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40代のミニスカになんの問題が?“女性が一生輝ける国”のハッピーな考え方。話題の漫画・

時刻(time):2023-07-30 18:41源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
世界経済フォーラムが発表した2022年のジェンダー・ギャップ指数(GGI)で、日本の総合順位は146か国中116位だった。この結果から日本の価値観がいかにアップデートできていないのかが伺える。だからこそ海外の常識に触れた時、日本の常識との違いに驚かされる瞬間は珍しくない。 台湾人の男性と結婚したことをキッカケに台湾に移住し、在住10年目を迎えた現在は3人の

 世界経済フォーラムが発表した2022年のジェンダー・ギャップ指数(GGI)で、日本の総合順位は146か国中116位だった。この結果から日本の価値観がいかにアップデートできていないのかが伺える。だからこそ海外の常識に触れた時、日本の常識との違いに驚かされる瞬間は珍しくない。

 台湾人の男性と結婚したことをキッカケに台湾に移住し、在住10年目を迎えた現在は3人の子供と1匹の犬と一緒に暮らす樋口みみさん(@mimiwamama1)のエッセイ漫画を読むと、その違いをより色濃く感じられる。国際結婚している樋口さん自身の体験をネタにした『国際恋愛、始めました。』に加えて、国際結婚した人から寄せられたエピソードも漫画も手掛けており、どれも学びが多い。

 特に国際結婚をしてブラジルに移住した女性の話を基にした『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』は、日本とは異なる価値観がまとめられており、短いながらもインパクトの多い充実した内容だ。そこで国際結婚をした当事者でもある樋口さんに、国際結婚して感じた日本との違いなど話を聞いた。

樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』

樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』より(以下同じ)







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』






樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』







樋口みみ『ブラジルで女性が一生輝いていられる素敵な理由』













台湾の人たちは、家族・親族関係がとにかく濃い


 まず台湾人の男性と結婚して、台湾に在住して感じた日本との違いについて尋ねると、樋口みみさんは「台湾の人たちは、本当に家族を大切にする人が多い。家族親族関係がとにかく濃いです」と笑いながら答える。

「義両親とも週6ペースで会うため、中国語も上手く話せなかった時期は意思疎通がうまくいかず、かなり負担でした。ただ、中国語が話せるようになった今は、義母と仲良くなり、夫と喧嘩した時に義母が夫を叱ってくれたり、実の娘のように扱ってくれてありがたいです。もちろん、義両親とのことでイライラすることもありますが……。それでも『本当にこの義母で良かったな』と感じます」





外食のほうが安くすむ! 自炊への意識が、いい意味で“低い”


 家事育児における違いを聞くと、「外食がとにかく気軽にできます。私は料理が苦手なので、日本で一人暮らしをしていた時は、自炊がとにかく辛かったです。台湾では外食のほうが安くすむこともあり、罪悪感を感じることもなく、『疲れたらお弁当で良いや』という選択が簡単に取れます」と話す。

「夫も『専業主婦なんだから料理くらいは』みたいな考えも一切なく、『じゃあなにか食べに行く?』『なんか買って帰ろうか?』と聞いてくれるのが、特に『良かったな』と思います。ですので、日本で早朝に起きてキャラ弁を作っている保護者さんの発信を見かけると尊敬しかありません。それと同時に『頑張らせ過ぎでは?』と心配にもなります。

 また、台湾では周囲からとやかく見た目について言われることは少ないため、私は出歩く際はスッピン、ボサ髪、ビーサン、短パンが基本コーデです。そのため、日本に帰った際、街中のママさんがみんな身綺麗にしている光景を見るとかなり焦ります(笑)。家事やって、仕事やって、外見にも気を遣って、もう本当にみなさん偉すぎです」












始めてのエッセイ漫画で、勇気づけられた“読者の声”


 自身が国際結婚した経験、寄せられた国際恋愛のエピソードなどを漫画にして発信している樋口さんだが、印象に残っている読者からの反応としてどういったものがあるのか。

「私が最初に描いたエッセイ漫画が『国際結婚して海外に嫁いだらドン底まで突き落とされた話』という内容でした。これは台湾に嫁いだ当初、家族も友人も周りにおらず、言葉も通じない、というかなりのドン底だった時期を描いたものなのですが、『自分も同じ状況だから勇気づけられた』というメッセージが多く寄せられ、特に嬉しかったことを覚えています。『私の拙(つたな)い漫画でも、誰かの役に立てた』と私自身もとても勇気づけられました」






現在は電子書籍化に向けて準備中


 最後に今後の目標などを聞くと、「実は2022年、竹書房さんの『コミックエッセイ大賞』の準大賞を受賞しました。現在そちらの電子書籍化に向けて準備中です。夜中にチマチマ作業しているので、かなり執筆ペースが遅くて申し訳ないのですが、まずはこの書籍原稿を完成させることが第一目標です。他にもブログももっと頑張りたいですし、『個人出版もしてみたいな』とも考えています。まずは目の前のことから地道に頑張ります」と意気込みを語った。

 今後も継続的な発信をしていくらしく、樋口さんがどのような作品をアップしてくれるのか楽しみに待ちたい。


【樋口みみ】
台湾在住の3児ママ。国際結婚&国際恋愛のリアルを描くコミックエッセイが人気で、Instagramのフォロワーは2万人(2023年7月現在)。NAPBIZ公式ブロガーとして、ブログ『みみ家の台湾的日常。』を更新中。竹書房コミックエッセイ準大賞受賞。Twitter:@mimiwamama1、Instagram:@mimiwamama

<取材・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。Twitter:@mochizukiyuuki




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