最近、日用品や光熱費の値上がりが続き、おサイフ事情がきびしいという悩みを周囲の女性から聞くことが多くなりました。

かく言う筆者も、ありがたいことに忙しくさせてもらっているので収入は変わっていないのですが、生活費から推し活をはじめとした趣味代まで、お金に羽根が生えているかのように飛んでいき、気がつくとおサイフが軽くなっているような。かといって、ガッツリ副業をするような時間もないし……一体どうすれば？！

そんなとき小耳に挟んだのが、ライブ配信アプリ「ふわっち」のウワサ。なんと、スキマ時間でゆる～く配信してガッチリ稼げるというナイスすぎる情報が舞い込んできました。しかもライバー（＝配信者）の年齢層も、20代メインと思いきや、30代40代で人気がある人も多いとか。これはちょっと、やってみたいかも！

そこで今回は、ふわっちの現役ライバー3人を直撃。始めたキッカケや家族バレ＆職場バレは大丈夫？ひと月で稼げた最高額は？？など本音で語ってもらいます！



――まずは、みなさんのライバー歴や配信を始めたきっかけなどの自己紹介お願いします。

ぴとちゃん「私はライバー歴3年くらいになります。子どもが1人いるシングルマザーで、育児をしながらのママライバーとして自宅からゆるい感じの雑談を中心とした配信をしています。

最初はリスナー側だったんですが、ある日何も考えずにパっと配信してみたら、初めてだけどリスナーさんがコメントをくれたり、課金してアイテムをくれたりしたんです。そこからじょじょに配信回数が増えていって、気付いたらハマってました」

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りっちゃん「私も3年くらいですね。本業はキャバクラ嬢なのですが、配信ではお酒を飲みながら、ゴルフや釣りなどの趣味についての話をよくしています（笑）。

実は私はぴとちゃんとは以前から友達で、ぴとちゃんから『やってみなよ』と言われて始めたんですよ。一番最初は、ぴとちゃんの配信にゲストとして出させてもらいました。リスナーさんとのやりとりをしていくうちに、これは面白いぞ、と」

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世界のすみらんか「私は1年2か月くらいです。このライバーネームは、初配信がスリランカからだったことから『すみらんか』に。一人旅が趣味なので、自宅からだけじゃなく、いろんな国に遊びに行って、現地から配信をすることもあります。リスナーさんからたくさんイジッてもらっているイジられキャラです（笑）

外資系の会社に勤めているんですが、コロナ禍のリモート作業の中で上司とソリが合わずに行き詰っていて……。そんな時に外国に住みながら仕事をしようと思い立ったタイミングで、たまたま見ていた番組でふわっちのCMが流れたんです。そこから『海外から配信したら面白いかも』と思ったのがきっかけでしたね」

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――みなさん1年以上続けてらっしゃるんですね、そして見事に配信の内容も多種多様。では、ふわっちを始めて良かったことを聞かせてください。

ぴとちゃん「ぶっちゃけ稼げる！」

りっちゃん「稼げるよね」

世界のすみらんか「稼げますよね」

――そこは満場一致なんですね（笑）。ここだけの話、どれくらい稼げます？

ぴとちゃん「1か月で……最高100万円くらい？」

りっちゃん「波はありますけど、誕生月だとそれくらいにはなりますね」

世界のすみらんか「それまで全くだったのに、ある日突然に稼げるようになるライバーさんも珍しくないですよね」

ぴとちゃん「スキマ時間に軽く雑談を配信して、サクッと稼ぐこともできますよ。私以外でも、子育ての合間に配信して、めっちゃ稼いでる主婦の方やママライバーの方もいますし」

りっちゃん「夜職もアパレルも産休中も……肩書きはもう何でもアリじゃないですかね、いろんなライバーさんがいますよ。正直、最初は話してるだけで稼げるなんて信じられなかったです。あとは、いろんな人が見にきてくれるからいろんな話ができるし、知識が増えるのも良いところかな」

ぴとちゃん「そうそう。知らないことを教えてもらえるし、配信きっかけで『こういうとこでやってみたら面白いんじゃないか』って出かける機会にもなってます」

世界のすみらんか「私はこれまで24か国くらい一人旅をしているんですが、配信することでリスナーさんと同じ時間を共有できることが嬉しいですね。1人でも寂しくない。あと、英語の言い回しなんかを教えてもらうこともあって、旅がラクになった面もあります」



――どんどんふわっちへの興味が湧いてきました！でも、そうはいってもやっぱりトークって難しそうに思えるんですが…

りっちゃん「だいたいの人が始める前に『そんなにおしゃべりできないよ』とか言うんですけど、やったら違いますから！」

ぴとちゃん「話すネタを事前に用意しなくてよくて、とにかく一回、配信してみればいいんですよ。トークが上手じゃなくても初心者を助けてくれるリスナーさんも珍しくないですし、心配せずに始めてみてほしいですね。ご飯食べながら、お酒を飲みながら、タバコを吸いながらでも大丈夫。私やりっちゃんなんて、お酒を飲んでベロベロになって配信して、翌朝なんも覚えてないとかもあるくらい（笑）」

世界のすみらんか「私は配信の時はキャラを普段とは少し変えてテンションをめちゃめちゃ上げてるので、知人に見られたらすごく恥ずかしいですけどね！（笑）普段の自分と違う、もう一人の私でいられる場という楽しみ方をしています」


――素のままの自分でもいつもと違う自分でもOK、と。お金だけでない楽しさや、まったり雑談しつつ常連さんと飲めるスナックみたいな居心地の良さもちゃんとありそうなのがイイですね。逆にやっていて困ったことなんかはありますか？

ぴとちゃん「リスナーさんからの要求がエスカレートして困ることもありますね…『会いたい』『デートしたい』と言われたり」

りっちゃん「リスナーさんの気持ちや場の雰囲気も大事にしたいから、私もぴとちゃんもそういう時はできるだけ明るく笑って『無理なんだ～』と受け流して対応することが多いです」

世界のすみらんか「私はわりとリスナーさんとバトってしまう派ですね（笑）。嫌なことを言われたら、ハッキリと反論しますし、場合によってはブロックしちゃいます……」

――なるほど、対処法は人それぞれなのですね。ブロックできる機能があるのも安心できます。ちなみに、ふわっち配信のことは職場や家族、周囲の人たちにバレていますか？

世界のすみらんか「私は知られてません。自宅で配信することもありますが、家族にもバレてないです。『電話してる声がうるさい』って叱られたことがあるけど、配信というもの自体を知らないんじゃないかな」

りっちゃん「私の職場の人たちは知ってます。『いいよいいよ』ってお店での配信も許可してくれるぐらい優しくしてもらってます」

ぴとちゃん「私の場合は、家族といいますか……離婚した元夫も知ってました。実は私の場合、配信を始めてからだんだん稼げるようになって金銭的に自立できたので離婚ができたという経緯があります。ふわっちと出会ってなかったら、まだ嫌々結婚生活を続けてたかもしれないですね」



――ふわっちで人生変わってるじゃないですか！

世界のすみらんか「今って物価は高いし、生きるのが大変な時代ですよね。でもふわっちなら、例えば料理を作る姿を配信するだけで、ケーキが買えるお金が作れたりするわけで。お金とプラスアルファの学びや楽しみ、そして上手く生きるためのコツがたくさん詰まってる場所だと思うんです。だから、気軽に始めて損はないですよ！」

ぴとちゃん「ふわっちって自分がやりたい時にピッとやればいいだけなんで、飾らずに気楽にできて続けやすいんですよ。だから私でも稼げたと思います」

りっちゃん「キラキラしすぎないで、ゆるくできるのがいいんですよね。ふわっちの場合、30代や40代の普通の人もすごく多いんですよ」

――アラフォーな私にとって同年代のライバーさんが多いという情報は、始める勇気をもらえます！どうもありがとうございました！


今回の座談会では、みなさんそれぞれにライブ配信の魅力を生き生きと語ってもらい、お三方のライバー生活が充実していることが伝わってきました。

特別なスキルや才能を持っているわけではない普通の人がスキマ時間にトークで稼いでいる人がいるなんて正直、半信半疑でしたが、活躍中のライバーのお話をきいてるとなんだか私にもできるような気がしてきました！


＜文／もちづき千代子　写真／星亘（扶桑社）　提供／株式会社A Inc.＞