美容院で染めた時にはキレイだったのに、今やプリン頭…。
プリン頭は「不潔そう」「ズボラそう」という印象を与えるので、あらゆる場で人と交流する際にマイナスです。一刻も早く解消したいと思っていても、サロンに行く時間がなかったり金欠だったり…。お家で手軽にセルフカラーできたら嬉しいですよね。
そこで今回はプリン頭を解消するだけではなく美髪まで手に入っちゃうような、サロン級セルフカラーの方法をご紹介します。
◆温度の低い部分からしっかり塗る
ロングヘアーの毛先、サイド(もみあげ、耳のまわり)、襟足、後頭部などは染まりにくいので、カラーリング剤を多めにして先に塗りましょう。
ただし、毛先が痛んでいる場合は染まりやすいので後回しにしてください。
また逆に、前髪、頭のてっぺん、もしくは地肌に近いところは染まりやすいので順番を後回しにして、カラーリング剤を少なめにして塗ることがベストです。
つまり、温度が高い部分、傷んでいる場所は染まりやすいということ。
なお、白髪用のカラーリング剤の場合は、白髪の多い部分やフェイスラインが染まりにくいので、その部分を先行しましょう。
◆暖かすぎる部屋、寒い部屋では染めない
温度はカラーリングに深く影響するんです。寒い部屋で染めようとすると、髪がまとまり、染めムラが起きやすくなります。
だからと言って暖かすぎても塗り始めた箇所がどんどん染まっていくので、ムラが出来やすくなってしまうことも。
暖かすぎる部屋、気温が低めの部屋を避けて、風通しの良い、適温を保つ場所でカラーリング剤を塗っていきましょう。
◆塗り終ったら髪の毛全体を保温する
髪の毛全体にカラーリング剤を塗り終ったらビニールキャップ、もしくはラップで包み、髪全体の温度を一定に保ち浸透性を高めましょう。これにより、ムラなく染めることができます。
なお、浸透性を高めるためにとドライヤーを使用すると、染まり過ぎなどの原因になるので避けてくださいね。
◆髪の毛を弱酸性に戻してあげる
ヘアカラーリング剤は、髪の毛をアルカリ性に傾けます。しかし、髪は本来弱酸性なので、酸性タイプのシャンプーで髪の毛を洗い、いち早く弱酸性に戻してあげましょう。
もちろん、そのあとはトリートメントで内部補修をして、コンディショナーでしっかりコーティングという行程も忘れずに。
◆天然ヘアオイルで紫外線から髪を守る
紫外線は、カラーリングした髪の毛の色素を変化させてしまいます。ただでさえ、強いカラーリング剤などで負担がかかった髪の毛には大打撃なんです。
そんなときは、髪の毛の表面や内部にも修復作用が働き、紫外線から髪の毛を守る効果が高い、「椿オイル」や「ホホバオイル」などの天然ヘアオイルが効果的。
お出かけの際に、傷んだ場所を中心に軽く馴染ませましょう。
◆ヘアカラー前後は特にフィトケミカル
フィトケミカルとは、人間のように動いて退避できない植物が、強い紫外線や雨風にさらされても、自らが抗酸化力を発揮して身を守る際につくりだした成分のこと。
この恵みをいただくことにより、私たち人間のカラダも酸化を防ぐことができます。
そもそも髪の毛の痛みは、基本的に「酸化する」ということ。
日ごろから、そして、カラーリングの前後は特に、抗酸化作用の高いフィトケミカルを摂取することが有効なんです。
フィトケミカルは、トマトやスイカのリコピンや、トウモロコシのルテイン、黒豆やブルーベリーのアントシアニン、ニンジンやカボチャのΒ-カロテン、大豆のイソフラボン、ゴマのゴマグリナン、キャベツのイソチオシアネートなどなど。色んな色の食べ物を、バランスよく食べましょう。
いかがでしたか?
お家で手軽にカラーチェンジできちゃうセルフカラー。上手く染まったら気分もグンと上がりますよね。塗りにくい箇所は家族や友人にやってもらうと良いですよ。
キレイな髪色をゲットして、美髪も手に入れちゃいましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

