
PMSって何?どうして起こるの?

PMSとは「月経前症候群」とも呼ばれる、生理二週間前から起こる心身の不調のことです。
症状としては、イライラや集中力の低下または気分の落ち込み。
ほかにも怠さや体が重いなどの精神的にも肉体的にも不調をきたす状態になります。
生理の開始または終了によって症状が落ち着くことが多く、症状にムラがあるので周りからなかなか理解されません。
例えば前日まで元気でも急に症状が出ることがあるので、周りからただ自己管理ができないだけと取られることが珍しくないんです。
それに生理は一般的に病気とは思われないので、症状を説明してもなかなか分かってもらえないケースもあります。
そんなPMSですが、原因は多岐に渡ります。以下に主な原因を書いていきますね。
1. 黄体ホルモンの増加による体調不良
黄体ホルモン増加によって、脳内物質や水分代謝に影響が出てしまい体調が悪くなってしまう人がいます。
生理前や生理中にむくみがひどくなってしまう人がいますよね。
それは水分代謝がうまくいっていない証拠なんですよ。
2. 卵胞ホルモンの分泌が減ることによるセロトニン不足

卵胞ホルモンの分泌が減ってしまうと、セロトニンという喜びや安心を与える物資が減ってしまいます。
落ち込みはPMSの症状の一つですね。
3.ビタミンやミネラルの欠乏
栄養の偏った食事によって、ビタミンやミネラルが減ってしまいPMSになってしまう人がいます。
また重症化の原因にもなるので、すでにPMSになってしまった人であっても食事に気をつけましょう。
4. ストレスによる症状の悪化

ストレスの増加によりPMSの発症および重症化が起こってしまう人がいます。
PMSを予防よび対処するためには、自分がストレスをためていないかを確認しましょう。
このようにいろいろな要因が重なって発症してしまうPMSですが、普段からの工夫で対処することが出来ます。
これから紹介する方法で普段からしっかり予防し、もし自分がPMSになってしまっても落ち着いて対応しましょう。
必要な栄養素を知って食事の観点からPMSに対処しよう

PMSに対処するには普段からの心掛けが大切です。具体的にはどういったものでしょうか?
上記でもふれたように、PMSの原因および重症化してしまう要因にビタミン不足とミネラル不足があります。
そのため食事を見直すことで改善が見込めるでしょう。
具体的に説明していきますね。
1. ビタミンB6

カツオやレバーなどに豊富に含まれているビタミンです。
貧血や落ち込みなどにとっても効果的です。
もし魚などが苦手な場合はバナナで対処しましょう。
2. ビタミンB2
卵や葉物野菜に含まれているビタミンです。
生理前にありがちな口内炎や吹き出物を防いでくれます。
3. ビタミンB12
貧血や眠気を抑えてくれます。
かきなどの貝類で取るのが効率的でしょう。
4. ミネラル

便秘やむくみを改善し、血の巡りをよくしてくれる効果があります。
ミネラルは114種存在し、その中でも必須ミネラルと呼ばれるものが16種あります。
そのすべてを食品から取るのは至難の業なので、市販のサプリメントから取るようにしましょう。
最近ではビタミンとミネラルが一緒になった、サプリメントも存在しているので便利なんですよ。
食事以外でもPMSに対処で対処できる!

食事から見直すのはPMSの予防および症状緩和に役立ちます。
とはいっても食事を見直すのは結構大変なことですし、料理をするのがどうしても面倒な人もいるでしょう。
そういった人にはほかの改善策が必要です。
食事以外の方法をご紹介しますね。
1. 有酸素運動を取り入れる
生理前は体に水分がたまり、むくみや血行不良などの問題が起こります。
特に血の巡りが悪くなるとPMSの症状が悪化するといわれているので、これを解消するのが大切なんですよ。
そこでおすすめできるのが有酸素運動です。
簡単なところからウォーキングが最適ですね。
運動といっても長時間する必要はなく、30分程度の軽いものでもOKです。
会社帰りにちょっと歩くだけでもだいぶ違うので、ぜひ気軽に有酸素運動をしてみて下さい。
2. 半身浴でリラックス

半身浴をするのもおすすめです。
半身浴は体の緊張とストレスを緩和してくれ、心身共にリラックスさせてくれます。
好きなアロマオイルを使うとさらにリラックス効果が高まりますね。
3. どうしても症状が緩和しなかったら、低用量ピルの使用が効率的
婦人科から低用量ピルをもらって服用するのもありですね。
低用量ピルとは排卵の抑制を行い、体を妊娠しているのと同じ状態にする薬のことです。
通常避妊薬として使われますが、PMSの症状緩和にも役立つことが分かっています。
どういうことかというと、PMSの原因は排卵に伴う黄体ホルモン増加などが要因の一つになっているので、排卵自体を抑制する低用量ピルを使用することにより症状が抑えられるんです。
生理特有の鈍痛にも効果があるので、PMSまでではないけどつらいなあ・・・と普段から感じている人も、ぜひ1度婦人科を受診してみてください。
PMSは女性にとってつらいものですが、その原因や対処法を知れば解決することが出来ます。
ぜひ食事に運動、低用量ピルの使用など自分に合った対処法をお試し下さいね。