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【マンガで読む】ほてりや生理不順…まだ先だけど必ず訪れる『更年期』についてきちんと

時刻(time):2023-10-04 19:00源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
『更年期』。まだまだ先のことと思っていると思いますが、女性なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。きちんと理解すれば漠然とした不安も解消されるはず!婦人科の先生に詳しく聞いてきました♪ まだ先だけど必ず訪れる!不安の正体をチェック! 更年期「基本のキ」編 ※1 女性ホルモンの減少に体が慣れずに起こる症状 更年期症状の主な原因は女性ホル


『更年期』。まだまだ先のことと思っていると思いますが、女性なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。きちんと理解すれば漠然とした不安も解消されるはず!婦人科の先生に詳しく聞いてきました♪

まだ先だけど必ず訪れる!不安の正体をチェック! 更年期「基本のキ」編

※1 女性ホルモンの減少に体が慣れずに起こる症状

更年期症状の主な原因は女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少。その変化に体が追いつかず、自律神経が乱れたりとさまざまな症状が起こります。「ほてりや突然の発汗といった血管運動神経症状は典型的な症状。手指の関節痛を訴える女性も多いですね。更年期症状はストレスも大きく関係するため、更年期を気にしすぎない方が症状が軽くすむようです」(原田先生・以下「」内同)

※2 HRTは更年期に増える病気の予防にも役立つ

「子宮がある人にはエストロゲン剤とプロゲステロン剤の2種を補充します。HRTに抵抗感をもつ人もいますが、更年期症状の改善に加え、動脈硬化や骨粗鬆症の予防、大腸がんなどさまざまな疾患のリスクを下げるメリットがあります」と原田先生。ただし乳がんの既往症があると治療を受けられないので詳しくは医師と相談を。

※3 美的世代は生理の異常は早めに受診して!

「生理のつらい症状は低用量ピルで改善できるので、気になる症状があれば婦人科へ。40歳前に閉経する早発閉経は稀ですが、ほかに病気がないかのチェックも必要です。婦人科のかかりつけ医を見つけておくと、更年期治療も早めに相談できますよ」

■教えてくれたのは....

東京大学大学院医学系 研究科産婦人科学 准教授

原田美由紀先生

はらだみゆき/医学博士。日本産科婦人科学会専門医・指導医。米国ミシガン大学産婦人科/生化学教室への留学などを経て、現職に。

2023年9月号掲載
イラスト/伊藤美樹 構成/青山貴子、有田智子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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