今や、なくてはならないライフラインの1つ「無線LAN回線」。
コロナ禍でオンライン化がさらに進み、家中どこでも繋がる環境が必要になりましたよね。
ですが、無線Wi-Fiは思うように飛んできてくれないのが悩みどころ。そんな時に出会った便利アイテムを紹介します。
寝る前のスマホタイムが…

※写真はイメージです
残念なことに、北側のわたしの寝室に電波が届かず、寝る前の至福のひととき、スマホタイムができずに困っていました。
改善のためにルーターを買い替え、中継器という電波をリレーでつなぐような機械を設置してみましたが、それでもあまり効果なし。
困り果ててしまい、どうにかならないかと、詳しいスタッフがいる電気屋さんに行って知ったのが「メッシュWi-Fi」という仕組みでした。
メッシュWi-Fiとは

メッシュWi-Fiとは、Wi-Fiの死角をなくし、家じゅうどこでも途切れない接続を提供するために構築されたシステム。
従来のルーターでは単一のポイントからWi-Fiを送りますが、複数のアクセスポイントを設置することで、より広範囲までWi-Fiを行き渡らせるという仕組みです。(※1)
スタッフさん曰く、普通のルーターと中継器を使うと、大元からリレーをしてバトンをつなぐイメージですが、メッシュWi-fiを使うと、塗り絵のように部屋の中のネットワークが強固になっていくイメージだそう。
さらに、今までのルーターと中継器だと、部屋が変わるたびにつなぎ先を変えなければならず、それがとても面倒だったのですが、メッシュWi-fiならばいちいちつなぎ先を変えなくてもよく、何もしなくても適切な接続を選択してくれるとのことで、導入してみることにしました。
早速設置してみることに

まず、大元には従来と同じようにルータを設置。

これ以外に、コンセントタイプの子機を2つ設置。
最初少し設定が必要ですが、基本はコンセントに差しっぱなしなのでラクチンです。

これで試してみると、しっかり北側の寝室にも電波が届いて感激しました!
気になる速度を測ってみた
とはいえ「気持ちの問題では?」と思う方もいるかもしれないので、実際の速度を測ってみることに。
我が家は上限100mbpsのため、大元の速度はあまり出ていませんが、ルーターから近いリビングと、別の部屋との速度を計測してみました。

まず、大元の速度は54Mbps。

続いて、大元のルーターからも子機からも離れた部屋では、46Mbpsという結果に。ほとんどルーター付近と変わらない速度が出ています。Zoomも問題なくできています。

続いて、お風呂とキッチンを挟んだ先にある寝室は、なんと54Mbps。かなり悪条件ですが、ルーター付近と同じ速度が出ていました!
このメッシュWi-Fiを導入してから、リビングから離れた部屋でも、快適にオンライン会議や動画配信サービスなどの視聴も楽しめるように。
オンラインが必要になる場面が増えた今、もうこの仕組みは絶対に手放せないなと思います。Wi-Fiの電波が届かず困っている方は、ぜひ試してみてくださいね。
<文/塩辛いか乃>
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako
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