40代に突入して数年たった頃から、“なんとなく不調”な状態が続いている筆者。疲れやすい、朝スッキリ起きられない、なんだかイライラするなど、症状はいろいろありますが、これって更年期? そこまで行ってないプレ更年期なの? など、わからないことだらけ。

写真はイメージです(以下同じ)
病院に行くほどじゃないけど毎日しんどい
筆者も、病院に行くほど体調が悪いわけでもないけれど、このままにしておくはちょっとしんどいと思っていた時、まさにその時にテレビのCMで見かけたのが「命の母」。とりあえずこれを飲んでみようと思い、ドラッグストアに行ったところ、種類がいろいろあってこれまた迷うところです。
でも今の私は一体どれを飲めば良いのかわからない……ということで、思いきって小林製薬に問い合わせてみることに。小林製薬「命の母」ブランドマネージャーの佐中みぎわさんにお話を聞きました。
私に合うのは、どの「命の母」?
――ドラッグストアで私も迷ってしまったのですが、「命の母」とついた商品がたくさんあって、違いがよくわからないんです。何種類あるんですか?
佐中さん(以下、佐中):現在は、「命の母ホワイト」、「命の母A」、「命の母 メグリビa」、そして、更年期を卒業した人のための「命の母 アクティブ」の4商品がラインアップしています。
――私のような、更年期やプレ更年期と思われる不調にはどれが効きますか?(編集部注:心身の不調が更年期を理由としたものかどうかは自己判断せず、まずは医療機関を受診するようにしてください)
佐中:更年期の心と体の不調ということであれば「命の母A」がオススメです。女性ホルモン調整作用や、自律神経調整作用のある生薬13種を体格や体質を選ばない工夫を凝らした処方で配合しています。また、更年期に積極的に摂りたいビタミン類やカルシウム、タウリンなども入っているので健康もサポートしてくれます。
肌の痒みや乾燥も気になる人にはコレ
佐中:また、更年期の不調に加えて肌の痒みや乾燥も気になるという場合は「命の母 メグリビa」がオススメです。更年期は、女性ホルモンの減少により、血流が悪化し肌の不調も現れやすいと言われています。「命の母 メグリビa」は、肌に必要な栄養と水分を届け、カサつきやシミを改善します。

――私、夕方やお風呂上がりになると肌の痒みが気になってます! これも更年期の不調の一種かもしれないんですね。では、私は「命の母 メグリビa」を試してみたいと思います。ちなみに「命の母」の公式サイトには、AIがぴったりの商品を選んでくれる「AIチャットボット」もあるそうなので、そちらを試してみるのもいいかも。
「命の母ホワイト」=美白ではない
――ちなみに「命の母ホワイト」はどんな人向けなのでしょうか。ホワイトとついているので美白などに効果的なのでしょうか?

佐中:「命の母ホワイト」は、ホワイトというネーミングから美白をイメージされる方もいらっしゃいますが、生理前からのPMS改善に対応するものです。
女性ホルモン調整作用や鎮静作用のある生薬を11種配合していて、生理前〜生理中のココロとカラダの不調に効果的です。そのため、生理が始まってから更年期に差し掛かるまでの40代前ぐらいに飲む方が多いです。糖衣錠になっているので、漢方や生薬が苦手な人でも飲みやすいと思います。
更年期後期55歳ぐらいからの不調には「命の母 アクティブ」があります。血流促進、骨、筋肉の補強作用などのある生薬を10種配合。更年期後の慢性的なホルモンの減少による不調を改善していきます。
2種類以上の「命の母」を同時に飲まないで
――ライフステージに合わせて選べるのはありがたいです。ちなみに、みなさん飲まれてどのぐらいで効果を実感されるのでしょうか。
佐中:人それぞれ違いはあります。症状の出方も感じ方も10人いれば10人とも違うため一概には言えませんが、まずは1ヶ月程度続けてみていただけたらと思います。また同じ生薬を過剰に摂らないように、2種類(例えば命の母Aと命の母ホワイトなど)を同時に飲むのはやめてください。
命の母は今年で誕生120周年
――ちなみに「命の母」っていつごろ誕生したのでしょうか?
佐中:誕生は1903年、今年で誕生120周年を迎える歴史のある商品です。
小林製薬の公開資料によると、笹岡薬品の創業者である笹岡省三氏が、病弱なお母様に影響を受け、様々な不調に悩む女性の役に立ちたいという強い思いで誕生させたもので、婦人の生命の源であるような薬を作りたいという想いから「命の母」と名付けられたそうです。

――おそらく当時は更年期という言葉さえ一般的ではなかったですよね。そんな時代から、女性のための薬が作られていたことに驚きです。
佐中:本当に驚きですよね。最初は煮出すタイプのものだったそうですが、昭和後期になると錠剤になり、やがて糖衣錠になり、飲みやすくなったそうです。ビタミン類を配合するなど進化させ、さらには有効成分が生薬だけの「命の母ホワイト」もこの頃から展開を始めました。
実際に「命の母 メグリビa」を試してみて
こうして「命の母 メグリビa」を飲むことにした筆者。あくまで個人の感想ですが、飲み始めて2週間経った頃から、夜になると出てくる肌の痒みはかなり改善されたような気がします。

しかし、それよりも効果を感じたのが肌の状態。いつも通りのスキンケアをしているのに、なんだか肌の調子がすこぶる良い! これは「命の母 メグリビa」のおかげなのでは? と感じています。倦怠感もなく、朝スッキリ! とまでは至っていませんが、まずは1瓶飲み続けてみようと思います。
飲み始めてから、正直、困っていること
ただ、実際に飲み始めて感じたのですが、1日3回、食前に飲まなければいけないのはかなり難しい。朝と夜はなんとか忘れずに飲めても、昼間は外に出ていることが多く、忘れそうになってしまいます。

「命の母A」なら1週間分のコンパクトサイズもあるので、こちらを携帯用にするのもありかも。お試し用と思っている人も多いかもしれませんが、そういった活用もできるかなと思いました。
40代からの“なんとなく不調”に
体調がすぐれないからと婦人科を受診しても、ホルモン値に問題がないと「更年期ではないでしょう」と言われます。でもやっぱり“更年期っぽい不調”が改善しないのは不安になりますよね。そんな時にドラッグストアで気軽に購入できるのは本当に助かります。
あれ? 最近おかしいな? 更年期かな? と思い始めた頃に飲むと、より効果を実感しやすいようです。何事も早めのケアが大切ですね。
<取材・写真&文/佐治真澄>
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美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。
(エディタ(Editor):dutyadmin)
