コーヒーの香りで目が覚めるなんて理想的な朝ですよね。
でもなんだか美容には悪いイメージがありませんか。実際はそんなことないんです。なんと美容にも嬉しい効果があるんだとか。
今回ご紹介するコーヒーの効用を知って、体内からも美人になっちゃいましょう。
■コーヒーの成分
いったいコーヒーにはどんな成分が含まれているのでしょうか。
主な成分はポリフェノールやカフェインです。
どちらも良く知られているものなので、名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。
ポリフェノールはコーヒーの色や苦味、香りのもととなっています。よく赤ワインなどに含まれていると言われますよね。
赤ワインのアントシアニン、お茶のカテキン、大豆のイソフラボンだってポリフェノールの一種です。コーヒーにはクロロゲン酸などが含まれています。
一方、カフェインは日本茶や紅茶にも含まれている成分。アルカロイドという化合物の仲間です。
眠いときに摂取すると、脳がすっきりするとよく言われていますが、なんと日本では、明治時代まで薬として利用されていたんだとか。
ポリフェノールとカフェイン。これら2つの主成分が女の子の綺麗を叶えてくれるというんです。
■ダイエットに効果的
コーヒーにはダイエット効果があります。カフェインには、リパーゼという脂肪分解酵素の働きを、助ける作用があり、脂肪燃焼パワーを高める効果があるとされているんです。
さらにコーヒーではクロロゲン酸も同時に摂取できるため、ダイエット効果が増すのだとか。
この効果は3~4時間程度といわれているので、飲む目安にしましょう。効果のある飲み方としては、運動や入浴の前が一番良いようです。
一方でカリウムやミネラルの吸収を抑制してしまう力もあるので、飲みすぎるとむくみの原因になることもあります。
水分補給としてはお水やお茶を飲むようにしましょう。コーヒーはたくさん飲んでも効果は変わりませんので、無理して頑張って飲む必要はないですよ。
■美肌に
コーヒーを飲めば、美肌だって叶えられます。ポリフェノールは「体のさびつき」を防いでくれる抗酸化物質。
紫外線などによる、メラニン色素が過剰に作られるのを予防してくれます。シミ予防になるんですね。
さらにクロロゲン酸には、老化を促進する活性酵素を除去する力があるので、アンチエイジングにもつながります。
シミだけでなくシワ、たるみの予防まで出来ちゃうということです。
ちなみにポリフェノールの効果を生かすなら、日中こまめに飲むことがおすすめ。
効果の持続時間は2~3時間なので、紫外線ダメージを受けた日中に飲むようにしましょう。
■飲み方
気になるのが、その飲み方。
「ブラックコーヒーは苦くて飲めない…」と困った人もいるでしょう。
また起きたてのすきっ腹にブラックコーヒーを飲むと、カフェインや胃酸の分泌により胃をいためてしまいます。
そこで朝のコーヒーはミルクをたっぷり入れてカフェオレにしてみましょう。
コーヒーの美容効果は、なにもブラックに限ったことではありませんので、安心してくださいね。
他にも「お店や家でドリップしたコーヒーじゃないと効果がないのでは?」と考える人もいるかもしれません。
実は意外に知られていませんが、缶コーヒーだって焙煎した原料を抽出したコーヒーなんです。効果に変わりはありません。
缶コーヒーなら、忙しい女性でも手軽に飲むことが出来ますね。
いかがでしたか。
コーヒーの香りってとても癒されますよね。気分転換にもなります。
勉強やお仕事の休憩にコーヒータイムを作って、リラックスしながら綺麗も叶えちゃいましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

