■月の痩せやすさは、ホルモンに影響されるけど、一週間では?
女性は1ヶ月の間でホルモンバランスの変化に影響され、痩せやすい日と、痩せにくい日が巡ってきます。
痩せ日のサイクルは個人差こそあるものの、似たようなサイクルを辿り、生理が終わって体力が回復してから、排卵日前後までは、新しいダイエットや美容法を行っても肌トラブルなどに陥りにくいのが特徴です。
この痩せ日以外には、ダイエットの効率をあげることができないのでしょうか?
アメリカにあるコーネル大学のブライアン・ウォンシンク博士と、フィンランドのタンペレ工科大学及び、VTT技術研究センターによる共同研究として発表された、週7日を基準としたサイクルによる体の変化の検証結果によると、週休二日の場合、平日に体重は減りやすく、週末に体重は増加傾向にあるとされています。
■週末に太る原因、週明けに一時的に痩せる原因
もともと増加傾向に陥りがちな人達と、減少段階や普段から均衡が取れている、という人達のサイクルは違います。
週末に太る人もいれば、週末は変わらず週明けに一時的に減少する人もいるでしょうが、共通して言えるのは、「休日と平日の体質は違う」と言うことです。
原因の1つに挙げられるのは、「環境の違い」。平日はいくらデスクワークでも、通勤や雑務などで多少の動きはあるはずです。休日の動きについてはどうでしょうか?休日は主に体を休めるために使う人が多いと思います。
特に、自宅の中でまったり生活が好き、という人にはせいぜい家事や自宅の階段上下ぐらいしか活動範囲がありません。ワンルーム生活で家事も1人暮らしだったら、その活動範囲は更に狭まることは予測できますよね。
つまり、週末は太る、というサイクルが出来上がる、と言うのです。また、こういうタイプの生活を繰り返すと、体が休日には、積極的に休息しようと働きかけるようになります。
週末は太る→平日に減らせない→週末に休息して太る、といったループに陥ります。
逆に平日は忙しいので土日に体を動かすのが好き、という人は週末に使ったカロリーの分を平日は消耗しなくなりますので、週明けに一時的に太るというサイクルが出来上がります。それでリバウンドだと思い、運動しなくなる人も出てきます。
■痩せる習慣を自分のサイクルに取り入れるには?
では、自分の食生活や生活習慣と、体重の増減のパターンを照らし合わせたとき、体重が週末に増えるタイプの生活をしている人が痩せないのは、本当に怠惰な生活をしているからなのでしょうか?
週末断食など、リセットをきちんとすることも一定の効果が期待できるので、試してみる価値はあります。
ただ、もともと週末にしっかり休みたい人が、今まで休んでいた時間に、断食や運動など体に刺激を与えることができるようなら、おそらく最初から体型を強く気にする必要はないはずです。
現代人は7日を周期に生活をするケースが大半ですので、規則性を持った体重の変動が起こりやすいことは、先に述べたとおりです。7日間怠惰な生活を送っている人なら別ですが、会社勤めなら必ず何らかのサイクルが体に出来あがっています。
無理にこの結果に抗おうとせず、「いつもの生活に戻ればダイエットが効率よくできる。だから週末はちょっとご褒美」や「週末は軽くリバウンド日だから、平日に10分必ずストレッチ」などと、生活にメリハリつけることで効率よく痩せ体質に近づくことができます。
絶食やハードな運動をとびとびで行うよりは、7日単位でスケジューリングした方がストレスもたまりにくいので長続きすると思います。
7日サイクルで、ダイエットをするポイントは、最初の1ヶ月は効果を出すというより、自分のサイクルと向き合う期間にします。2ヶ月目からは、自分のサイクルから大きく離れた増加をした時には、積極的に制限をかけていきます。元に戻れば緩やかな調整で構いません。
1週間で500gの減少しかしなくても、減り続ければ、1ヶ月で2kgのダウです。結果が現れるのは3ヶ月目から、と割り切って、7日サイクルで調整を頑張ってみましょう。
(ビューティーガール / 相良美恵子)