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仲良くなったママ友とインスタで繋がったら“大変なこと”に。もういい加減にして〜!

時刻(time):2023-05-11 07:51源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
ママ友トラブルはよく聞く話ですが、相手との距離感を間違えてしまいトラブルに発展するパターンも多いようです。 写真はイメージです。(以下同じ) ここにも、ママ友との距離感が原因でとんでもない事態に発展してしまった女性がいました。杉並区在住の莉里さん(仮名・32歳)は、SNSを通じて起きたトラブルを振り返ります。 近くに住むママ友と仲良しに 幼稚園で

 ママ友トラブルはよく聞く話ですが、相手との距離感を間違えてしまいトラブルに発展するパターンも多いようです。

幼稚園のママ友グループでお泊り会

写真はイメージです。(以下同じ)

 ここにも、ママ友との距離感が原因でとんでもない事態に発展してしまった女性がいました。杉並区在住の莉里さん(仮名・32歳)は、SNSを通じて起きたトラブルを振り返ります。






近くに住むママ友と仲良しに


 幼稚園で子ども同士が同じクラスになり、懇談会ではじめて顔を合わせた莉里さんとA子さん。2人は、すぐに意気投合します。

「A子とは住んでいる地区が近いこともあって、幼稚園の送りの後に、ときどきモーニングするほどの仲になりました。明るくてかわいいA子の話は面白くて、最初の頃は楽しい時間だったのですが……」

 そんなA子さんとの関係が崩れてきたのは、莉里さんが趣味でインスタをやっていると話してから。






軽い気持ちで教えたインスタグラム投稿


スマホをいじる女性「インスタ発信は、子育ての気分転換にと始めました。主に、おでかけ情報や子どもの成長をアップしています。あと情報収集にも使っていて、子ども服のモデルの募集に応募して娘の服をいただいたことも何度かあります。

 お店のハッシュタグを載せると無料でサンプルがもらえたり、感想を載せる条件で新しい商品がもらえたりする機会もときどきあります」

 そんなお得な情報もあって、毎日のストーリー投稿を欠かさずしている莉里さん。そのことをA子さんに話すと、「私もやってみたい!」とA子さんはインスタのやり方や写真の撮り方などを莉里さんに聞いてきたそう。













ストーリーから毎回DMが来るように


携帯を見る女性「私が方法を教えることで、A子もインスタを楽しめたらいいなと思って。開設してからアップする方法について教えてあげました。あの時は、まさかインスタを始めたことで、A子との関係が崩れるとは思ってもいませんでした」

 インスタにハマったA子は、日中だけでなく夜中もずっとインスタを開くようになっていきます。かわいい顔のA子の目には、常にクマが出ていました。

 さらに困ったのは、莉里さんがインスタにストーリーを載せるたびに、A子からのDMが来るようになったこと。

「これって、どこのお店?」「今日はなんでここに来たの?」「この服、まだお店に並んでないやつ?」など。莉里さんの楽しいインスタの時間は、A子へのDMを返信する時間に消えていきます。

「インスタは日中だけにしようよ」と声を掛けた莉里さんでしたが、その声はA子には届きませんでした。

「正直、A子からのDMも頻繁すぎて、私もストレスを感じてしまって。返信できなくなっていました……。私がA子からのDMに返信しないことで、A子との距離はさらに離れていきました」






知らない間に自分の名前が使われていた


 ある日、A子からのDMはピタリと止まったそう。しかし、さらに厄介なことが続きます。

「A子は、私が子どもに着せている服のお店や、サンプル商品を提供してくれている企業に問い合わせをするようになりました。しかも、私の名前を先方に伝えた上で、『感想を書くから商品を使わせて欲しい』とか『子どもの撮影をするから服が欲しい』とか。もう、荒らしに近い行動を始めたのです」

 先方からの連絡で事態を知った莉里さんは、信用を失ったと絶望したそう。













泣き出したママ友…反省してくれて和解


 A子の非常識な行動に怒りを抑えられなくなった莉里さんは、ついに彼女に気持ちを伝えました。

「もう、私のインスタを見ないでもらえないかな? 勝手に私の名前を出して問い合わせるのは、ルール違反だと思うよ」

 莉里さんがそう言うと、A子さんは顔をくもらせたかと思うと、うつむいて泣き出したそうです。

「A子は声をあげて号泣していました。彼女も相当溜め込んでいたのだと思います」

 そもそもインスタの世界を教えたのは莉里さん。きっかけを作った自分にも非があると、泣きじゃくるA子さんを抱きしめて和解したそうです。

「そんな事があってからは、SNSにのめり込まないように、息抜きとしてお互い楽しく発信ができるように、2人で一緒にルールを決めることにしました。それから、聞きたい事や相談がある時は、向き合ってきちんと顔を見ながらしようねと約束しました」

 互いにとって心地良い距離が持てれば、ママ友は大切な存在になるのかもしれません。

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<取材・文/maki>




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