
口角がキュッと引き締まり、ふっくらとボリュームのある若々しい唇は、「線」が決め手です。メイクのプロ監修のもと、美しいリップメイクのコツをご紹介します。
唇の線を整え、キュッと引き締めて若々しく
加齢とともに唇はボリュームを失い、輪郭もあいまいになってきます。そんなしょんぼり唇で悩むなら、口紅だけでなくリップライナーが必要不可欠。きちんと輪郭を取ることで、キュッと引き締まった若々しい口元になれるのです。大切なのは、正しいリップラインの引き方。特に、30代からのリップメイクは、色よりもまず「線」を攻略することから始めましょう。
口紅の仕上がりに差がつく!リップライナーとは
リップライナー、あるいはリップペンシルと呼ばれるものは、唇の輪郭を取るクレヨンのようなものです。これで唇を縁取れば、あとは口紅で中を塗るだけ。塗り絵方式の簡単リップメイクが可能というわけです。
リップライナーは、口紅よりも油分が少なく、硬めのテクスチャーが特徴。一度密着したら落ちにくく、口紅のにじみを防ぐ防波堤の役割もしてくれます。唇の形も簡単に補整できます。
若々しく見える口紅とリップライナーの色選び
濃い色の口紅は、人によっては唇が小さく見えてしまう場合があります。肌なじみのいい淡い色を選ぶとよいでしょう。特に、白っぽいピンクがおすすめです。
リップライナーは、口紅の色に合わせて何本かあると便利です。1本で済ませたいなら、自分の唇の色に最も近いピンクベージュを探してください。このライナーで、形の整ったもう一つの唇をつくるという感覚です。
リップライナーの使い方と描き方のステップ
リップライナーは鉛筆を握るように持ち、小指の先を軽くあごにあてて安定させます。支点となる小指の位置は、描きやすいところに少しずつ移動させてください。まず山形、唇の底辺、と順に左右交互にラインを描いてみてください。ペンシルはやや寝かせぎみにして、太めの輪郭にしたほうが描きやすいし、仕上がりも自然です。
(1)下唇の底辺の輪郭をとる
リップライナーで、下唇の底辺の輪郭を描きます。底辺のラインは唇の色素で判断するのではなく、あごから指でなぞっていき、角度が変わったところをポイントにしてください。
(2)口角から底辺へ線をつなげる
唇の丸みにそって、下唇の口角から底辺に向かい、自然なカーブを描きます。口角を無理に上げて描くと不自然になるのでNG。少し微笑みながら描くとよいでしょう。口角の内側を通常よりも広めに、三角形になるように塗りつぶすと、立体的な唇に仕上がります。
(3)上唇は山の部分から描く
山はとがらせずに、丸みをもたせて描きましょう。次に、山から口角を直線でつなぎます。山から口角、口角から山へと、リップライナーを行き来させながら描いていくのがポイントです。
ふっくらと立体的にみせる口紅の塗り方
リップライナーで輪郭をとってから口紅を塗ります。
(1)口紅は中央から外側へ
口紅をリップブラシの両面に軽く含ませ、下唇の中央から外側に向かって塗っていきます。口角部分の塗り残しがないように気をつけてください。リップブラシは、ある程度コシがある平筆で、分厚すぎないタイプがおすすめです。
(2)上唇のラインは口角から山部分へ
上唇も同様に、中央から外側に向かって塗っていきます。ラインを塗るときは、口角から山部分へ。山の手前でブラシを半回転させると、自然な丸みを帯びた山に仕上がります。最後に、上下の唇を軽くこすり合わせて、色をなじませましょう。自分の正しい輪郭に合った、自然な唇のできあがりです。
リップグロスをプラスするのも◎
唇をふっくらと見せるには、リップグロスも効果的です。パールを含んだピンク系のグロスなら、みずみずしい質感で若々しい雰囲気になります。リップグロスを塗るときのコツは、口角の部分のみリップペンシルできちんとラインをとること。口の端が引き締まっていると、淡い色でも口元がぼやけません。
(この記事の監修: メイクアップアーティスト・メイク講師・スキンケアアドバイザー / 益子克彦 先生)