「最近肌が荒れている気がする」、それは、くすみのせいかもしれません。
肌の色は本来、真皮と表皮、そして血液・血管の色が混ざり合っています。しかしメラニンの影響を受けて黒くなったり、血行が悪くなって角質がはがれにくくなったりすることで、くすみが生まれます。
しかもくすみにはいくつかのタイプがあり、お手入れ方法もさまざま。
今回はくすみにはどんな種類があるのか、そしてお家でできるケア方法をご紹介します。
■角質肥厚型
「肌が厚ぼったい、灰色っぽい気がする」と感じるあなた、もしかしたら角質が上手くはがれていないのかもしれません。
ターンオーバーのリズムが乱れると、はがれ落ちていくはずの古い角質が溜まり、角質が厚くなることで肌の透明度が下がります。
ピーリングや酵素系の洗顔をして古い角質を落とし、肌を柔らかくしましょう。
AHAやパパイヤ酵素など肌に優しい成分が入ったものを使うと、なめらかな肌になりますよ。
乾燥肌な人は逆に肌を傷めてしまう場合があるので、注意してくださいね。
■乾燥型
「肌に透明感がない」と感じるあなたは、乾燥によって肌の水分が失われているのかもしれません。
肌の水分が失われると、それを補うために角質が厚くなってしまいます。潤いを失った肌はキメが乱れてしまい、肌に当たった光を反射できなくなってしまうためツヤ感のない、どんよりとした肌になってしまうのです。
保湿ケアをして肌に潤いを与えましょう。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンの成分が入ったものを意識して使うのがオススメですよ。
■血行不良型
「顔色が悪い、青黒い気がする」と感じるあなたは、運動や睡眠不足、血行不良が原因です。
ストレスや疲れがたまると血流の流れが悪くなり、血管と血液の色がはっきりと肌に透けて青黒っぽく見えます。
血行不良によるくすみの一番の対策方法は、睡眠不足や運動不足を解消すること。
難しい場合はマッサージをして顔の血液のつまりをほぐしていきましょう。
■糖化型
「肌が前より茶色っぽい、黄色っぽくなっている気がする」と感じるあなた、これ以上くすみを増やさないようにケアをしていきましょう。
糖化型のくすみは、実は肌の中でたんぱく質と糖が結びつき、老化物質を作り出していることが原因です。
肌が糖化すると、ハリや弾力が低下し、たるみやほうれい線が目立つようになるのもそのため。
一度なってしまうとなかなか治らない糖化型のくすみ。今のうちから対策と予防が必要です。新陳代謝や血行の活性化を心がけるようにしましょう。
抗酸化作用のあるレモンやアセロラ、カモミールやドクダミを摂ると肌の糖化を防ぐ効果がありますよ。
いかがでしたか?
今回はくすみの種類とお手入れ方法をご紹介しました。
くすみにもいろいろな種類があり、それぞれケアのやり方があります。
ぜひ自分のくすみのタイプをチェックして、透明感のある肌作りを目指してくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

