昨年末に行われた日本一の若手漫才師を決める『M-1グランプリ2022』。大変な盛り上がりをみせるなか18代目のチャンピオンに輝いたのはウエストランドでしたね。今ではすっかりテレビでよく見かける人気者になりました。

ですが、そんなM-1が原因で不仲になってしまった夫婦もいるようです。今回はそんな女性のエピソードをご紹介しましょう。
中村綾菜さん(仮名・39歳・イラストレーター)の夫(Kさん・33歳・会社員)は大のお笑い好きです。
「Kはバラエティ番組が大好きでいつも楽しそうに観ています。私は最近の芸人さんにうといのですが、Kに聞くとすぐに名前やどんな芸風か教えてくれるんですよ」
そんなKさんは毎年M-1グランプリの時期になると、俄然(がぜん)色めき立つそう。
「YouTubeで3回戦や準々決勝のネタを見ながら、このコンビが今年は調子が良さそうだなと、キャッキャ言いながらどのコンビが優勝するか予想をするのが年の瀬のお楽しみなんです」
いつもKさんのそんな様子をただ眺めている綾菜さんですが、今年は応援しているコンビがいました。
「ウエストランドとキュウなのですが、私は昔から爆笑問題のファンなので、太田光代社長率いるタイタン(爆笑問題が所属する事務所。太田光の妻・光代氏が社長)勢を応援しない訳にはいきません」
特に綾菜さんは、YouTubeとPodcastで配信されているラジオ形式のインターネット配信番組『ウエストランドのぶちラジ!』のヘビーリスナーでもあり、ウエストランドにはかなり思い入れがあるそう。
「もう5年ぐらい聞き続けていて、すっかりソルジャー(『ぶちラジ』リスナーの総称)になってしまいました。特に爆笑問題のお2人から愛のあるいじりを受けた時の井口さんのトークが最高なんですよね」
ですが綾菜さんは夫に、ウエストランドが好きだと話したことはほとんどありませんでした。
「Kのウエストランドへの評価があまりよくなかったので、あえて揉(も)め事の種になるような話題はやめておこうかなと。別に隠している訳ではなかったのですが」
そしていよいよ『M-1グランプリ2022』当日を迎え、万全の体制で視聴した2人。

ウエストランド ©M-1グランプリ事務局
お笑い好きの夫と恒例のM-1優勝予想。でも今年は…
中村綾菜さん(仮名・39歳・イラストレーター)の夫(Kさん・33歳・会社員)は大のお笑い好きです。
「Kはバラエティ番組が大好きでいつも楽しそうに観ています。私は最近の芸人さんにうといのですが、Kに聞くとすぐに名前やどんな芸風か教えてくれるんですよ」
そんなKさんは毎年M-1グランプリの時期になると、俄然(がぜん)色めき立つそう。
「YouTubeで3回戦や準々決勝のネタを見ながら、このコンビが今年は調子が良さそうだなと、キャッキャ言いながらどのコンビが優勝するか予想をするのが年の瀬のお楽しみなんです」
いつもKさんのそんな様子をただ眺めている綾菜さんですが、今年は応援しているコンビがいました。
ウエストランドが好きだと夫には話していない
「ウエストランドとキュウなのですが、私は昔から爆笑問題のファンなので、太田光代社長率いるタイタン(爆笑問題が所属する事務所。太田光の妻・光代氏が社長)勢を応援しない訳にはいきません」
特に綾菜さんは、YouTubeとPodcastで配信されているラジオ形式のインターネット配信番組『ウエストランドのぶちラジ!』のヘビーリスナーでもあり、ウエストランドにはかなり思い入れがあるそう。
「もう5年ぐらい聞き続けていて、すっかりソルジャー(『ぶちラジ』リスナーの総称)になってしまいました。特に爆笑問題のお2人から愛のあるいじりを受けた時の井口さんのトークが最高なんですよね」
ですが綾菜さんは夫に、ウエストランドが好きだと話したことはほとんどありませんでした。
「Kのウエストランドへの評価があまりよくなかったので、あえて揉(も)め事の種になるような話題はやめておこうかなと。別に隠している訳ではなかったのですが」
そしていよいよ『M-1グランプリ2022』当日を迎え、万全の体制で視聴した2人。
「優勝はさや香」派の夫がピザを投げつけてきた
「ピザのデリバリーを頼んで、ビールを飲みながらKは『絶対にさや香が優勝する!』と意気込んでいました。私はこっそり心の中でウエストランドを応援していたのですが…あの会心の毒舌漫才で優勝をかっさらった瞬間に思わず気持ちがあふれてしまったんですよね」
「やった、ウエストランドが優勝なんて最高過ぎる!」と涙を流す綾菜さんの姿に、Kさんはあきらかにカチンときていたそう。
「Kが『さや香の漫才は完璧だったのに、ただ悪口言ってるだけのウエストランドに負けるなんてありえない!』と私にすっかり冷えてしまったピザを1枚投げつけてきて、つい怒りのスイッチが入ってしまったんですよ」

そして綾菜さんは「確かにさや香の方が上手な漫才だったかもしれない。でもウエストランドは新たな悪口漫才の形を生み出したと思うし、お笑いのことなんてよく解らないけど、こんなに惹きつけられてしまう漫才なら、上手でも下手でもどっちでもいいし」と反論しつつKさんにピザをぶつけ返しました。
「Kはイライラしながら残ったピザと箱をゴミ箱に投げ捨てながら『確かにお前は全然解ってないよ。さや香がどんなに綿密にこのネタを練(ね)ってきて、練習を積み重ねてきたか』とドヤ顔してきて…。さらに頭に来たので、ずっと思っていたけど胸にしまっていたことをつい言ってしまったんです」
キレた夫は壁にパンチして家出
綾菜さんは「そんなのウエストランドだって一緒だと思うよ。ていうか、Kってただバラエティ番組が好きでよく見ているだけだよね?単独ライブに行ったりするような熱心なファンでもないし、お笑いの仕事をしている訳でもないのにどうしてお笑いを解った気になってるの?図々しいにも程が…」とまだ話の途中で、「あー!お前はうるさいんだよ!」と止められてしまったそう。
「でも私は今までよっぽど不満が溜まっていたみたいで『ウエストランドを偉(えら)そうにこき下ろして、審査員きどりでズバリ言ってやったみたいな態度はダサいと思うよ。お笑いが好きならもっとリスペクトの気持ちをもって謙虚に楽しめばいいのに…』とKを否定する言葉が止まらなくなってしまったんですよね」
すると夫は壁に思いっきり一発パンチすると、身の回りの物をかき集めて家を出て行ってしまいました。
家出夫のその後は?
「きっとうちから電車で40分程のところにあるKの実家に行ったのだろうと思いました。今までも喧嘩をして実家に数日泊まって帰ってくることはあったので特に心配はしていなかったのですが、今回は全然帰ってこないしLINEも電話も無視されてさすがに不安になってきました」
ですがお義母さんとLINEでやり取りをして、夫が元気にしていることは分かったので綾菜さんは気長に待ってみることにしたそう。
「ひとりぼっちでクリスマスケーキを食べて、年越し蕎麦もひとりなのでカップ麺で済ませて虚しかったです。『つい言い過ぎちゃってごめんなさい』と何度もLINEしていますが既読スルーで…よっぽど怒っているんだと思います」
「今までで最大の夫婦喧嘩の原因がM-1って。バカみたいで親や友達にも相談できずにいるんですよね」とため息をつく綾菜さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
(エディタ(Editor):dutyadmin)