
2016年11月4日放送、フジテレビ『その原因Xにあり』で取り上げられた「子宮冷え」。番組終了後にはネットでトレンドワード入りし、多くの女性が悩みを抱えていることが分かりました。
一体、子宮が冷えるとはどのような症状なのでしょうか?
女性を悩ます下半身太りの原因にもなりかねない「子宮冷え」について、医師にお伺いしてきました。
子宮冷えとは

大動脈は体幹部から足にかけて左右の総腸骨動脈に分岐します。これが更に外腸骨動脈と内腸骨動脈に分かれ、内腸骨動脈から子宮動脈が分岐しています。この子宮動脈の血行が悪くなると「子宮の冷え」に繋がります。
子宮冷えの原因

長時間正座したり、デスクワークなどを続けていると下半身の動脈が圧迫されるので結果として子宮も血流が悪くなります。
加齢
加齢とともに血管が劣化し血行も悪くなりがちで、子宮動脈も影響を受けることになります。
薄着
ファッションを重視しすぎて腹部や下半身を冷やしてしまう格好をすると下半身の血流が悪くなり、子宮も影響を受けます。
臀部の筋肉の疲労
お尻の筋肉が固くなるとその近辺を通る神経が影響をうけ、無用な血管収縮を招くことに繋がり、血流が悪くなる要因となります。
子宮冷えが招く体への悪影響や疾患について

下半身の血流が悪くなると下肢のむくみにつながります。
生理痛
骨盤部の血行が悪いと生理痛を悪化させる可能性があります。
不妊
特に東洋医学では体の冷えは不妊につながる可能性があると考えられています。
膀胱炎
子宮が冷えているということは骨盤部が冷えているということであり、膀胱炎なども起こしやすくなる可能性があります。
子宮冷えセルフチェック!
1. 手足などの末端が冷えている末端の手足が冷えている方は下半身も冷えていることが多いです。
2. 下腹部やお尻を触って冷たい
子宮部分が冷えている可能性が高いです。
3. 靴下をはかず薄着も多い
下半身を冷やす格好が多い方は要注意です。
4. 冷たいものが好き
冷たい飲み物などばかり摂取すると体の冷えに繋がります。
子宮を温めると良い効果について
便秘解消子宮をあたためることで腹部、骨盤部の血流が改善すると腸の血流改善にもつながり、便通がよくなります。
生理痛の軽減
生理痛の原因は血流だけではありませんが、血流改善が生理痛の軽減になる可能性があります。
免疫力の向上
骨盤部を温めることは腸の働きを良くし、免疫力の向上につながります。
女性ホルモンの分泌
子宮の血流がよいと卵巣の血流もよいということになるので、女性ホルモンの分泌に良い影響を与えます。
子宮冷えの改善方法

入浴は全身の血行を改善する基本となります。
靴下を履く
足の末端が冷えていると骨盤部の冷えにつながるので、家の中なのでもできるだけ履いた方がよいです。
ホッカイロ
低温火傷に気を付け、下腹部に貼ると効果的です。
ストレッチ
お尻の筋肉をほぐすことで血行改善につながります。
運動
適度な運動を継続することで、血流がよくなり、冷えの解消につながります。
最後に医師から一言
女性にとって子宮近辺の血行をよくすることははとても大切です。冷えないように気を付けて
生活してくださいね。
(監修:Doctors Me 医師)