恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきた筆者ですが、かつては髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の「もったいないところ」をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
今回は、結婚相談所に登録したけれどうまくいかず、別の相談所に乗り換えたのにいっこうに結婚できる見通しが立たないという、恵さん(仮名・34歳)のお話です。
最初に入会したのは、システムが自動で相手を選定する“データマッチング型”の結婚相談所。入会前に担当者は恵さんの希望を聞き「該当する男性は○○人いますよ」と情報を見せてくれました。それだけいれば両想いになれる人が一人ぐらいいるのかもしれないと思ったのです。
しかし担当者が親身だったのは勧誘のときだけ。入会後には放置されてしまったため、登録してすぐ辞めたそうです。
それなら専任の担当者が相手を紹介してくれる“仲人型”の方が手厚いサポートがあるはずと、調べて多少の期待とともに仲人型の相談所へ入会。しかし、プロフィールを公開してから申込み(会ってみたいという申請)が来たのはたったの4人。しかも年上ばかりで、一番若くても舞さんより6つ上の40歳でした。
「試しに会ってみたら」と言われて一番若い40歳の男性に会ったものの、共通の話題も見つからず、会話が盛り上がらずそのまま“お断り”にしました。
その後、婚活について調べると、入会バブルという状態(新規登録時に申込が殺到すること。新規会員を狙って申込する人も多いため新規登録時は平常時より人気会員になりやすい)があることも知りました。どう考えても、申込4人ではバブルではありません。そうして「私は人気がないのかな」と思うように。
私から見て、恵さんの外見はいたって普通です。体型も標準的で、太りすぎ・痩せすぎということもありません。第一印象では、恵さんを申込みがたくさん来る“人気会員”に持っていくのはさほど難しくないと感じました。
【関連記事】⇒婚活してる女性「ダメ服装」図鑑。同世代と“ご縁がない”女性の特徴は
これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきた筆者ですが、かつては髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の「もったいないところ」をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
今回は、結婚相談所に登録したけれどうまくいかず、別の相談所に乗り換えたのにいっこうに結婚できる見通しが立たないという、恵さん(仮名・34歳)のお話です。
婚活をしても、誘いが来るのは年上男性ばかり
最初に入会したのは、システムが自動で相手を選定する“データマッチング型”の結婚相談所。入会前に担当者は恵さんの希望を聞き「該当する男性は○○人いますよ」と情報を見せてくれました。それだけいれば両想いになれる人が一人ぐらいいるのかもしれないと思ったのです。
しかし担当者が親身だったのは勧誘のときだけ。入会後には放置されてしまったため、登録してすぐ辞めたそうです。
それなら専任の担当者が相手を紹介してくれる“仲人型”の方が手厚いサポートがあるはずと、調べて多少の期待とともに仲人型の相談所へ入会。しかし、プロフィールを公開してから申込み(会ってみたいという申請)が来たのはたったの4人。しかも年上ばかりで、一番若くても舞さんより6つ上の40歳でした。
外見に大きな問題はないのに、人気がないのはなぜ?
「試しに会ってみたら」と言われて一番若い40歳の男性に会ったものの、共通の話題も見つからず、会話が盛り上がらずそのまま“お断り”にしました。
その後、婚活について調べると、入会バブルという状態(新規登録時に申込が殺到すること。新規会員を狙って申込する人も多いため新規登録時は平常時より人気会員になりやすい)があることも知りました。どう考えても、申込4人ではバブルではありません。そうして「私は人気がないのかな」と思うように。
私から見て、恵さんの外見はいたって普通です。体型も標準的で、太りすぎ・痩せすぎということもありません。第一印象では、恵さんを申込みがたくさん来る“人気会員”に持っていくのはさほど難しくないと感じました。
【関連記事】⇒婚活してる女性「ダメ服装」図鑑。同世代と“ご縁がない”女性の特徴は
他の人が着てる服、他の人が書いてる趣味が正解か
そうして私のところへ相談にやってきた恵さん。私は早速、彼女のプロフィールを確認させてもらいました。
写真はパステルカラーに花柄のフレアワンピースでちょっと今どきではない甘めのコーディネイト。34歳という年齢を考えても、少々痛々しくダサいのです。写真の背景はボカシのスクリーンで、こちらもレトロな雰囲気。
「結婚相談所の方に女性はどんな服を着ることが多いのか質問したら、パステルカラーや花柄などの柔らかい印象のワンピースが多いと言われたんです」という舞さん。
さらに、「お見合い 服装」で検索したら柔らかい印象のワンピースがふさわしいという記事が出てきてそれで間違いがないと思ったそうです。ファッションとしては時代遅れでも、その情報が広く出回っていたら、検索で上位に来ることもあるでしょう。
撮影したのは結婚相談所が提携しているスタジオで百貨店の中にあり、フルメイク込みで撮影したためそれで正解だと思ったそうです。料金はトータルで2万円でした。
男性から見て「会ってみたい」と思う要素がほぼない
自己紹介文も「休みの日は友達と食事することが多く、カフェ巡りやヨガが趣味です」と当たりさわりのないことが書いてありました。結婚相談所の紹介文も特徴がありません。何を書いたらいいか迷って「他の人はどういう趣味を書くんですか」と担当者に聞いて、それを書いてもらったというので驚きました。
そんな風に“みんながやっていること”を盛り込んだ結果、たくさんの女性と見比べて検討している男性が「会ってみたい」と思う要素がほぼなく、34歳という年齢を「若い」と感じる男性にしか刺さらないプロフィールになっているのです。
結婚相談所の「平均的な女性」は結婚できない
私はまず、結婚相談所の厳しい現実を伝えることにしました。
「仲人型の結婚相談所でも、辞める人のうち成婚退会って2~3割なんですよ。結婚相談所に入る平均的な婚活女子を目指しても結婚できないよ」
「え! そうなんですか」

恵さんがびっくりするのも仕方がないと思います。こういう情報はほとんど伝えられることがないのですから。入会前に、希望条件に合致する男性の数は教えてもらえても、ライバルの数なんて知らされるはずがありません。
「プロフィールを変えたい」と担当者に言えない
プロフィールを作り直せば、きっと恵さんはもっと人気が出るということも伝えました。
「でもそれって仲人さんにお願いしたら、変って思われませんか?」
「よければ、仲人さんに紹介文の変更を依頼するメッセージ文、私が代筆もできますよ」
「でも、言いにくいし」
「修正の少ない書き方もできますよ。少なくとも写真は撮り直そう。自分のこと、どういう女性って見られたい?」
「柔らかい女性です」
「柔らかい女性に見られたい理由はなぜ?」
「婚活って、そういう女性に見られた方がいいんですよね」
自分の考えがなく、“正解”に当てはめようとする恵さんには、“理想”がありません。どんな結婚生活が良いのかを尋ねても「普通の結婚」ぐらいで漠然としていました。
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恵さんの生い立ちを聞いてみることに
婚活写真の撮り直しすら言い出せない、忖度(そんたく)しすぎる恵さん。そんな彼女に、生い立ちを聞きました。
恵さんは神奈川県で生まれ育ち、今も実家に住んでいるそうです。小学校卒業後は、親から勧められた中高一貫校に進学します。大学は先生から勧められた「学力を考えて、入れる大学」の中で、一番知名度が高い大学の、入れる学部に進学しました。

やりたいことのない恵さんは就活で苦戦しますが、ニートでは世間体が悪いからと、とりあえず内定が出た会社に就職します。
30歳になる頃、親から結婚しろと言われて婚活を決意しました。
初めての親への反抗は、婚活を辞める決断
恵さんはこれまで親に逆らったこともなく、意思表示をした経験もありませんでした。昔なら、親から言われてそのまま結婚する女性もいたのでしょう。
でも今の婚活は男女とも同時に複数の人を比較検討します。「親から言われて仕方がなく婚活している」感が満載の相手など、誰も選ばないのです。
恵さんは生い立ちを振り返った後「私、婚活を辞めたいんです」と言いました。親にどう言おうか迷ったそうですが、勇気をもって母親に伝えたところ「あなたがいいならいいんじゃない」と割とあっさり言われたそうです。
恵さんが考え抜いて出した結論を、応援したいと思います。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<文/菊乃>
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
(エディタ(Editor):dutyadmin)
