【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.93】
センター分けのような模様のタイニイちゃんと、すべて真っ黒で散切り頭のような柄のバブルスちゃんは、仲良し姉妹。
元保護猫の2匹は結託しながら飼い主さんを笑わせるなど、自由奔放な日々を謳歌しています。
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保護施設で姉妹猫に惚れて多頭飼いライフをスタート
出会いは、2022年5月のこと。2匹は、保護施設にいました。飼い主さんは現在、同棲しているパートナーと施設へ。当初は、1匹だけ猫を迎えるつもりでした。
しかし、タイニイちゃんに一目惚れした際、姉妹がいることを聞き、2匹でのお迎えを検討。何度か施設に足を運び、多頭飼いライフを想像し始めました。

そんなある日。施設を出る時、何匹もいる猫の中で、タイニイちゃんとバブルスちゃんだけが揃って出口までお見送りをしてくれ、道に出た後も施設内の窓から飼い主さんたちを見ていたそう。
その姿を微笑ましく思い、縁を感じた飼い主さんらは話し合い、2匹のお迎えを決意しました。
お迎え日、飼い主さんらは、その足で動物病院へ。体重測定やノミ検査などの健康診断を行ってもらいました。
お迎えしたばかりの頃は警戒していたため、猫の入れる棚やキャットタワーのハウスなど、人の目に触れない隠れ場所を部屋に用意し、心をケア。名前は、サザンオールスターズのアルバム「タイニイ・バブルス」のタイトルから付けました。
「そのアルバムは、2匹と似た黒白柄の猫の顔がドンと配置されたジャケット。さらに、収録曲の『Tiny Bubbles』はtype-A、type-Bと2曲あり、まるで桑田さんが2匹に合わせて曲を提供してくれたように感じて、勝手に2匹のテーマソングだと思っています(笑)」
見分けるコツは、頭の模様

そっくりな2匹を見分けるコツは、頭の模様。飼い主さんによれば、タイニイちゃんは真ん中が白く、センター分けのような模様であるのに対し、バブルスちゃんは全て真っ黒で、散切り頭のような柄なのだとか。
ただし、2匹の性格は真逆。バブルスちゃんは甘えん坊で、よく飼い主さんらに頭をすりつけ、お尻をあげて「撫でて!」とおねだり。
「朝には我々が起きたのを、晩には布団に入ったのを見計らってベッドに乗り、必ず一緒に寝てくれます」

新しいもの好きで、おもちゃは2日ほど遊ぶと、放置します。
「まるで、ブランド品を買っても満足しない買い物中毒のような猫です(笑)。タイニイがいた場所にいることも多く、人が使っているものを欲しがるタイプのようですね」
おやつのカニカマが好物
好きなものは、おやつのカニカマ。手に入れるため、積極的に鳴いておねだりします。用事があり、飼い主さんらがおやつを置いているキッチンや廊下に向かうと、期待。三つ指をついて、戻ってくるのを待っています。
「だから、つい、あげてしまう(笑)。おねだりの声が日に日にキュートになってきているので、きっと、どう鳴けばおやつをもらえる確率が上がるか分かっている。あざといです(笑)」
一方、タイニイちゃんは内向的で大人しく、人間嫌い。

「基本的にキャットタワーから離れず、触ろうとすると逃げます。施設で他の猫ちゃんから虐められていたようで、心を開くことを怖がっています。姉妹で、こんなに性格が違うか…と驚きました」
性格の違いは、ふとした瞬間にも痛感。例えば、動物番組を見ていると、バブルスちゃんは全く興味を示しませんが、タイニイちゃんはテレビに近寄り、映っている小動物に動きに合わせて目や首を動かし、猫パンチ。

飼い主さんらは、姉妹でも狩猟本能の強さが違うことを興味深く思いました。
ただ、タイニイちゃんと飼い主さんらの心の距離は着々と縮まっており、おやつの時には寄ってきてくれるように。寝静まった後に噛むおもちゃでこっそり遊ぶタイニイちゃんの姿も見られるようになり、飼い主さんたちは喜びを噛みしめています。
「ひとりが好きですが、本当は甘えん坊で暴れん坊。おやつの時には甘え上手なバブルスの後ろで、鳴き慣れていないような小声で「にゃあ」と、おねだりします。その謙虚な感じと困り眉のような模様、黒目がちなキュルンとしたまん丸お目目を見ていると、守りたくなるんです」
お寿司のシャリに変身?
真逆な性格でも2匹は仲が良く、時には結託して飼い主さんらを笑わせることも。
「手足を隠し、スフィンクスのように並んでいた時には体の白さも相まって、まるでお寿司のシャリのように見えました」
飼い主さんは、そんな2匹との生活を漫画でも記録。

「もともと、雑誌やウェブで漫画を描いているので、2匹のかわいさや面白かったエピソードを伝えるには漫画という手段が一番だなと。引き続きアップしていくので、ご期待いただければ幸いです」
猫で“ととのって”います
飼い主さんたちにとって2匹は癒しであり、家庭内を穏やかにする空気清浄機。

「近ごろは、サウナで自律神経が整えるのが流行っていますが、僕らは猫で整っています(笑)。2匹を迎えてから、とても元気になりましたし、帰宅するのが楽しみになりました。2人で話す時間や量も多くなり、言い合いも減りましたね」
飼い主さんらはタイニイちゃんが俳優の吉岡里帆さんに似ていると感じており、定着したボケで笑い合うことも。
「テレビに吉岡さんが出ていると、『いつの間にテレビ出たの!?』と、タイニイに向かって話しかけるのが、お決まりのノリになっています(笑)」
自らを“親バカ”だと表現するほど、すっかり猫に魅了された飼い主さんたち。その深い愛に包まれながら、元保護猫の姉妹は家庭の温かさを学んでいます。
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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
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古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
(エディタ(Editor):dutyadmin)



