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北海道の雪、ナメてました…東京出身の私がスノボ目当てで義実家に帰省した結果 | ビュー

時刻(time):2023-01-04 08:34源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
雪があまり降らない地域に住んでいる人にとって、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツには憧れがありますよね。 ※イメージです(以下、同じ) ハルカさん(仮名・28歳)は、初めてのウィンタースポーツを楽しみに冬の北海道へ帰省した一人。でも、その夢は儚く散ることになりました。 初めての冬の北海道! ハルカさんは、新卒で入社した会社で同期の男

 雪があまり降らない地域に住んでいる人にとって、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツには憧れがありますよね。

雪国

※イメージです(以下、同じ)

 ハルカさん(仮名・28歳)は、初めてのウィンタースポーツを楽しみに冬の北海道へ帰省した一人。でも、その夢は儚く散ることになりました。






初めての冬の北海道!


 ハルカさんは、新卒で入社した会社で同期の男性と付き合い、3年間の交際を経て26歳で結婚し寿退社しました。

 東京出身のハルカさんは雪国に憧れがあり、夫の出身地である北海道へ冬に行きたいと毎年お願いしていました。しかし夫は冬になると「雪が多すぎるから、冬の北海道はナメないほうがいい」と毎年言い、冬の時期に帰省したくないと言い張っていたのだとか。

「義実家は遠いので、結婚前に一度、結婚後に一度行ったきり。夫が冬の帰省は嫌がるので、どちらも夏に行きました。夏の北海道もきれいでしたが、せっかくだからウィンタースポーツや雪まつりなど冬のイベントを楽しみたいと思っていて、毎年しつこく言っていたんです」

 夫もついに根負けし、年末年始の冬休みに北海道へ帰省することに。スキーやスノーボード、スケートなど冬のレジャーを体験したことのないハルカさんは、毎日「北海道に行ったら何をしようか」とスケジュールを考えていたそうです。






初めての冬の北海道!しかし雪国の現実に圧倒


大雪
 ついに帰省の日。羽田空港から稚内空港への直行便で、北海道へと向かったハルカさん夫婦。ハルカさんは初めての冬の北海道に、期待に胸を膨らませて飛行機を降りました。

 しかし目の前に広がるのは、想像していた光景とは程遠い雪国の現実だったのです。

「予想していた量の2倍は雪がありました。それもそのはずで、義実家のある稚内市は『特別豪雪地帯』という、特に雪が多い地域なんです。雪もだけど、黙っていられないほどの寒さにも驚きました」

 雪国の現実を目の当たりにして、ハルカさんは早くも「3泊4日、過ごせるかな?」と不安を感じたそうです。













義両親そろって不調…雪かきは誰が?


 タクシーで義実家へと到着したものの、山のような雪の量に圧倒されるハルカさん。頬を刺すような寒さから逃れるように、義実家の扉を開きました。

「室内から流れてくる暖かい空気に、涙が出そうになりました(笑)。義両親も温かく迎えてくださり、ホッとしたのを覚えています」

 しかし安堵したのもつかの間、ハルカさん夫婦は義両親からあることを報告されました。

「なんと、義父がその日の朝にギックリ腰になってしまったそうなんです。しかも義母は足の神経痛がひどく、寒い日には特に悪化するとのことで、歩くのもやっとの状態でした」

 そして義両親から「私たちの代わりに雪かきを手伝ってくれ」と頼まれたのです。






広大な敷地の雪かき…慣れない作業に時間がかかる


雪かき
「私は『お邪魔するのだから、雪かきくらいなら手伝います』と二つ返事で承諾したのですが、夫はなんだか煮え切らない様子でした。いま思えば、夫は未来を予測していたんですね……」

 雪かきを承諾したハルカさんは、防寒対策をしてさっそく取り掛かりました。しかし、雪国の雪かきは甘くありません。

「敷地が広大なので、雪かきの範囲もとても広いんです。しかも、初めての雪かきなので、雪かき用の大きなスコップをうまく扱えなくて苦戦しました。夫も久々の雪かきだったので、初日は3時間くらいかかりましたね」

 初めての作業に、すがすがしい達成感を感じる余裕もなく疲れ果ててしまったそうです。













三日三晩、雪かきに明け暮れる


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 さらに追い打ちをかけたのが、雪かきの回数。

「私は、勝手に『雪かきは2~3日に1回くらい』というイメージだったんですが、実は違うんですね。雪の降る量によっては、1日に何度も雪かきをしなければいけないそうなんです。私が行ったときも雪が降ったりやんだりしていたので、朝と夕方に雪かきをしなければ、車を出せない状態でした」

 慣れてきて雪かきの時間は少し短縮したものの、朝と夕方の雪かきで合計3~4時間ほどかかったのだとか。当然ながらスキーやスノーボードなどに行く余裕もなく、滞在中は雪かきに明け暮れたそうです。

「ワクワクしながらスケジュールを立てたのに、すべて水の泡になってしまいました……。義両親がとても感謝してくれたことと、おいしい料理をいただけたことが、救いです」

 3泊4日の滞在中、雪かきに明け暮れたハルカさん夫婦。夫には「ほらな、冬の北海道をナメるなって言っただろう」と言われたそう。

「もうしばらく雪は見なくていいかな。ウィンタースポーツも、機会があれば……(笑)。毎日あんな大変な雪かきをしている雪国の方ってすごいですね」

 と話すハルカさん。

 雪かきは大変だったと思いますが、きっと義両親はとても喜んでくれたことでしょう。ハルカさん、雪かきお疲れさまでした!

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<文/nami イラスト/ただりえこ>
nami
3人の子をもつママライター




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