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「授かり婚」が許せなかった義母の暴走、泥沼化した嫁姑バトルの“意外な結末” | ビュー

時刻(time):2023-05-31 16:37源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
「お姑さんが本当に怖くて仕方がなかった。あの人がいなければ……と、存在を呪ってしまったくらいです」 咲恵さん(仮名・37歳)は29歳の時に1年間お付き合いした彼とゴールイン。子供を授かったのちに結婚へと至りましたが、姑との関係がうまくいかず苦悩の日々。怒りを抑えられず、嫁姑バトルに発展した過去を持つとのこと。 幸せなはずの結婚生活は、序盤から

「お姑さんが本当に怖くて仕方がなかった。あの人がいなければ……と、存在を呪ってしまったくらいです」

 咲恵さん(仮名・37歳)は29歳の時に1年間お付き合いした彼とゴールイン。子供を授かったのちに結婚へと至りましたが、姑との関係がうまくいかず苦悩の日々。怒りを抑えられず、嫁姑バトルに発展した過去を持つとのこと。

 幸せなはずの結婚生活は、序盤から不穏な空気が漂っていました。嵐のような出来事を咲恵さんは今でも忘れることができないのです。






結婚のきっかけは妊娠。祝福された結婚のはずが


結婚

写真はイメージです(以下同じ)

 咲恵さんは看護学校卒業後、とある病院に勤務。夜勤と日勤を繰り返して仕事に明け暮れる毎日でなかなか男性との出会いがありませんでした。

「病院勤務だと医者と看護師の結婚は多いですが、私は同業者が嫌でした」と語る彼女。恋愛もご無沙汰で諦めかけた時に出会った男性が、現在の旦那・Uさんです。

 Uさんは当時35歳でしたが結婚願望があまり強くなく、子どもが欲しいと考えていた咲恵さんは付き合いを続けるか悩んだそう。別れるか否か、頭を抱えていた時期にタイミング良く(?)妊娠が発覚。話し合った結果、彼も覚悟が決まったようで無事にゴールインを果たしました。

 周囲には祝福され、ご両親も非常に喜ばれたとか。幸せな気持ちで満たされ、新たな生活の始まりに胸が高鳴ったものの……姑のトシ子さんだけがいつまでも顔をしかめています。

 トシ子さんの態度は結婚後も相変わらずで、咲恵さんは妙な違和感を覚えたとか。この時点ですでに嫁姑バトルの香りが漂っていましたが、彼女は気のせいだと自分に言い聞かせていたようです。






「順番が違う!」嫁だけが責められる理不尽な状態


 Uさんの両親は中学校時代のクラスメイト。学生の頃から付き合っており、知っている異性もお互いに1人だけ。そのせいか恋愛に関してはかなり厳しい考えを持っており、特にトシ子さんは常にUさんの女性関係に目を光らせていたのです。

 息子へ「結婚相手とは必ず3年以上付き合うように」と言っていたとか。なので今回の授かり婚は非常に許し難いものだったのでしょう。

 結婚直後、早速新婚夫婦宅へやってきたトシ子さんは咲恵さんの体を心配するまでもなく、説教を始めたのです。

「突然、うちにズカズカ上がってきて嫌味を連発されました。おカタい家庭だというのは旦那から聞いていたので覚悟はしていたのですが、なぜか詰められるのは私だけ。挨拶の時は顔をしかめるだけで何も言わなかったのに、籍を入れて2人で暮らし始めてから急に文句を言い始めたんです」

「順番が違う!」「結婚までのスピードが早すぎる!」「先のことは考えているのか!」など、物凄い剣幕で怒られてしまいました。その間、Uさんへの叱責は何もなし。嫁だけがただただ嫌味を言われ、驚いた咲恵さんは開いた口が塞がらなかったのです。

 子どもが生まれるまでは顔を合わせるたびに嫌味を連発。理不尽さを覚えつつも、新婚ほやほやの彼女には耐える以外の術が見つかりませんでした。ここで反発して余計に関係が悪化するのを恐れたからです。














子どもが生まれても消えぬ確執、ついに嫁姑バトルが勃発


主婦
「子どもが生まれたらマシになるかもしれない」と、咲恵さんは淡い期待を抱き続けましたが、トシ子さんの勢いは止まりません。待望の娘が誕生した後も、チクチクと嫌味を言いに家へ上がり込んでくるのです。

 離乳食の作り方、缶ミルクの使用、何もかも口を出されすっかり疲れ果ててしまいました。

 肝心のUさんも母親には逆らえないようで、家に来ないよう頼み込んでも「俺から母さんには何もいえない」とバッサリ。咲恵さんの実家は遠方にあるため、実の親に助けを求めることさえままならなかったそう。





居留守で対抗も旦那がいる夜にわざわざ来訪


 ついに怒りが頂点に達し、抑え切れなくなった彼女はトシ子さんに対してマジギレ! 積もり積もった不満を全てぶち撒けるかのように、汚い言葉で罵ったと言います。

「姑は一瞬怯みましたけど、その後は激しい言い合いに。怒って出て行ったのでもう二度とこないかなーと思っていたのですが、想像以上に肝が据わっていて! 相変わらず連日家に来るんです……。

 自分1人でいる時はチャイムを何度鳴らされても居留守を使ったんですけど、無視していると旦那のほうに連絡がいくらしいんですよね。近所の目もあるしやめてくれと言われましたが、許すわけないじゃないですか……無視を決め込んだら日中家にやってくることはなくなったけど、今度は旦那がいる夜にわざわざ来訪するようになりまして」

 どんなに止めてもUさんは親に注意をすることもできず、トシ子さんを家にあげてしまいます。姑が現れれば家の中の空気はもう最悪。2人の冷戦はしばらくの間続いたそうです……。












耐え切れず旦那がギブアップ…嫁姑バトルの行方は?


夫婦
 地獄の空間を過ごすこと数か月、咲恵さんよりも先に夫が悲鳴をあげたことにより嫁姑バトルに終わりの兆しが見えます。

 姑と嫁が織りなす最悪の空気。板挟みになったUさんが限界を迎え、トシ子さんへ注意をしてくれると言ってくれたとか。夫から咲恵さんへ謝罪の言葉もあり、ようやく平穏な日々を取り戻すことができたのです。

「ずっと旦那に注意してほしいって言ってたのに、対応が遅すぎると一時期は幻滅してしまいました。けれども彼の言葉がきっかけで姑はこっちに来なくなり、ほっとしています。

 ただ、仲直りしたということではありません。今現在も向こうの実家に私が行くことはなく、孫の顔を見せにいくのは旦那だけの役目。相変わらずお姑さんは私のことが好きじゃないみたいです」






違和感を無視しなければ、きっと別の人生も…


 嫁姑バトルは“形だけ”終止符を打ち、根本的な解決はしていない模様。咲恵さんは他の家庭で「姑との関係は良好」との話を聞くと複雑な感情が芽生えると本音を漏らしました。

「(姑は)息子を私に取られたと思っているのかな? あれだけ厳しく教育していたのに、旦那には苦言を呈することもないらしいですから。もう会わないからなんでもいいやと諦める反面、お互いの実家とうまくやる友人を見ると羨ましく思えちゃって」

 誰かといがみ合い、確執を生みたいと思う人はまずいません。お姑さんが心を入れ替え、話し合う機会が作れるのなら関係の修復を期待できるものの……。残念ながら現時点では希望が持てない状態だそう。

「授かり婚、そんなにいけないことなんですかね。私があの時、感じた違和感を見逃していなければ、もっと別な人生もあったのかなぁ……」と呟く咲恵さんは暗い表情を浮かべます。

 そんな姿を見て、彼女の幸せを願わずにはいられませんでした。

<文/たかなし亜妖>
たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。業界卒業後は一般企業へ入社。ゲーム制作に携わった過去を持つ。好きな物は漫画、アニメ、映画、美容、占い。そろそろ顔面課金額が数百万円を超えるとか。日刊SPA!等多方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya




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