
そもそも「肌のキメ」ってなに?
皮膚の表面には無数の溝(皮溝/ひこう)と、その溝によってできた盛り上がり(皮丘/ひきゅう)があります。皮溝の幅が細く、皮丘の形(三角形)が小さく、規則正しく並んでいる状態を「キメが細かい」「キメが整っている」と言い、反対に溝が太くて皮丘が大きいと「キメが粗い」と言います。
キメの細かく整っている肌は、毛穴も目立たず肌表面もつるんとしています。また、光を多く取り込み反射するので肌が輝いて見え、透明感も生まれます。キメの細かさ、粗さは人によって違いがありますが、温度や湿度、紫外線などによるダメージ、ストレスなどのによっても変化します。
肌のキメを整えるポイント(1)「保湿」
1つめはもっとも大切な、「保湿」。肌に水分がきちんと含まれると、皮丘はふっくら盛り上がり、溝(皮溝)は小さく目立たなくなります。肌質は大きくわけて、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌の4種類があります。肌質に合わないケアは、肌の状態を悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。

まず「乾燥肌」は角質層の水分保持能力の低下により肌が乾燥してしまう肌質のこと。化粧水を重ね付けするなどして水分を補い、乳液やクリームで油分補給をしっかり行うことが必須。マイルドな使い心地のピーリング剤で角質を取ってあげると、保湿・美容成分が浸透しやすくなり、乾燥防止に効果的です。
「脂性肌」は皮脂が過剰に分泌され、肌がベタついてしまう肌質のこと。乾燥を感じにくい肌質ですが、保湿ケアは必要。化粧水は抗酸化作用・抗菌作用がある成分を配合しているものがよいでしょう。セラミドなど肌内部の保湿効果を上げる成分が入っている化粧品などでお手入れすると効果的です。
肌のキメを整えるポイント(2)「紫外線を防ぐ」
2つめは紫外線を防ぐこと。紫外線はターンオーバー(肌の新陳代謝)を妨げる原因の1つ。ターンオーバーの周期が乱れることで、古くなった角質が肌に残ったり、逆にターンオーバーが異常に早まったりして、キメの乱れの原因になります。

紫外線対策を万全にすると同時に、古くなった角質を取り除くケア(ピーリング石けんを使った洗顔など)を適度に取り入れてもいいでしょう。ただしやりすぎは禁物です。
肌のキメを整えるポイント(3)「生活習慣を整える」
3つめが、栄養不足や運動不足、冷えなどにより血行が悪くなると、肌の働き全体が鈍り、ターンオーバーを遅らせてしまいます。

栄養バランスのとれた食生活を心がけ、十分な睡眠をとるなどしてキメの乱れの内的要因を減らしましょう。健康的な生活が肌をすこやかに保ち、キメを整える手助けをしてくれます。あなたは、肌よい生活をしていますか?チェックしてみましょう。
肌を正しい状態に整えて、美しい素肌に
いかがでしたか。保湿により肌を正しい状態に保つことで、肌のキメも整っていきます。自分の肌質をよく見極め、それぞれに合った保湿ケアをし、キメの整った美肌を手に入れましょう!
