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「PTA役員決め」で参加者全員がドン引きした“ある親の一言”。急に大声で… | ビューティ

時刻(time):2023-06-02 18:30源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
新年度を迎えて1ヶ月以上が経ちました。 ※イメージです(以下、同じ) 子どもが小学校や中学校に入学したての「学級懇談会」は、初めて会う保護者も多いことから親はドキドキもするもの。 これから我が子が関わるクラスメイトの保護者とは上手く関わっていきたい、あたりまえにそう思っていたのも束の間、「PTA役員決め」をきっかけに保護者たちの雰囲気は最悪に

 新年度を迎えて1ヶ月以上が経ちました。

学校の教室

※イメージです(以下、同じ)

 子どもが小学校や中学校に入学したての「学級懇談会」は、初めて会う保護者も多いことから親はドキドキもするもの。

 これから我が子が関わるクラスメイトの保護者とは上手く関わっていきたい、あたりまえにそう思っていたのも束の間、「PTA役員決め」をきっかけに保護者たちの雰囲気は最悪に……なんてこともあるようです。

 東京都在住の美亜さん(仮名・36歳)は、6歳、8歳の男の子のママ。次男もついに小学生になり、人生で3度目のPTA役員決めを経験しました。

 しかし、あまりに自分勝手な発言を連発する1人の保護者に、まわりの保護者はドン引き。一気に空気が凍り付いたんだとか。






“PTA役員”はみんな一度は引き受けるルール


「息子の通う小学校は、6年間の間に必ず1人の児童に対し1回は役員を引き受けるといったルールがあります。役員をすすんでやりたいという親は多くない印象ですが、おのおの忙しいながらも協力して交代で役員を引き受けているんです。

 兄弟がいる場合は、片方で引き受けた年はもう一方の役員は免除になることから、早めに立候補する人も多く、スムーズに決まる役職もありました」

 そう語ってくれた美亜さんは、今年は兄の方で役員に立候補したことで、弟のクラスでは自動的に役員が免除になったんだそう。みんな忙しいのは大前提なので、なかなか役員が決まらず沈黙の時間が流れることもあるのは仕方ないことかもしれません。

「役員決めの司会進行を務めるのは先生ではなく前年度の役員で、1年生のクラスは別の学年の旧役員さんが担当してくれることになっているんです。

 面識のない保護者たちを前に役員決めの司会進行をするなんてとても大変なことだということは容易に想像できます。しかし、そんなことはお構いなしに自分の意見を好き勝手、司会にぶつける保護者がいたんです」






自己中発言でクラスは一気に気まずい空気に……


司会に指を差す人
「役員がすべて決まらないことには帰ることはできないので、クラスによって終わる時間もまちまちです。

 息子のクラスは1年生のクラスということもあり、役員の仕事内容やルールなどよく知らない保護者も多く、なかなか決まらないのは仕方ないと思いました。そんな中、沈黙の時間が流れ始めると、保護者の一人である田中さん(仮名)がまさかの発言をしたんです」

 イライラした様子の田中さんは急に大きな声で文句を言い始めたそう。その場の空気を一変させる発言とは……。

「田中さんは『私、用事あるんで早くしてもらえません?』と司会者に向かって怒り出したんです。保護者たちは一瞬ザワつき、司会者は動揺していました。

 司会者は『みなさん早く帰りたいのは同じです。お時間いただいて申し訳ないですが、役員が決まらないことには次に進めないのでご理解お願いします』と冷静に対応していたのですが、田中さんは大きくため息をつき、あからさまにイライラした様子で、『じゃあ他の決め方を考えたらどうです?』と発言しました」













司会がジャンケンを提案するも…


実は他のママ友もうんざりしていた 早く帰りたいのは理解できますし、それはみんな同じ。用事があって帰るにしても言い方があるのではないかと、あまりの高圧的な態度に美亜さんも驚きを隠せなかったそうです。

「『このまま待っていても決まらないのでジャンケンで決めてもいいですか?』との司会者の言葉に大きくうなずく保護者が多数。

 ジャンケンで決めると思いきや、またもや田中さんは『みんなそれぞれ忙しいしジャンケンは違うでしょ、無理です』と。司会者もさすがにイライラした様子になり、クラス内が一気にシーンとしました」

 その様子を見かねた保護者たちの数名はしぶしぶ「小さい子ども連れでも大丈夫ですか?」「仕事内容をもう一度詳しく聞いてもいいですか?」などと質問をはじめました。

「心の中では田中さんの自己中すぎる発言にドン引きした人も多かったと思う」と美亜さん。






この日をきっかけに「やばい親」として一躍有名に


頭を抱えて悩む女性
「保護者たちが役員をなんとか決めようとする中、田中さんはガタガタと貧乏ゆすりをはじめ、しまいには荷物をまとめて途中で黙って帰っていきました。

 田中さんが帰った後に司会者の方が『“自分は何もやりたくない”“早く帰りたい”と怒りだすのはちょっとね……』と心の声が漏れていましたが、誰もがきっと同じことを思っていたでしょうし、致し方がないと感じました」

 美亜さんは、長男のクラスでも役員が決まらないことはあったそうですが、ここまで自己中な発言を堂々とする田中さんに対し「ある意味すごいですよね」とぼやきます。













「他にも対応はあったような…」


悩む女性「早く帰りたいと思うこと自体が悪いわけではないですが、一方的な言い方で場の空気を凍り付かせ、自分の子どもがこれから一緒に過ごすクラスメイトの親の前でここまでイライラと自分の都合を一方的に出せるのが、ある意味すごいなと思ってしまいました。

 この懇談会のあとも数日間はこの時の田中さんの態度や発言についての話題で持ち切りでしたよ。自分が何かしらの役員に手を挙げたうえで予定がある旨を伝え、早めに帰るなどの対応だったらこうなることはなかった気がしますね」

「ここまで周りのことを考えない人に出会ったのは初めてだった」と美亜さん。今後いくらクラスメイトの保護者であっても、田中さんと仲良くしていくのは難しいと感じた人が多かったのではないかと思います。

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<文/鈴木風香>
鈴木風香
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama




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