【もくじ】

下半身太りの原因として、日常の動きに股関節を大きく動かす動きがないことが考えられます。
股関節の周りについた筋肉があまり動かされなくなると、本来の筋肉の機能がうまく働かなくなるため、筋肉が硬くなったり弱くなったりしてしまいます。
女性は特に出産後の骨盤ケアを怠ると骨盤が開いたままで下半身が大きく見えてしまうだけでなく、冷えが生じて全身の新陳代謝も落ちてしまいますので、下半身が太りやすくなります。
一般的な日常生活の動きを見ると、ほとんどの方が、普段下半身を大きく動かす動作が少ないと考えられますので、毎日無理なく続けられる運動を欠かさず行うよう心がけましょう。

下半身太りの原因とは?

なぜ、下半身が太くなってしまうのでしょうか。
それは、脚の骨と骨盤がつながる部分にある、股関節の動きに原因があるようです。

股関節は、全身の関節の中で最も大きい関節です。
座る、立つ、などの基本的動作の要となるのですが、実はほとんどの人が、この股関節を十分に動かせていないのです。
主に脚の運動時に動く股関節ですが、考えてみると、脚を大きく後ろに引くなどの動きは、日常生活ではあまりしませんよね。
この、“お尻を大きく後ろに引く”ために使うお尻の筋肉は、普段から積極的に使わないと、弱りやすく、脂肪がついてたるみやすくなります。
お尻の筋肉が弱ってしまうと、その代わりに太ももの外側にある筋肉を使ってしまうので、お尻だけでなく太ももまで太くなってしまい、下半身デブにつながるということです。
さらに股関節は骨盤の動きにも直結しており、やがてはお腹のたるみやぽっこり下腹にも影響してしまいます。

メカニズムと方法を解説

上記の原因から、下半身ダイエットには、“股関節”を意識することが成功への近道となるわけです。
そのメカニズムをもう少し詳しく説明すると、私たちは、移動中の電車内では席が空いたら即座に座り、オフィスに着いたらデスクワーク、お昼になったら当然、座って食べて…。と、とにかく1日の中で座り時間が長いですよね。
デスクワークではない方でも、長い立ち時間の中で、股関節を大きく動かすような、お尻の動きを感じられる動作はなかなかしないのではないでしょうか。
このような生活から、股関節の周りについた、「大臀筋」や「中臀筋」、「腸腰筋」などの筋肉があまり動かされず、硬くなったり弱ったりしてしまいます。
例えば、主にお尻を引き上げるときに使う「大臀筋」の筋肉が弱ればお尻が下がり、お尻の美しい丸みを作ってくれる「中臀筋」の筋肉が弱れば、お尻は薄く下がります。
「腸腰筋」が硬くなったり弱ったりすると、骨盤が後傾して姿勢が崩れ、姿勢が崩れて猫背になれば、お腹もたるんで悪循環に。
つまり、下半身ダイエットには、股関節周りについた筋肉を大きく使うこと。
これこそが、下半身デブの元、お尻や太もものたるみやセルライトに効果的ということです。

下半身ダイエットに効果がある“股関節ぐるぐるストレッチ”とは?

“股関節ぐるぐるストレッチ”は、その名の通り、股関節を大きくぐるぐる回す運動のことです。
仰向けや横になりながらできたり、椅子や壁などを支えにしながら行えるので、運動慣れしていない方でも簡単にできるエクササイズです。
お尻をぐるぐる大きく動かせば、お尻がキュッと引き上がり、太ももが細くなります。

下半身ダイエットの効果的!簡単な“股関節ぐるぐるストレッチ”の方法とは?

1.右手を壁につけて、まっすぐと立ちます。
2.左足を体の正面でなるべく高く持ち上げます。このとき、膝から下が開いたり閉じたりしないよう、膝の真下にかかとがくるようにします。
3.膝とかかとの位置をキープしたまま、股関節から大きく外回し、内回しを10回ずつ行います。反対側も同様に繰り返します。

この方法は、立った状態でも、四つん這いや仰向けに寝転んだ状態でもできるのでおすすめです。

いつもより動きを大きくすることが下半身ダイエット成功のポイント!

股関節ぐるぐるストレッチをするときは、骨盤は左右まっすぐに保ち、おへそは常に正面を向いているように注意しましょう。
脚を動かしながら体が動いてしまうと、股関節ではなく腰が動いてしまい、腰痛の原因となります。
また、膝の位置はかかとの真上にくるようにしましょう。
膝の位置がかかとより内に入ったり外に外れたりすると、お腹やお尻、太ももなどの下半身の力が抜けやすくなったり、逆に余分な力が入ってしまって、腰や膝に負担がかかってしまいます。
そして何より、どんな動きをするときも、とにかく“大きく動かす”ことを意識しましょう。
ストレッチやエクササイズの時間だけではなく、日常生活でも、いつもより動きを大きくして関節の動きを良くすると、硬くなった筋肉はほぐれて、弱った筋肉には刺激を与えることができます。

まとめ

普段、大きく動かすことがない下半身は、冷えやすく、脂肪がつきやすいため、毎日続けて運動することが大切です。
股関節ぐるぐるストレッチができない日でも、通勤途中に実践できる“大股歩き”だけでも習慣にして、毎日股関節を大きく動かす意識をつけると、お尻がキュッと引き上がり、太ももも引き締まって、下半身太りの予防になります。