7月25日に42歳の誕生日を迎えたモデル兼アイドルのMiRichanは、36歳で初整形したそう。

そこから、顔・体と整形を繰り返してきた彼女に、これまで受けた施術を振り返ってもらった。
【インタビュー前編】⇒36歳で初整形した42歳現役アイドル「整形しなくても私は可愛い」から心変わりした理由
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個性を残しながら整形する

――最初に鼻と目の施術、糸リフトをして以降もいろいろな整形をやられてますよね。
MiRichan:そうですね。自分が気になっている箇所をやったり、“こうしたらもっとよくなるよ”と提案していただいたものをやったりしています。
――これまでにやった施術を教えてください。
MiRichan:鼻と上唇の間を短くする人中短縮、唇の形を整えて口角をあげるM字リップと口角リフト、おでこを丸く見せるための脂肪注入、鼻尖を下げる鼻中隔延長と鼻横の凹みを改善する鼻翼基部プロテーゼ、あとは体の脂肪吸引です。何度か修正している箇所もあります。
――1番やって良かった施術はなんですか?
MiRichan:難しいですね。というのも、私、パーツ1つ1つを100%の満足する形にしてないんですよ。全部を完璧にしてしまうと、個性がなくなってしまうと思うので、パーツ1つ1つを60~70%の満足度にしているんです。
目や鼻や口、それぞれにここが良かったなと思う部分と、ここの部分が嫌だなという部分がある。自分の個性を残しながら、自分のできる範囲の顔の中で可愛くなれればいいなと思って整形するように気をつけています。
――なるほど。ちなみに整形してから好きになったパーツはありますか?
MiRichan:目は二重が綺麗になったのでメイクするのも楽になりました。鼻も周りから綺麗になったって言ってもらえるのでやって良かったですね。
脂肪吸引はとにかく辛かった

――逆にやって後悔している整形や、やらなくて良かったなと思っている整形はありますか?
MiRichan:人中短縮です。人中が短くなった分、元々の口の形が変わってしまって、上がっていた口角が下がってしまったんです。3回修正したけど、もう全然戻らない。
あと、脂肪吸引はとにかく辛かったし、色素沈着が残ってしまったので、自分で体型を維持できる人はやらなくていいと思います。私は年齢を重ねてダイエットしても落ちない部分がどうしても出てきたので、そういうのは医療に頼ろうと思ってやっちゃったんですけど、整形の中で一番辛かったです。
――どの部位をやられたんですか?
MiRichan:二の腕、背中、お腹、太ももを3回に分けてやったんですが、全部辛かったですね。1か月近く痛くて寝れないし、座れないし、階段が上がれない。全然動けなかったです。
自分の理想のために「派手顔が好きな医者」に依頼

――整形する時に気をつけていることはありますか?
MiRichan:他の人と違うかもしれないんですけど、私の場合は「この先生!」と決めた人に全部任せるようにしています。自分が可愛くなるための全体的な底上げをするために、顔全体のバランスを見てパーツを作ってもらいたいので、先生も病院も変えないようにしています。
――たしかに部位ごとに病院を変える方も多いので、意外です。
MiRichan:やり直しも、他のクリニックでする人が多いと思うんですが、私の場合は同じ先生にお願いすることが多いです。同じ先生だと過去にどういう施術をしたかすでに分かっているし、“ここは良かったけどここが嫌だった”が伝えやすい。もしその先生ができなくても「この先生なら直してもらえるかも」と紹介してもらえますしね。
――なるほど。病院を選ぶ時に意識してることもあれば知りたいです。
MiRichan:私は結構がっつり変化させて欲しいタイプなので、派手顔が好きな先生に頼んでます。美容整形の口コミアプリがあるので、それで検索して「この先生の症例は分かりやすく変化してるな」とか、自分の好みに変化させてくれそうな先生を探して、カウセリングに行って決めています。
外見に見合った中身になるように

――内面的に変化したことがあれば教えてください。
MiRichan:可愛くなったことで人に見られる機会も、整形していることで注目される機会も多くなったので、それに見合った中身にならないといけないなと思うようになりました。
初めて整形した36歳までは結構好き勝手に生きてきたんですけど、整形をやり始めてからは自分の性格を見直して、きちんと変えていこうって気持ちが強くなったんです。自分を見つめ直す機会が増えました。
――整形して自信がついたって人は多いですが、MiRichanさんはどうですか?
MiRichan:言われてみれば、整形していなかったら、もうアイドルを辞めてるかもしれない、ここまでは続けてなかったと思います。そういう意味では多少なりとも自信を維持できてるので、アイドルをやろうという気力が湧いてくるのかなって思います。
――整形して良かったことを教えてください。
MiRichan:日々、暗くなることが少なくなくなったし、怒らなくもなりました。整形をやったことで自己肯定感が上がったので、SNSで何か言われたりしても打たれ強くなったかもしれません。昔は弱かったので、泣いたことも落ち込んだこともたくさんあったけど、整形して自分の中での自信が積み重なってきて、心が強くなりましたね。
自己肯定感が低い人は整形をしないほうがいい

――美容整形を受ける前の自分や、これから美容整形を受ける人に伝えたいことはありますか?
MiRichan:自分のことが嫌いだとか、自己肯定感が低い人は整形しないほうがいいと思ってます。そういう人は止まらなくなっちゃうし、何より他人目線で生きてるから。他人に言われたら、自分を否定してまた整形っていうのを繰り返してしまうような気がして。
――まずは自分軸で生きれるようになってから、と。
MiRichan:私は自分が良ければいいと思っているので、自分の好みの顔にしてストップできますけど、自己肯定感が低い人は「変だよ」と言われたら次々と整形してしまうと思うんです。整形をやりすぎてしまう人ってそういう人が多いと思うので、まずは自分を好きになってからやった方がいいと思います。顔以外の部分で自信をつけてからでいいかなと。
<取材・文/瑞姫>
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施術前と施術後も公開
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施術前と施術後も公開
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20代の頃のMiRichanさん
瑞姫
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k
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(エディタ(Editor):dutyadmin)











