
「ムダ毛の処理をしているのになんだか黒い。」
「よく見てみると、黒いポツポツができている……」
このような経験はないでしょうか?
もしかしたら、ムダ毛に関する肌トラブルに現在悩んでいる人もいるかもしれません。
これは、「埋没毛」と呼ばれるもので、本来皮膚を突き破って生えてくるはずの毛が、何らかの理由で皮膚の下で伸びてしまったもの。
黒いポツポツが目立つだけでなく、皮膚の下で毛が伸びる刺激から、ひどいかゆみを引き起こすこともあります。
では、埋没毛が作られる原因はどのようなもので、正しい対処法はあるのでしょうか?
埋没毛の原因を知ろう

ずばり、埋没毛の原因は、間違ったムダ毛の自己処理による肌のダメージです。
あなたはムダ毛をどのように処理していますか?
カミソリで剃ったり、毛抜きで抜いたり、除毛クリームで処理したり……。
実は、どの方法も肌を傷つけてしまっている可能性があります。
それぞれがどのように肌を傷つけているかは、以下のとおりです。
・カミソリの場合:ムダ毛を剃るときに表面の角質まで剃り落としてしまう。
・毛抜きの場合:毛穴のまわりの皮膚が毛に引っ張られて剥がれたり、毛根から出血したり、炎症や化膿を起こしやすくなる。
・除毛クリームの場合:強いアルカリ性の薬剤を使用しているため、ムダ毛と一緒に皮膚も溶かしている。
■ 肌のダメージと埋没毛に関係はあるの?
どうして、肌にダメージを与えてしまうことで埋没毛ができてしまうのでしょうか?
そこで、埋没毛ができる原因となる仕組みを2パターン紹介します。
□ パターン1:角質が分厚くなってしまっている

肌の一番外側の表面には、角質と呼ばれる膜があります。
【角質の役割】
・肌の潤いを保つこと。
・内部に雑菌が入らないようにすること。
間違ったムダ毛の自己処理によって引き起こされる乾燥や肌荒れは、角質層がボロボロの状態で、肌の潤いを保ったり、雑菌をバリアしたりすることができなくなってしまっています。
すると、自己防衛本能がはたらき、これ以上ダメージを大きくしないためにターンオーバーを遅くして、どんどん古い角質を溜め込んで肌を分厚く固くしていくことに。
その結果、新しく育ってきたムダ毛は、分厚くなった角質が毛穴をふさいでいるため表面に出られずに皮膚の下で育ってしまい、いわゆる「埋没毛」ができるのです。
□ パターン2:かさぶた

カミソリや毛抜きなどでムダ毛の自己処理をするにあたり、皮膚を傷つけてしまうことはないでしょうか?
傷が治る過程でかさぶたができて、毛穴がふさがってしまい、そこから新たに生えてこようとしていた毛が皮膚の中に埋まってしまうことがあります。
こうして、かさぶたも埋没毛の原因のひとつになってしまうのです。
埋没毛を作らない3つのポイント
埋没毛の原因はムダ毛の誤った処理ですが、永久脱毛でもしない限り、「一切ムダ毛の処理をしない」というのはほぼ不可能に近いでしょう。
では、埋没毛を作らないために気をつけるべき3つのポイントを紹介します。
■ ポイント1:ムダ毛の処理後にしっかりと保湿をする

(出典:http://weheartit.com/entry/249954480/search?context_type=search&context_user=CuteThings245&query=%E4%BF%9D%E6%B9%BF)
埋没毛を引き起こす分厚い角質の原因は、肌の乾燥や肌荒れ。
これらを招かないためにも、ムダ毛を処理した後はローションといったものを使って十分に保湿をするように心がけましょう。
また、肌を柔らかくする効果を持つ、尿素の入ったクリームもおすすめです。
■ ポイント2:肌のターンオーバーを整える

肌には、ターンオーバーという生まれ変わりのサイクルがあるのはご存知でしょう。
通常は28日間ほどかけて、肌は新しいものに生まれ変わります。
しかし、加齢やストレス、栄養不足によりターンオーバーが乱れ、古い角質が表皮に溜まってしまうことが。
こうすると、角質が分厚くなり、埋没毛ができる可能性が高くなります。
そこで、ターンオーバーを整えるために、以下のことに気を付けてみてください。
・睡眠不足
・栄養不足
・ストレス
・血行不良
ターンオーバーは、寝ているときに分泌される成長ホルモンによって行われ、十分に分泌できるように睡眠をしっかりとることが大切。
また、良質のアミノ酸をきちんと摂り、睡眠の質を下げるストレスや血行不良を改善することでターンオーバーを整えることができるかもしれません。
■ ポイント3:ムダ毛の自己処理を行わない

(出典:http://weheartit.com/entry/113970421/search?context_type=search&context_user=alldaychic&query=%E6%AF%9B%E6%8A%9C%E3%81%8D)
埋没毛の原因がムダ毛の自己処理であるなら、当然それをしなければ、埋没毛になる可能性は低くなります。
しかし、人目に付きやすい腕や脚などを、ムダ毛がボーボーに生えたままで外出するのは恥ずかしいですよね。
そこで、おすすめなのは、クリニックで永久脱毛をすること。
脱毛は、毛を生成する組織そのものを破壊するため、ムダ毛が生えなくなる可能性があります。
その結果、自己処理による肌トラブルも解決することができるでしょう。
しかし、永久脱毛をするには、それなりにまとまったお金と時間が必要になり、誰でも気軽にできる方法ではありません。
埋没毛の正しい対処法
埋没毛があっても、基本的に皮膚に害はないのだとか。
また、皮膚のターンオーバーといっしょに、毛は表面にいつか出てくるので、自然治癒することがほとんどです。
しかし、場合によってはかゆみが出る可能性があり、見た目的にも気になる人が多いよう。
そこで、埋没毛の正しい対処法をふたつ紹介します。
■ 対処法1:ピーリング

ピーリングとは、弱い酸を使って古い角質を溶かす方法。
エステサロンや美容皮膚科、自宅などさまざまな場所で行うことができます。
クリニックや皮膚科で行うピーリングでは、濃度が高い薬剤が使用できるため、高い効果が期待できるでしょう。
しかし、人によっては刺激が強すぎる場合もあり、まずは自宅でピーリング石けんを使用してみてから、医師による治療を検討してみるといいかもしれません。
□ やり方
ピーリング効果があるAHA類が含まれている石けんで埋没毛がある部位を洗うだけでとても簡単。
□ 適切な頻度
ピーリングは、頻繁に行いすぎると肌が弱ってしまうため、週2~3回程度の使用頻度が望ましいと考えられます。
■ 対処法2:ボディスクラブ

ボディスクラブとは、細かい粒子を肌にこすり合わせて古い角質を取り除くもの。
古い角質を取り除き、ターンオーバーを促してくれるので、毛が表面に出てくるスピードを早めてくれます。
また、オイルがたっぷり含まれたスクラブを使えば、潤いも補ってくれるため、肌の乾燥対策にもなるでしょう。
□ やり方
埋没毛がある部位を湿らせてスクラブ剤を乗せたら、あとはクルクルと円を描くようにやさしくマッサージするだけ。
ゴシゴシこするのは逆効果なのでNGです。
□ 適切な頻度
ボディスクラブは、週に2回程度の頻度で行うのがベスト。
角質を取り除こうと週2回以上のペースで行ってしまうと、逆に肌を弱めてしまうかもしれません。
今すぐできる埋没毛の対処法

埋没毛を作らないもっとも効果的な方法は、ムダ毛の自己処理が不要になる「クリニックでの永久脱毛」です。
クリニックでの脱毛は、「医療レーザー脱毛」と呼ばれ、一般的に永久脱毛とされています。
医療レーザー脱毛を受けると、「埋没毛はほとんど解消する」のだとか。
それは、レーザー光線は皮膚を通過するので、埋没毛も自然と出てくるからです。
脱毛を受け始めたころは、ほかの毛に比べて埋没毛は出にくいため、抜け落ちることはありませんが、通い続けていると出てくるでしょう。
医療レーザー脱毛を行って、万が一埋没毛が残ってしまっている場合でも、医師に相談することで適切な対処をとってもらえることがあります。
埋没毛で悩んでいて、「今すぐ何とかしたい!」という人は、医療レーザー脱毛を検討してみるのもいいかもしれません。
埋没毛の原因は、誤ったムダ毛の自己処理

埋没毛は、誤ったムダ毛の自己処理が原因で引き起こされるとされていますが、時間とともに解消されることがほとんど。
しかし、まれに色素沈着や炎症を起こす場合があります。
埋没毛のまわりが赤くなったまま放置すると、毛嚢炎(もうのうえん)というニキビのような肌になるかもしれません。
これを潰すと、膿や血が出て跡が残る危険性があるので、皮膚科を受診しましょう。