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車のエンジンルームから救出した小さな猫。“超立派”に成長した姿にビックリ! « ビュー

時刻(time):2023-10-22 16:58源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
【 今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.126】 車に乗る前、猫が隠れている可能性が高いボンネット部分をバンバンと叩く「猫バンバン」の重要性は近年、猫好き以外にも浸透してきています。 そんな「猫バンバン」の大切さを改めて教えてくれるのが、すかんくさん( @skuuuuunk )のお宅で暮らす、あるふぁくん。 【画像をすべて見る】⇒ 画像をタッ
今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.126】

 車に乗る前、猫が隠れている可能性が高いボンネット部分をバンバンと叩く「猫バンバン」の重要性は近年、猫好き以外にも浸透してきています。

 そんな「猫バンバン」の大切さを改めて教えてくれるのが、すかんくさん(@skuuuuunk)のお宅で暮らす、あるふぁくん。

あるふぁくん
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 あるふぁくんは奇跡的に車のボンネットから救出され、子猫期には想像もできなかったほどの立派な長毛猫に成長しました。








「ボンネットから猫の声が聞こえる」と言われて……


 出会いは、突然。ある日、すかんくさんの旦那さんが勤めるガソリンスタンドへ、お客さんの車がやってきました。お客さんは、「車から猫の声が聞こえてくるので取ってください」と、自宅から車を運転し、来店。

「運転してご来店されたので、猫がエンジンルームに挟まれたり火傷したりしてもおかしくない状態だったのですが、奇跡的に無傷でした。夫は救出時に腕を火傷しました」

あるふぁくん

保護時の様子

 ボンネットの中にいた子猫はノミやダニも見当たらず、健康状態は良好。しかし、救出後、お客さんは「猫は、そこら辺に捨てておいてください」と言い、帰って行きました。





名前は「あるふぁ」に決定


 せっかく紡がれた小さな命に思いを馳せた旦那さんは、子猫を自宅へ連れ帰ることに。プリウスαのエンジンルームから救出されたことから、「あるふぁ」という名前を贈りました。

あるふぁくん
 怖い思いをしたからか、お迎え当初、あるふぁくんは何かあるたびに粗相。新しく買った布製品、ほぼすべてに粗相をしました。しかし、徐々に新しい環境に慣れてくれ、いつの間にか粗相の回数はゼロに。

「自分の家と認識してくれたのかもしれません。知らない人が来た時にドタバタ逃げることもなくなりました」




















狩猟本能強めなアクティブ男子だけれど家族には甘えん坊


 当時、すかんくさん家族が住んでいた家の庭は敷地外に出られない作りだったため、あるふぁくんは庭で遊ぶことも多かったそう。狩りが得意なあるふぁくんは虫やネズミなどを、よく捕まえてきました。

あるふぁくん
 一度、肝を冷やしたのは捕まえてきた鳩を家の中で見失ってしまった時。

「窓を開けていたので出て行ったのかも知れないと思っていたら、数日後にテレビ台の下から鳩が出てきて絶叫しました(笑)」

 そんな狩猟本能強めなあるふぁくんですが、魚は眺めて楽しむ派。自宅で一緒に暮らしている金魚やメダカにはまったく興味を持たず、上から優雅に見ているのだとか。






ブラッシングに一苦労


 また、家族に対してはワイルドな態度を見せず、とにかく甘えん坊というギャップも。

あるふぁくん
「大きな体に似合わない、高い声で甘えてきます。私がソファーに座ると、『待ってました』と言わんばかりに急いで来て上に乗ります。かわいいですが、大型なので重いです(笑)」

 甘えん坊な反面、ブラッシングをされるのは苦手。顔周りをとかすことしか許してくれないため、すかんくさんは毎日、あの手この手で少しずつブラッシングし、ふさふさの長毛を維持しています。

あるふぁくん
「換毛期は、こまめにお風呂へ入れています。幸い、シャワーは嫌がりませんので助かっています。エンジンルームに入りこんだ猫を1匹でも救うことができてよかった。これからも安心して甘えてもらえるように頑張りたいです」













エンジンルームで命を失う猫が減ってほしい


 今まで大きな怪我や病気もなく育ってくれて、感謝しかない――。あるふぁくんの成長を受け、すかんくさんはそんな喜びを感じると共に、愛猫と同じようにエンジンルームに入り込み、命の危機にさらされてしまう猫たちに想いを馳せます。

「夫は年に数回、同じような状況で猫をレスキューします。そのうちの数件は、あるふぁくんと同じように『捨てておいて』と言われるそうです」

 実は、すかんくさん宅には今年、あるふぁくんと似た境遇で家族の一員になった兄弟猫がいます。兄弟猫はBMWの車から、たまたま隣で給油していたN BOXのボンネットにはしごした子たち。新しい環境に少しずつ慣れつつ、あるふぁくんと仲良く暮らしています。

あるふぁくん

微笑ましいスリーショット

 小さな命が危険にさらされている状況がまだまだ多いことを知った、すかんくさんが願うのは「猫バンバン」の徹底。

「猫がいるかもしれないと考え、エンジンをかける前に大きな音を立ててもらいたい。ボンネットを叩かずとも、ドアを数回開閉するだけでも効果があります」






「猫バンバン」を徹底することが大切


あるふぁくん

微笑ましい光景が見られるのは命が紡がれたからこそ

 また、すかんくさんは、もし猫がいると分かった時にはエンジンをかけずに救出してほしいとも訴えます。

「エンジンをかけた時にベルトの近くにいると巻き込まれてしまいますし、走行なんてもってのほかです。命を奪ってしまいますし、車は修理に出さなくてはならない。いいことなんて、ひとつもありません」

 エンジンルームに猫が潜り込む事例は冬だけでなく夏にも発生しているため、季節問わず「猫バンバン」を徹底することが大切。

 予期せぬ悲劇を起こさないよう、運転手ひとりひとりが気を付けていきたいものです。

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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291




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