忙しい朝や時間がない時に活躍のBBクリームやCCクリーム。一本でベースメイクがささっと出来るのでありがたいですよね。
そんな人気の多機能アイテムですが、違いや使い方って意外と分かっていない方も多いのではないでしょうか。そこで今回はBBクリームとCCクリームの今さら聞けない基礎知識をご紹介します。
■BBクリームって?
2008年に日本で流行し、今や定番になったBBクリーム。美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションが1本にまとまっています。
そもそもBBクリームとは「BlemishBalm」(ブレミッシュ バルム)の略で、気になる部分の保護、という意味。
もともとは施術後の炎症を抑えて肌を守る、傷あとのカバーを目的として実はドイツで作られたものなんだそうです。
そのためリキッド状のコンシーラーに近く、しっかり肌にとどまるイメージがあります。
つまりシミ、そばかすや赤みなど肌の欠点をカバーでき、作り込んだマット感のある仕上がりになるんですね。
■CCクリームって?
一方、2012年より登場したCCクリームは、化粧品会社が開発したもの。メーカーによって異なりますが「ColorControl」(カラー コントロール)や「ColourCorrection」(コントロール コレクション)の略で色の調整、という意味なんです。
色を補正することで肌のシミや赤みなどを目立たなくし、美しく見せてくれます。
潤いを補給するクリームに、色補正効果を加えたイメージですね。
カバーするというよりも、ナチュラルに美しく見せる、といった側面が強いようです。
■どう選べばいいの?
ではどう選んだら良いのでしょうか。
まず上記の通り、肌の欠点をしっかりとカバーするのがBBクリーム、色補正で目立たなくするのがCCクリームという違いがあります。
またBBクリームではマット感のあるしっかりメイク風に、CCクリームではナチュラルなすっぴん風に仕上げることが出来ます。
どちらも美容効果が高いのも特徴ですよ。
使用の目的や、仕上がりが違うので、「レストランでかっちりデートの時はBBクリーム」「お家でお泊りデートの時はCCクリーム」など用途によって使い分けたいですね。
■よれずに塗る方法は?
そんな良いコトづくしの多機能クリームですが、「すぐよれる」「崩れやすい」といった声も聞こえてきますよね。
そもそもなぜよれるのでしょうか。
それはその多機能性から美容成分やUVケア成分といった油分の多い成分を、リキッドファンデーションよりも含んでいるからなんです。
そのため、通常の使用量よりも少ない分量を手に取りましょう。「ちょっと少なめかな」と思う程度で大丈夫です。
少量を更に指やスポンジに少しづつとり、ポンポンとのせていきましょう。薄塗りを意識してくださいね。気になる部分には後で重ねづけをしていけば良いのです。
この時すでにベタつきが気になるようでしたら、ティッシュで油分をオフしましょう。
最後はフェイスパウダーで仕上げてください。化粧崩れ防止だけでなく、見た目もふわっとしますよ。
■忘れちゃいけないポイント
注意したいのが下地です。「もっとカバーしたい」「化粧崩れをしたくないから」とクリームの前に下地を塗っていませんか。
多機能クリームには下地効果が含まれているものがほとんどです。厚塗りになってしまうので、毛穴もつまり余計化粧崩れを引き起こすことになってしまいます。
いかがでしたか。忙しい女子の強い味方であるBBクリームやCCクリーム。
自分の肌の色や質にあったものを選んで、オンもオフもキレイな肌を保ちましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

