たれていない、上向きのキレイなぷるぷるバストは女子のあこがれです。
なかなか自分の思い通りの形にするのは難しそうなバスト。今回はそんなデリケートなバストを美しく保つための方法をご紹介します。
■なぜたれるの?
そもそもバストは乳腺と脂肪、それらが脇に流れないように支えるクーパー靭帯からできています。
クーパー靭帯はコラーゲンを主成分とし、バストをキレイな丸い形に保つのに重要な役割を持っているんですね。
そしてこのクーパー靭帯は、主成分がコラーゲンということで、一度伸びたり、切れたりすると元の状態に復元することは難しいのです。
そこでバストの容量は変わらないのに、靭帯が損傷を受け伸びてしまうと、垂れてしまいます。
つまりクーパー靭帯を傷つけないことが重要なのです。
■目的によってブラを分ける
ではどうすればクーパー靭帯を傷つけずに守れるのでしょうか。それには目的に合ったブラジャー選びが欠かせません。
寝る時や運動する時、ブラジャーを変えているでしょうか。
寝る時は特に要注意。横になっている間、クーパー靭帯は地球の重力に引っ張られ続けているんです。
何も対策せずにいると、気づかないうちにどんどん伸びてしまいますよ。
スポーツしている時だって同じです。ランニングなどの激しい運動はバストへの衝撃も大きくなります。そのためバストを固定し、衝撃を和らげる必要があるのです。
通常のブラではカバーしきれないので、スポーツブラを使いましょう。バストの大きさに関わらずクーパー靭帯は切れてしまいますから、ナイトブラやスポーツブラなどを着用し、気をつけるようにしたいですね。
■過度のマッサージは逆効果
またエイジングによってもクーパー靭帯は損傷することが分かっています。
からだの組織は血流によって酸素や栄養を与えられ、老廃物が取り除かれるので血流を良くしましょう。
サイズが合わずにきつすぎるブラジャーをつけない、お風呂にゆっくり入る、マッサージをしてリンパを流すことなども効果がありますよ。
特にリンパの流れが悪くなると、胸の形が崩れる恐れもあるので、ボディークリーム等を使いながらマッサージし、流してあげるようにしましょう。
しかし過度なマッサージは刺激となってしまうのでNGです。
■姿勢を良くしよう
姿勢の悪さもバストの形にひびきます。
姿勢が悪いとサイズの合ったブラでも、隙間が出来てしまいますし、血液の流れも悪くなってしまうんです。
まず自分の姿勢を鏡や写真でチェックしてみましょう。思ったよりも前のめりになってはいませんか。
姿勢を正せばバストの位置も上がり、デコルテや顔周りもスッキリとし、健康的に見えます。洋服のラインだってスッキリシルエットが作れますよ。
体のラインをまっすぐ意識して姿勢を正しましょう。
■胸筋を鍛える
バストの中に筋肉はないので、運動などで鍛えることが出来ません。
しかしバスト全体を支える大胸筋、小胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯の負担は減らすことが出来るのです。
特に小胸筋は左右のバストを離れさせず、また背中側に流れていかないように支えてくれるので鍛えておきましょう。
ブラがなくとも、谷間が出来る美バストを目指して鍛えてみましょう。
いかがでしたか。
一度損傷すると自力では回復できないクーパー靭帯。刺激を与えないよう優しく守ることで、いつまでもぷるぷる美バストを保ちましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

