
メラニンを還元するビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、美容に少しでも関心のある人なら誰でも知っている美白有効成分でしょう。しかし、その美白のメカニズムをきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。
ビタミンC誘導体は、もともと水溶性で不安定な構造だったビタミンCを、誘導体化によって安定した成分に変化させたもの。18世紀に壊血病を発症した人がオレンジやレモンを摂取すると効果があるということから注目され、成分の研究が行われるようになりました。20世紀になり、レモンから純粋なビタミンCの分離に成功し、今では人間の体にビタミンCは不可欠な抗酸化成分として知られています。
ただし、このビタミンCは大変壊れやすく、肌への浸透効果はあまり期待できません。そこでビタミンCを効果的に肌に浸透させるために手を加えできたのがビタミンC誘導体なのです。ビタミンC誘導体は、壊れにくく、肌への浸透力も高い美白有効成分の代表格です。
ビタミンC誘導体は、メラニン色素が作られるプロセスに働きかけることで美白効果を発揮します。さらに、厚生労働省に認可された美白有効成分の中で、できてしまったメラニンも還元する作用を持っているのはビタミンC誘導体だけというのは意外な事実ではないでしょうか?ビタミンCを効果的に肌に届けるべく、ビタミンC誘導体として化粧品に配合することで、透明感ある美白へと近づけてくれるのです。
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できてしまったシミを薄く

ビタミンCは酵素チロシナーゼの働きを阻害し、シミのもとをできにくくするとともに、メラニンを還元して薄い色に変化させ、もとのチロシンの色に戻す「巻き戻し効果」を持っています。メラニンができるプロセスでの還元だけでなく、表皮細胞に受け渡されたメラニンに対しても還元作用があるのです。ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドディセンシアでは、敏感肌特有の微弱炎症を抑えるコウキエキスや活性酸素によるリスクからサポートするムラサキシキブエキスなど、他の成分と処方する手法「ハイスピード・メラノリターン」をとり入れることで、高い効果の追求を目指しています。
また、ビタミンC誘導体は、真皮でのコラーゲン生成サポートにも期待されています。
ビタミンC誘導体は美白に対して複数のアプローチができる有効成分。紫外線の影響を受けやすい敏感肌にとって、強い味方と言えるでしょう。紫外線の強くなる夏のスキンケアはもちろん、年間を通じて美白ケアに取り入れましょう。
(この記事の監修: 四谷三丁目皮膚科 院長 / 山田美奈 先生)