「ムリ! ウチは散らかってるから……」。ロボット掃除機が欲しいけど「買えない」という人に理由を聞くと、だいたいこう返ってくる。しかし、部屋が散らかっていても許されるロボット掃除機もある。「ルンバ j7+」だ。
人間より上手!? 見て、理解して、掃除するルンバのフラッグシップ
●ルンバ j7+
購入価格:12万9800円/サイズ:D33.9×H8.7cm(本体)/重量:3.4kg(本体)
ルンバといえばロボット掃除機の代名詞。どのモデルも優秀だが、j7+はフラッグシップなだけあって、とにかく頭がいい! 前面のカメラで「見」て「理解」して掃除する。まるで人間だ。
おかげで、ルンバ j7+を家に迎えてからというもの、部屋の片付けはだいぶなおざりの状態。
子供が脱ぎ散らかした衣服、放られたランドセル、ゲーム機の充電コードなど、さまざまなリスクが散らばっているが、「まぁ、なんとかなるだろ」とルンバが出撃。これが本当になんとかなるのだからスゴい。
人間よりも仕上がりは上なのかもしれない
ルンバは障害物を認識して、大回りしてこれを回避。掃除後は、ご丁寧に写真付きで発見した障害物をリポートしてくれる。必要なら、一時的な障害物なのか、長期に置かれているものか、フィードバックも可能だ。
もうここまでいくと、片付けをしないだけで、人間が行う床掃除と変わらないのでは?とまで思えてくる。
いや、壁際や家具の脚など、人間が適当に済ませがちな場所にもしっかりアプローチしてくれるぶん、人間よりも仕上がりは上なのかもしれない。
ルンバ j7+のここがスゴイ!
素晴らしい点はもうひとつ。充電ステーションであるクリーンベースは、ルンバが吸引したゴミを自動で回収してくれる。おかげで掃除後のゴミ捨てが不要になった。
掃除前にロボットのゴミを捨てなきゃ……と、片付けと並んで億劫だったストレスがなくなったことで、ちょっと汚れたらとりあえずルンバ。子供のお迎えの間にルンバ。風呂の間にルンバ。と、定額制のごとくルンバかけ放題の生活になっている。
おかげでリビングは常に清潔な状態をキープできている……と思う。散らかっているのは相変わらずなのだが!
<文/小暮ひさのり>
PC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライター。特技はお掃除
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