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「貯まらない人」に実は共通していた特徴。“大容量を買っておく”では節約できていない

時刻(time):2023-10-18 17:08源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
日々暮らしている「家」は、リラックスできて心地良い空間にしたいものです。 ですが、年齢や月日を重ねるとともに、物が増えたり気に入らない部分が見えてきたりして、小さなストレスが溜まってしまう、という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 実は、部屋が片づいている人は家計管理も上手な傾向があると言われています。暮らし上手な人は、部屋

 日々暮らしている「家」は、リラックスできて心地良い空間にしたいものです。

 ですが、年齢や月日を重ねるとともに、物が増えたり気に入らない部分が見えてきたりして、小さなストレスが溜まってしまう、という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 実は、部屋が片づいている人は家計管理も上手な傾向があると言われています。暮らし上手な人は、部屋にあるものの適正量を知り、ムダな買い物をしないからです。

 気持ちの良い部屋で暮らせて、さらにお金も貯まったら、今よりももっと日々を機嫌よく過ごせるようになると思いませんか。

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

 今回は、雑誌『ESSE』で人気が高かった、ものの持ち方や捨て方、収納に関する記事のほか、暮らしをラクにする家事のやめ方の記事を1冊にまとめたムック本『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』から、部屋をすっきりとさせてお金も貯まる好循環のコツを紹介します。






片づけ上手は、お金上手?


『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』

※画像はイメージです(以下同)

 25年以上、さまざまなお宅を訪問して、家計相談を受けてきたファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。

 相談を聞いていくうちに、お金が貯まっている家には共通点があると気づきました。それは、「家の中が片づいている」ということだそうです。

 家が片づいている人は、契約している保険など、なにか書類を出すときにもサッと取り出せます。

 一方、家計管理が苦手な人は、お金に関する大切な書類でもあちこち探し回ることがあるのだといいます。

「部屋が片づいているというのは、決められた収納場所に適正量のものがきちんと収められている状態のこと。片づけられる人は、自分にとって必要なものと量がわかっています」(黒田さん)

 ものの取捨選択をすることは、自分にとっての要不要の優先順位を決める訓練にもなります。片づけが苦手……という人に黒田さんがおすすめするのは、ものを「必要」「不要」「保留」の3つに分ける方法です。

 具体的には、どんな片づけ習慣を身につけると良いのでしょうか。






お金が貯まる!片づけ習慣


『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』
 整理整頓と貯蓄に必要な考え方は、実は共通しています。

 どこから手をつけたらいいのかわからないときは「ものを増やさない」「必要なものの量や数を決める」という2点からスタートしましょう。

 一言で「ものを増やさない」といっても、年齢が上がるにつれてものが増えていくのは当然です。

 ですが、それらの要不要を見極めて、きちんと選別していけば、すっきりとした暮らしが目指せます。

 選別のポイントは、まずは「供給を遮断する」ことです。

 今以上にものが増えないように、無料でものをもらわない、安いからといってムダ買いしがちな100円ショップには出向かない、事前に買うものを決めて、用がない売り場には行かないなどのルールを決めましょう。

「無料」「安い」という言葉に飛びついてしまわないことが大切です。

 また、必要であっても、毎日の暮らしのなかで実際に使えるものの量や数には限界があります。まずは、自分にとっての適正量を意識して、最低限の量で暮らすクセをつけたいところです。

「必要なものの量や数を決める」ためには、自分にとっての適正量を知りましょう。

 人によって必要なものや量は違うので、誰かの真似をしたり、人と比べたりする必要はありません。

 新しくなにかを購入する前には、自分にとって本当に必要かを考え、今あるもので代用し、工夫することを楽しめるようになるといいですね。

 最終的には、本当に必要なもの以外は手放していけると、片づけ習慣が身についたと言えます。














冷蔵庫・財布をチェックして貯まる生活に


『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』
 家計管理に直結しているのが「冷蔵庫」と「財布」の整理整頓です。この2つの中身は要不要を判断しやすく、片づけ効果も大きいので、ここから取り組むのもおすすめです。

「冷蔵庫」は、家計管理の要であり、健康にも直結する場所。冷蔵庫のチェックポイントは、以下の5点です。

1. 食品の定位置が決まっていない
2. 食材を使いきれないことが多い
3. 大容量の飲み物が多い
4. 常に飲み物を大量に冷やしている
5. 余ったら、とりあえず冷凍する

「大容量の飲み物を買っておく」「余ったら冷凍する」などは、一見節約術のようにも思えます。

 でも、買ったものを使い切れないのは「自分にとって必要なものの量や数がわかっていない」とも言えるのです。

 また、整理整頓初心者でも取り組みやすい「財布」のチェックポイントは、以下の3点です。

1. レシートの整理整頓が下手
2. カード類が大量にある
3. なんでもとりあえず財布に入れる

 お金の「家」である財布は、常にすっきりとさせておきたいもの。

『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』
 レシートやポイントカードでパンパンの“ブタ財布”は、お金の流れが見えにくく、気分や状況に流されて浪費癖がついてしまいます。

 こまめに中身を取り出して整理すると、自分にとっての要不要がわかるようになっていきます。





「財布」で年間120万円貯蓄する女性のテクニックも


『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』
 ムック本『これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』では、整理整頓によってお金が貯まる理由と改善のための実践的な方法を、さらに詳しく紹介しています。

 また、部屋をすっきりとさせたことで、60代でも年間170万円貯金を実現できている女性の家計データや、お金が貯まる財布で年間120万円貯蓄している女性のテクニックなども掲載。

 今日から真似できるポイントが満載です。

 誰でもできる小さな整理整頓からお金の貯まる生活をスタートさせて、今よりももっと日々を快適に、ご機嫌に過ごしてみませんか。

<構成/女子SPA!編集部>
大人女性のホンネに向き合う!をモットーに日々奮闘しています。メンバーはコチラ。twitter:@joshispa、Instagram:@joshispa











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