夫が原因で妻が体調不良に陥る“夫源病”。SNSでは夫への愚痴と共にハッシュタグが飛び交う。これといったきっかけがないのに、放っておくと離婚にもなりかねない原因不明の病である。
ときに夫婦の危機に直結する夫源病を、いかに乗り越えるべきか。作家の鳥居りんこ氏も、かつて夫源病に陥った経験者の一人だ。
「夫がコロナ禍で在宅勤務になった時期には、めまい、動悸、頭痛に悩まされ、血圧は上が200を超えたことも。医師からは、自律神経失調症との診断を受けました」
原因は、意外なものだった。

「わが家の場合、夫が自宅で『オフコース』の楽曲ばかり流すことが原因でした。私もオフコースは大好きだったのですが、考えてみれば、自分の聴きたいタイミングで流れてはいなかった。
そういった目に見えない小さなモヤモヤ・イライラが積み重なり、結果としてさまざまな体の不調として表れたことがわかりました」
ときに夫婦の危機に直結する夫源病を、いかに乗り越えるべきか。作家の鳥居りんこ氏も、かつて夫源病に陥った経験者の一人だ。
めまい、動悸、頭痛…体の不調に悩む日々

※写真はイメージです(以下同)
原因は、意外なものだった。
夫が在宅勤務で『オフコース』の楽曲ばかり流す…

「わが家の場合、夫が自宅で『オフコース』の楽曲ばかり流すことが原因でした。私もオフコースは大好きだったのですが、考えてみれば、自分の聴きたいタイミングで流れてはいなかった。
そういった目に見えない小さなモヤモヤ・イライラが積み重なり、結果としてさまざまな体の不調として表れたことがわかりました」
妻が体調を取り戻すことが先決

その経験から鳥居氏は、次のような夫源病の解決策を提示する。
「まずは病院で重篤な病気でないことを確認しましょう。夫婦の話し合いは必須ですが、妻が体調を取り戻すことが先決です。具体的には夫婦の寝室を別にするのも手。同じ空間で就寝しているとイビキ、寝返りなど無意識レベルで睡眠を妨げられていることも多いので。
また夫婦ともに在宅勤務なら、週に何度かシェアオフィスを利用して、適度な距離感を保つのもよいですね。私の場合は、定期的に運動をして、体の血流を良くすることを意識したのも功を奏しました」
夫源病は、夫婦関係を再構築する転換期
やがて体調が戻った段階で「互いに冷静になれる場で話し合うのが理想的」と鳥居氏。妻の体調が悪いときに別居や離婚など重大な判断を下さないことも大切だという。
「夫源病は、夫婦関係を再構築する転換期。これまでとは違う二人の新しい関係性を築ける契機にもなりうる」
ピンチはチャンスになるのだろうか?
【作家/教育ジャーナリスト・鳥居りんこ氏】
教育、介護をメインに執筆。近著に『女はいつも、どっかが痛い~がんばらなくてもラクになれる自律神経整えレッスン~』(小学館)
<取材・文/週刊SPA!編集部>
(エディタ(Editor):dutyadmin)
