皆さん、こんにちは。ミニストップの新商品を毎週欠かさずチェック・購入している筆者です。2023年6月2日より、「ナガノパープルソフト」が順次発売されているということで、ミニストップのソフトクリームファンとしては、食べないわけにはいきません。

商品はもちろんですが、それよりも気になったのが、「食べるスプーン」の存在。どうやらスプーンそのものを食べることができ、それによって年間約44トンものプラスチックの削減を見込めるとか! 環境には優しそうですが、ソフトクリームの味への影響、食べ心地などが気になるところでもあります。
スプーンの形をしたコーンです
「食べるスプーン」は「ナガノパープルソフト」だけでなく、定番商品のソフトクリームバニラも、こちらのスプーンでの提供が始まっています。
見た目はソフトクリームが収まっているコーンに近い質感。正確な原材料は不明ですが、小麦アレルギー、大豆アレルギーの人のために、引き続きプラスチック製のスプーンを提供しているということですので、この2つが原材料に入っていることは間違いないでしょう。

一見すると、すくう部分は平たく見えますが、よく見るとしっかりくぼんでいることがわかります。

形はスプーンそのものといった感じですね。すくうところだけでなく、柄もくぼんでいます。果たして、ソフトクリームの水分や、持った時に加わる力への耐久性はあるのか……?
重さは2g、耐久性は大丈夫なのか?

ひっくり返して裏を見てみました。柄に筋が入っているのは、耐久性を高めるためなのでしょうか?(耐久性が気になってしかたない)

長さは約10cm。これまで配られていたプラスチック製のスプーンとほぼ同じ長さであることがわかりました。

重さは2gです。こんなにも軽くて本当に耐久性は(以下略)

持ってみたところ収まりがよく、これなら違和感なく食べられそうです。
プラスチック製のスプーンで食べるよりもいい!

では、「食べるスプーン」の実力の程を確かめたいと思います。購入すると、容器にささった状態で提供されています。今回はカップを選択しましたが、コーンで提供してもらうこと可能です。

環境に配慮した代替品の代表に、紙ストローがありますね。
「おいしくない」「トイレットペーパーの芯で飲んでいるみたい」「舌について気持ち悪い」「ふにゃふにゃになって最後まで飲めない」といった散々なコメントを見てきましたが、ミニストップの環境配慮は推(お)せる! だって、この「食べるスプーン」で食べるとおいしいんだもん!
若干香るバターの風味がよく、プラスチック製のスプーンで食べるよりもおいしく感じられます。舌触りがプラスチック製より優しいのも評価できるポイントです。

散々気にしていた耐久性ですが、溶けたり、折れたりすることなく、「ナガノパープルソフト」を食べ切ることができました。よほど意識的に強く握らない限り、問題はないと思われます。
「食べるスプーン」も食べてみた
「ナガノパープルソフト」を完食後、「食べるスプーン」も食べてみました。食感はサクッとしていて、味はコーンとほぼ同じように感じました。耐久性はあるのに、変に口の中に残ることもなく、こちらもおいしく食べ切ることができました。
ほとんど死角がないこちらの「食べるスプーン」ですが、1つだけ神経質なことを言えば、手で直接触ったものを口に入れることになるので、手を洗ってから食べたい……! 気になる人はウエットティッシュを携帯するといいかもしれません。
企業努力を重ねたに違いない!応援したくなった

環境に配慮するだけでなく、よりおいしく食べることができるスプーンでした。ここに至るまで、きっと企業努力を重ねたに違いない! 応援する意味も込めて、私はこれからもミニストップに通い続けたいと思います。
なお、本来の主役である「ナガノパープルソフト」は高い香り、ジューシーな味わい、滑(なめ)らかな舌触りがあり、こちらも本当においしかったです。
<文・写真/増田洋子>
2匹のデグー、2匹のラットと暮らすライター。デグーオンリーイベント「デグーサロン」を運営。愛玩動物飼養管理士2級を取得。Twitter:@degutoichacora
(エディタ(Editor):dutyadmin)

