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横浜流星「ディオール」パリコレでの姿にうっとり…。艶やかな美しさに暑さ吹き飛ぶ « ビ

時刻(time):2022-07-23 17:09源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
今年は早くも真夏のような猛暑日が続く週も多いけれど、『FASIONSNAP.com』が公開したパリからのいくつかのスナップ写真で何とか涼をとることができた。 それは、ディオールのファッションショーに出席するために渡仏した横浜流星を捉えた一連のショットである。写真をみて涼やかになったのは、気持ちばかりではない。ほんとうに身体全体が清涼感に包まれたのだ。 今
 今年は早くも真夏のような猛暑日が続く週も多いけれど、『FASIONSNAP.com』が公開したパリからのいくつかのスナップ写真で何とか涼をとることができた。


 それは、ディオールのファッションショーに出席するために渡仏した横浜流星を捉えた一連のショットである。写真をみて涼やかになったのは、気持ちばかりではない。ほんとうに身体全体が清涼感に包まれたのだ。

 今回は、「イケメンと映画」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が、この夏、パリで横浜流星が魅せた“流星”の輝きをキャッチしてみたい。

“夏の風物詩”としての横浜流星


 横浜流星が、韓国のファッション雑誌『DAZED KOREA』8月号でグラビア初登場したのは、昨夏のこと。横浜にとっての今夏は、もちろんディオールの夏。彼はどうも夏になると、日本を飛びだして世界のファッション・シーンに色鮮やかな配色を加えてくれるようだ。

 昨年の夏から今年の夏までの一年間で、立て続けに映画出演作を重ね、実にさまざまな表情の変化を見せてくれた。特に『流浪の月』(2022年)で演じた衝撃的な役柄は、これまで積み上げてきた横浜の演技力が試された総決算的な熱演だった。常に成長を続ける俳優として、ディオールのジャパン・メンズ・アンバサダーとして、2022年は、どんな変化を遂げていくのか。夏ごとにバージョンアップされる横浜流星は、まるで“夏の風物詩”のように爽やかな風を吹き込む。








ド・ゴール空港でのスナップ写真



 フランスでは大人でも長い夏休み(バカンス)を必ずとり、日が長い夏が本格的にはじまる6月は、フランス人にはたまらない季節だ。そんなフランス的初夏が到来したパリに横浜は赴いた。「ディオール サマー 2023 メンズ コレクション」のファッションショーにアンバサダーとして出席するためである。

 ド・ゴール空港に到着した彼を捉えたいくつかのスナップ写真をみたが、いやー、黒を基調にしたスタイリッシュな立ち姿が何ともシュッとしていて、さすがの印象を与える。全身黒コーデで、しかもディオールで揃えて着こなしてしまえるのだからすごい。黒によって逆にシルエットがはっきりするのも、横浜だからこそ。時折ゆるむ目元は、マスク越しにも華やかな笑顔をこぼす。

 こんなふうに、ただ空港に降り立った姿ひとつ切り抜いてみても、非常にリアルな手触りを伝える。コレクションまでのこの先の行程を追っていったら、いったい、どんな贅沢な彩りがあることだろうと想像を膨らませてしまう。横浜の存在が掻き立ててくれるイマジネーションは、ド・ゴール空港からパリの街へどんな羽ばたきをみせてるのか?







“着飾る流星君”


 山﨑賢人が「A|X アルマーニ エクスチェンジ」の広告モデルに3年連続、5シーズン起用され、岩田剛典がルイ・ヴィトンのアンバサダーなら、横浜流星はディオールときた! いやはや、筆者がこよなく愛する三巨頭の俳優陣がハイブランドを着飾る姿もなかなか壮観である。

「着飾る」といえば、このワードが導くのは、文字通り、横浜が川口春奈と共演したドラマ『着飾る恋には理由があって』(2021年、TBS系)だ。同作で横浜が演じたのは、フード・トラックに乗るミニマリストのシェフ・駿だった。確か、彼は私服を2、3着しか持っていなかったはず。着飾ることとは無縁の駿も愛すべき存在だったが、エレガントなディオールの衣装をまとい、“着飾る流星君”も、そりゃあもちろんベターなわけで。

 着飾る流星君をみると、これはもう簡単には言い表す言葉が途端にみつからなくなる。まず、「美しい」の一言以上をみつけるのが難しい。凛とたたずみ、こちらをみつめる彼の視線をキャッチするだけでこと足りる。一枚の写真に広がる横浜ワールドに、ただ身を寄せて、委ねてみるだけでいい。そして、彼の艷やかな美しさに、ただ息を呑むのみだ。






清涼感に溢れるペールグリーンのセットアップ



 パリ8区モンテーニュ通り30番地にあるディオール本店を訪れた横浜は、1946年創業の老舗メゾンの歴史に感服したようだ。ディオールの服に身を包み、ディオール本店を歩く贅沢はだれにでも許されることではない。創業者クリスチャン・ディオールにとって特別な意味を持ち、メゾンの重要なモティーフであり、アトリビュートであるのが、星である。名前に星を持つ横浜がこのメゾンに足を踏み入れたのは、実は必然的なめぐり合わせだったのかもしれない。

 驚くことに横浜は、コレクションになんと発表予定の新作を着て出席した。前日にフィッティングし、横浜の体型に合った縫い付けを施す。フランスの大女優ナタリー・バイが主演した映画『オートクチュール』(2021年)では、ディオールのオートクチュール(高級仕立て)の仕事が描かれていたけれど、老舗メゾンにしかなせない技の細やかさを目の当たりにした瞬間だったのではないか。袖を通した瞬間に、横浜はどんなことを感じたのだろう?

 ペールグリーンのセットアップは、清涼感に溢れる。この夏、横浜にフィットするのを待ち望んでいたかのような印象を与える。最新コレクションをこんなにスマートに、エレガントに着こなしてしまう日本の若手俳優が他にみつからないと思った。








“ディオールの流星”が流れた瞬間



 ペールグリーンを身体に馴染ませるように着込んだ横浜は、草花で庭園を表現したショー会場のランウェイをみつめる。その視線には、気品が漂う。どんなシチュエーション、どんな瞬間にも、強い精神力を感じさせる横浜だけれど、異国のコレクションにあっては、洒脱な雰囲気をまとわせる。それが自然にできてしまう。

 アフターパーティーでの一コマを捉えたスナップには、堂々たる姿が映っている。ペールグリーンのセットアップから、黒のジャケットに羽織り直し、デニムをチョイスしたカジュアルなスタイル。それでいて、品は保つ。まさに洒脱さの極みのようなコーディネートだ。異国の伊達者たちを相手に横浜、右手でシャンパングラスのボウルをつまむように持ち、歓談する。グラスの中で輝く泡がはじけた瞬間、一瞬だけど、“ディオールの流星”が流れた気がした。

<文/加賀谷健>
加賀谷健
音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。
ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」他寄稿中。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu




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