美容ライターの遠藤幸子です。早いと、20代くらいから悩み始める目の下のクマ。40代ともなると、毎日あるのが当たり前で、メイクで消すことが難しいほど濃くなってしまいがちです。それだけにコンシーラー選びは、年齢とともに難しくなるのが悩みどころ。
今回は2022年に発売され、“クマ消しコンシーラー”と話題になっているヴィセ「ヴィセ リシェ レッドトリック アイコンシーラー」に注目。

46歳の日々執筆業で目を酷使する筆者の頑固な黒クマが消せるのか、検証しながら使い方とともにレポートします。
「ヴィセ リシェ レッドトリック アイコンシーラー」って、どんな商品?

「ヴィセ リシェ レッドトリック アイコンシーラー」1210円(税込)は、色を補正する赤と、肌になじませるベージュが一体化した目の下のクマに特化したコンシーラー。赤の次にベージュを重ねる2ステップで、自然にクマカバーが叶うという製品です。

目元の皮膚は薄く、乾燥しやすいことにも配慮されていて、「ヒアルロン酸」と「スクワラン」という2種の保湿成分を配合。日中の乾燥から目元を守る効果があるのは、日々乾燥と戦う40代には嬉しいポイントです。
実際に使ってみてベストなクマ消し効果をアップさせる使い方
テクスチャーは、しっとりとしていて伸びやか。実際に使ってみると、極薄乾燥肌の筆者の目元にもスッと伸びてピタッと密着します。塗った時点でムラになりやすいということもありませんでした。
公式サイトでは指付けでの使い方が紹介されていましたが、よりしっかりクマ消しを目指すなら、指で点のように置いてから、コンシーラーブラシを使うのがおすすめ。指よりもクマ消しへの手応えを感じています。
筆者が愛用しているのは、資生堂「TSUTSU FUDE コンシーラーブラシ」3080円(税込)。

ころんと先端が丸く小さいので、目元にフィットしやすく、しっかりコンシーラーをなじませることができます。

ちなみに資生堂のこのブラシに似た商品でもっとお求めやすい価格のものだと、ダイソーの「フィンガーブラシ」110円(税込)があります。非常に人気が高く、欠品している店舗が多いようなので、見かけたときにぜひチェックしてみてください。
実際に使ってわかった、クマ消し効果をアップさせるベストな使い方
それでは、実際の使用順について解説します。

<STEP①>すっぴんの状態からスタート
<STEP②>化粧下地で肌を整える
<STEP③>目の下に赤を点で置く
<STEP④>赤塗布後に、ブラシでなじませる
化粧下地で整えた後の肌に使用してみました。上の赤のコンシーラーを指に取り、目の下に点で置きます。そして、ブラシでトントンと軽く押し込むようになじませます。
<STEP⑤>目の下にベージュを重ねる
STEP③と同様に、目の下にベージュのコンシーラーを点で置きます。そして、ブラシでトントンと軽く押し込むようになじませます。
<STEP⑥>
その上にファンデーション、フェイスパウダーを重ねます。
46歳の頑固な黒クマは、消せるのか?

実際に46歳の筆者の頑固な黒クマに塗ってみました。赤のコンシーラーをなじませると、かなり血色感が出て黒クマが目立たなくなりました。
このままでは赤みがかなり気になると感じていたところ、ベージュのコンシーラーを重ねることでクマをカバーした部分の赤みが抑えられ、他の肌色に溶け込むような自然な仕上がりになりました。
夕方にヨレたり、ひび割れたり気になる点はない?
頑固な黒クマも自然にカバーでき、第一印象はかなりよかったものの、40代ともなると目の周りのシワが気になります。時間の経過とともに、シワに埋まってひび割れてしまったり、ヨレたりしないか心配でした。
しかし、何度も終日使用してみましたが、そんな心配は不要で、影の気にならない明るい目元をキープできました。
まとめ
筆者の場合、黒クマなので、それに対するカバー力については検証することができましたが、青クマや黄クマに対してはどうか疑問が残るところです。
しかし、茶クマや黒クマが気になる人の救世主となってくれる可能性はとても高いと感じます。
少なくとも筆者は5年以上愛用し続けてきたデパコスのクマコンシーラーからこちらに乗り換えることに決めました。
<文・写真/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
(エディタ(Editor):dutyadmin)