「ダイエットの秘訣はゆっくり良く噛んで食べること」。分かってはいるけれど、早く食べ終わっちゃうなんてことはありませんか？
しかし、なぜよく噛むことがダイエットに効果的なのか知っていますか？
そこで今回はなぜ噛むことがダイエット効果に繋がるのか、そして早食いを解消するコツをご紹介します。
◆なぜゆっくり噛むことがスリムに繋がるの？
そもそも食事をする時、食べ物を噛むことで唾液が分泌され、脳にある満腹中枢が刺激されるようになります。
脳が「満腹だ」と感じるのは食事を始めてから20分後なのだとか。
そのため、少ない量でもゆっくり食事をすることで、満腹感を感じることができるのです。
またよく噛むことで食べものが消化しやすくなり、体の負担を減らすことができるため、ダイエット効果を倍増することができますよ。
オススメは一口に30回噛むこと。しかし、早食いさんにとっては30回は難しい数字かもしれませんね。
しかしコツを身に付ければ噛む回数を増やすことができますよ。
●歯ごたえのあるもの選ぶ
ラーメンやうどんなどの麺類だと、あまり噛まずに飲み込むことが多いのではないでしょうか？
しかし歯ごたえのあるものなら噛む回数を自然に増やすことができますよね。
野菜サラダやきのこの炒めものなど歯ごたえを楽しめるものを選ぶようにしましょう。
水菜や白菜の「シャキシャキ」感やきくらげや軟骨などの「コリコリ」というような、噛むことで音がするものを選べば食事を楽しむことができますね。
●利きあごを変える
利き手、利き足があるように実は「利きあご」というものがあり、多くの人が片側で食べ物を噛んでいることが多いようです。
片側のあごで食べ物を食べ続けると、顔のバランスが崩れたり、顎関節症に繋がることもあるのだとか。
この機会を使ってどちらのあごでも物を食べられるように矯正しましょう。
最初は不慣れで食べるのに時間がかかり、少ない量でも満腹を感じやすくなるはずです。
大きくあごを動かして噛むと上手くいくだけでなく、小顔効果もあるので積極的にやりたいですね。
●品目を増やす
丼ものなどの1品料理だとその食事に集中してしまい、早く食べ終わってしまいますよね。
しかし、品目を増やすことで、自然と食事の時間を増やすことができます。
汁物や副菜を入れて食事の内容を充実させていきましょう。
この時に気をつけたいのが、どの料理でも均等に少しずつ食べていくこと。
箸をあちらこちらに移動させながら食べることで、自然と食事の時間を増やすことができます。
また視覚でも食べ物を見て刺激を受けるので、自然と満腹感を感じやすくなりますよ。
さらにバランス良く栄養を摂ることができるので満足感のあるダイエットができますね。
●水分は食べ終わってからとる
食事をする際、クセで食べ物を水や汁物で飲み込んでいませんか？
せっかく栄養バランスのとれた食事でも水分で流し込んでしまうと、噛む回数を減らしてしまいますよね。
噛む回数を増やしたいのであれば、食べ物をしっかり飲み込んでから汁物を飲むようにしましょう。
今回は早食いを卒業するコツをご紹介しました。
食べ方を変えることで食事量を減らすことができ、自然とダイエットにつながっていきますよ。
ぜひ参考にして早食いを解消してくださいね。(エディタ(Editor)：dutyadmin)
