「外に出る時は、日焼け止めも塗ってるし、日傘も差してるし、UV対策は万全!」そうは思っていても、ふと気づいたら、「あれ、なんか日に焼けてる…」なんて経験はありませんか。
洗濯物を干す時や、ゴミ出しなどついうっかり日焼けはしてしまうもの。日焼けは毎日していると思いましょう。一回数分であっても毎日蓄積されていくと、肌に浴びた紫外線量は相当な量になっています。
そのまま放置してしまうのは絶対ダメ。そのままでは、シミができてしまうことも。
今回はそんなうっかり日焼けの対処を含む、夏のスキンケアについてご紹介します。
あきらめず、適切な対処をしておけば、防げるシミも多くあるんです。
■冷やす
まずは肌のほてりを冷やします。冷たいタオルで直接冷やしましょう。ひどい場合は氷をビニール袋に入れて、薄手のタオルで包み、肌に当てましょう。
徹底的にほてりを鎮める必要があります。日焼けはやけどです。やけどをしたら患部をまず冷やしますよね。
ちなみに、よく化粧水や化粧乳液を冷蔵庫で保管する人もいますよね。夏、冷蔵庫に入れておくと使用時に冷たくさっぱりして気持ちがいいです。
しかし、冷蔵庫で保管してください、という表示がない限り、冷蔵庫で保管するのはやめましょう。
出し入れでの温度変化によって、品質の安定性が損なわれたり、クリームや乳液などは長く保管しすぎると分離してしまったりする可能性もあるそうです。
もっとも一時的に冷やすことに問題はないので、リフレッシュしたい時など効果的に使用しましょう。
■潤す
ほてりが落ち着いたら、次は保湿です。
日焼けをした肌はダメージを受けていますので、シンプルに、でも丁寧に保湿しましょう。この時、フェイスマスクを活用するとより良いです。
肌の深層にまで水分を届けたいので、さっぱり目のものよりも保湿性の高いものを選びましょう。
ひどい場合には、肌への刺激を避けるため、敏感肌用のものを使用してくださいね。
そしてたっぷり潤した後はしっかり蓋をしましょう。クリームを念入りに丁寧に塗りこんで下さい。
気になるところには、クリーム後にワセリンも塗っておきましょう。
■ビタミンをとる
また日焼けをしている時、肌は普段より敏感になっています。ビタミンC誘導体入り美容液などは刺激が強すぎるかもしれません。
直接肌にビタミンCを入れるのはおすすめできません。体内からどんどん摂取しましょう。
ビタミンCには抗酸化作用があるので、様々な効果があるんです。メラニン色素を抑制し、また、分解することでシミの予防や改善につながります。
ただし、ビタミンCは体内に蓄積していくことができない物質。一回2~3グラムほどをこまめに摂取しましょう。
またビタミンAやビタミンEだって優れた抗酸化作用を持っています。
栄養素を体内に取り入れ、紫外線と戦いましょう。
■入浴する
ところで夏も湯船に浸かっていますか?シャワーだけで済ませている人も多いのではないでしょうか。
夏だって湯船に浸かった方がいいんです。夏場には特に紅茶風呂がおすすめ。
紅茶に含まれるタンニンには、炎症を鎮める働きがあり日焼けによる炎症を抑えたり、他にも汗やニオイを抑えてくれるのだとか。
紅茶の種類は何でも良いので、濃い目にいれて下さい。そしてお風呂にポットの紅茶を1杯分注ぐだけです。
お風呂の温度があまり高すぎると、肌が乾燥してしまうので、少しぬるめにしておきましょう。
この時そのままにしておくと、タンニンの色素が付着し浴槽を傷めてしまうので、入り終わったら早めにお湯を抜き、洗うようにしてくださいね。
いかがでしたか。
今回は日焼け後のケアについてご紹介しました。
うっかり日焼けをしてしまっても、しっかりと早めのケアをしておけば、防げるシミ、シワも少なくはないのです。
毎日のケアに取り入れて、美肌を保ちましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

