味で潤いのある女になれちゃいます。
いかがでしたか?
撫でるタイミングと方法は、お風呂で石鹸を泡立てて、体中モコモコにしながら撫でる、もしくは、お風呂上りにボディクリームやオイルなどを使って撫でる、などがあります。気持ちの良い方を選んでお試しくださいね。
ただし、食後や飲酒後すぐに行うのは控えてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

