睡眠は誰もができるお家エステ。しかし、キレイな人は、それにもうひと工夫加えているようです。
それは疲れを最大限に癒やし、「眠りの効果」を最大限に活かすコツともいえるでしょう。早速ご紹介します。◆シルクの腹巻で内臓あったか
夏こそお腹の冷えは深刻です。冷たい飲みものや、冷房、暑さで寝返りしてパジャマがはだけるなどお腹は冷えています。だからこそ、キレイな人は眠るとき、薄手でお腹を締めつけない「シルクの腹巻」を着用しています。しかも、絹(シルク)は、排毒を促す効果が高いんだそう。
お腹をあたためると内臓があたたまり、血流が良くなります。つまり、全身に酸素や栄養がくまなく行き渡り、カラダに不要なものを退治してくれるということ。それによって代謝が良くなるので、肌が潤いとハリを保てるというワケです。
また、カラダを温めて眠ると成長ホルモンの分泌がより活発になるのだとか。成長ホルモンは肌のターンオーバーを活性化させ、脂肪をエネルギーとして燃焼させることに役立ちますよ。
◆照明は足元からホテル風に
質の良い睡眠は美容には欠かせないもの。睡眠には、暗くなると体内に増える「メラトニン」というホルモンが大きく関わっています。
しかし実はこのメラトニン、快適な睡眠をもたらすだけではなく抗酸化作用があるとのこと。抗酸化作用はガン予防やアンチエイジングに効果を発揮するほか、紫外線によるダメージから肌を守る働きもあります。
メラトニンは、暗闇になればなるほど分泌量が増えるんです。よって就寝時に部屋を真っ暗にするとメラトニン効果を最大限に活かせますが、「真っ暗にすると眠れない」という人もいますよね。かといって頭上の小さな照明にすると光源が直接目に入り、メラトニンの分泌を妨げてしまいます。
だからこそ、床に温かい光の間接照明を置いたり、コンセントタイプのフットライトを設置したりして就寝時の照明にするのがおすすめ。また、明るさを調節できるタイプをチョイスしてスムーズな睡眠導入を行うことも◎。
◆適度に光が入るカーテン
睡眠の質を高める「メラトニン」というホルモンは、暗闇で分泌するだけではなく、目覚めてから15時間ほど経って分泌し始めるという仕組みになっています。
その仕組みをスムーズに活かすのは朝日を浴びること。それによって体内時計がリセットされ、カラダの働きを調節する「セロトニン」という物質が分泌されます。この物質自体も美容に効果をもたらしますが、実は、メラトニンの原料にもなるのだとか。つまり、しっかり朝日を浴びることが、快適な睡眠には必要だということです。
もちろんキレイな人だって朝が苦手な人はいます。そんな彼女たちが実践しているのは、夜はプライバシーを守りつつ、日が昇ると朝日が差し込むようなカーテンを部屋にかけること。朝日はどんな目覚ましよりも目覚めの効果がバツグンなんですよ。
光を適度に透かすカーテンを選ぶか、もしくは、光をさえぎる遮光カーテンならば上部に隙間をつくり朝日が差し込むようにするという感じです。いずれもプライバシーがしっかり守られるように気を付けることは忘れないで下さいね。あとは、目覚ましが鳴ったら根性で起き上がり、カーテン全開にして朝日のシャワーを浴びましょう。
◆眠るときは「宝水」が必需品!
昔の人は、寝る前に飲む水のことや、枕元に置く水のことを「宝水」と言ったそうです。睡眠中は発汗が多くなり体温を下げるので、熟睡しやすくなります。しかしカラダの水分量が低下していると、脱水症状により睡眠の質を下げてしまうんです。
また、脱水症状で血液がドロドロになると、美容どころか朝起きたときに命の危険までともなってしまいますよ。美容のためにも、健康のためにも「宝水」を忘れないで下さい。
なお、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルは自律神経を整えることにも役立ちます。自律神経の乱れは美容の大敵なので、キレイな人が選ぶ「宝水」はもちろん、ミネラルが豊富なミネラルウォーター。
いかがでしたか?
キレイな人は、就寝時間が近づくとこれらの眠り方でプルプル素肌を手に入れているようです。
「睡眠」という身近で簡単な美容法。早速、今晩から習慣を変えてみてはいかがでしょうか。(エディタ(Editor):dutyadmin)

