のんびり構える
食べ過ぎた翌朝、「なんとかしなきゃ!」と焦るのは逆効果です。その理由は、焦ると呼吸が浅くなり、呼吸が浅くなると体内への酸素の取り込みが減るから。そうなると、血液中の酸素が薄くなり、おまけに血液がドロドロになってしまいます。つまり、焦れば焦るほど代謝も落ちて、老廃物も滞ってしまうのです。
逆に、焦らずのんびり過ごせば呼吸も深くなり、自律神経が整い、体の流れがスムーズになりますよ。また、のんびりとした深い呼吸は酸素をより多く取り込むことができるので、有酸素運動のような脂肪燃焼効果を生みます。
それに、深い呼吸はセロトニンという神経伝達物質を分泌させ、精神を安定させてくれます。
寝過ぎないようにする
「のんびり構えること」推奨とはいっても、“飲んで食べて夜更かしした翌朝は、朝寝坊をして朝食を抜き、睡眠をタップリとれば全てチャラになる”なんてことはありません。寝不足・寝過ぎ、いずれも睡眠リズムを乱すのでメラトニンの分泌を減らしてしまうからです。メラトニンは人を睡眠に導いてくれる脳内の物質ですが、それだけではなく、その抗酸化力により疲労をとり、新陳代謝を促してくれます。
新陳代謝は古い細胞から、新しい細胞に入れ替わることを意味しますが、この新陳代謝が落ちると体内の老廃物が排出されにくくなり、結果的には太りやすい体を形成してしまいます。
それに、朝日が降り注ぐ時間帯に起きして陽の光に当たってみると、幸福物質セロトニンも分泌されるので、思いのほか気分が良いものですよ。気持ち良くて、代謝もアップできる早起きに損はありませんね。
目覚めたらお布団で伸び~
寒い日の朝は血流が低下して体の冷えを感じ、ますますお布団から出にくいですよね。そして、実は食べ過ぎ・飲み過ぎも「冷え」を助長しています。何故ならば、消費活動にエネルギーをつかわれ、末端にまで血液が行き渡らなくなるから。血流低下は代謝の低下を意味し、食べ過ぎた体をより太りやすくします。だからこそ、翌朝はいち早く血行を良くしたいところ。
血流を良くして体を温めるには、食事によって体内で熱をつくるという方法がありますが、まずは目覚めたらお布団の上で両手両足を伸ばし、「う~ん」と言いながら体全体を目覚めさせることが先決です。
たったこれだけで、血行を良くして体温を上げ、代謝までも上げてくれるはずです。
レモングラスの香り
レモンのような爽やかな香りを持つアロマオイル「レモングラス」は、気分をスッキリとさせ、集中力や記憶力を高めてくれることで知られていますが、実は脂肪燃焼を促すアドレナリンを分泌させてくれる香りでもあります。
しかも疲労回復や、体臭予防にも役立つので、夜遅くまで色々なものを食べ過ぎた翌日にも最適なアロマオイルですよ。
朝食はしっかり食べる
いつもはしっかり3食とっているのに、「食べ過ぎたから、明日の朝は食べない!」というのは、むしろ逆効果です。食事をとらないことで体は栄養分が入ってくるのを「今か、今か」と待ち構えてしまうので、その次の食事で必要以上にエネルギーを吸収してしまいます。
食べ過ぎた翌日は食事量を少し抑える程度にとどめ、栄養バランスのとれた食事を心掛けましょう。
水分の多い野菜や果物、代謝を良くする温かいもの、糖質や脂質をエネルギーに変える助けになるビタミンB群(納豆・味噌・梅干・豆腐・ハム・魚類、チーズ、バナナなど)を摂ることがお勧めです。
いかがでしたか?
「食べ過ぎた翌日にすべきこと」とはいっても、あまり特別ことはありません。もちろん、食べ過ぎた日の翌日に運動をするのも有効ですが、実際、食べたものが脂肪になるまでには2~3日ほどかかるので、“翌日のみ”たくさん運動したところで、大きく影響するわけではないんですよね。
大切なのは、食べ過ぎた翌日に生活リズムを崩したり、ストレスを感じるような行動で体の循環を滞らせるのを、阻止すること。
そして、血行促進と代謝アップを心掛けることです。気持ちをリラックスさせてお試しくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)


