朝洗顔は必要? 化粧水の適量は? 美容マニアが解説 おすすめは「追い化粧水」 - ビューテ

時刻(time):2022-04-16 20:52源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
乾燥や紫外線、花粉など、肌へのダメージが気になる季節。美肌にまつわる情報はあふれているけれど、何をどう取り入れていいか悩むスキンケア難民も少なくないのではないでしょうか。 ここでは、All About編集部が実施した「スキンケアに関するアンケート」の結果から化粧水・乳液の利用状況を紹介するとともに、美肌のプロが実践するテクニックを解説します。 洗顔

乾燥や紫外線、花粉など、肌へのダメージが気になる季節。美肌にまつわる情報はあふれているけれど、何をどう取り入れていいか悩むスキンケア難民も少なくないのではないでしょうか。

ここでは、All About編集部が実施した「スキンケアに関するアンケート」の結果から化粧水・乳液の利用状況を紹介するとともに、美肌のプロが実践するテクニックを解説します。

洗顔後に毎回化粧水を使用するのは約68%

まずは282人に聞いた「化粧水を使用する頻度を教えてください」のアンケート結果を紹介します。

化粧水を使う頻度は?
化粧水を使う頻度は?


「洗顔後、毎回」が最も多く67.7%、続いて「夜のみ」が14.9%、「利用しない」が8.5%という結果に。

「夜のみ」と回答した人の主な理由は「洗顔をするのが夜のみだから」「朝は忙しくてスキンケアをする余裕がない」など。

「利用しない」と回答した人からは「オールインワンジェルを使う」「面倒くさい」「必要ない」などの声が寄せられました。

洗顔に関しては諸説ありますが、朝と夜、できればどちらも行う方がいいでしょう。

人は、寝ている間に汗や皮脂を分泌し、それらが空気中のちりや埃を吸い寄せたり、布団や枕などの繊維がついたりします。そのため、寝起きの肌は意外と汚れているのです。

また、洗顔後は保湿も忘れずに。化粧水には保湿する働き、肌を柔らかくして美容液やクリームの浸透を助ける働きがあります。

オールインワンにも、もちろん化粧水の機能は備わっているのですが、美容液やクリームなどの機能も備わっているため、化粧水本来の機能が十分ではありません。忙しい時は、オールインワン、少し余裕のある時はスキンケアをしっかり行うなど、使い分けするのがいいでしょう。

化粧水の量は「既定の量を守る」が多数派

では化粧水は1度にどれくらいの量を使用するのが適切なのでしょうか。次に「1回で使用する化粧水の量を教えてください」のアンケート結果を紹介します。

一度に使う化粧水の量は?
一度に使う化粧水の量は?


500円硬貨大など、商品に記載されている「既定の量」と回答した人が最も多く42.2%、次に「既定の量より多め」が23.8%、「既定の量より少なめ」が16.7%でした。

一番効果を感じる量というものを適量としているので、化粧水に限らず、スキンケアのアイテムは適量をつけるようにしましょう。

化粧水でいうと、500円玉1個分が一般的かと思われます。ただし、肌が乾燥していると、いきなり適量をつけても十分に浸透しない可能性もあります。

そこでオススメなのが、半量ずつ(500円玉の半分)、2回に分けて馴染ませる方法。1度、しっかり馴染ませた後に、さらに追い化粧水をすることで、肌の角層まで十分に行き渡り、潤い力もアップします。

約36%が「乳液を使わない」

次に化粧水の後のスキンケア習慣について「乳液を使用する頻度を教えてください」のアンケート結果を紹介します。

乳液を使う頻度は?
乳液を使う頻度は?


乳液を「洗顔後、毎回」使う人は40.8%、「利用しない」人は36.5%という結果に。「ベタベタした使用感が苦手」などの理由で化粧水は使っても乳液は使わないという人が多い傾向があるようです。

乳液というのは水分と油分のバランスがよいので、みずみずしいつけ心地なのにしっかり潤うという利点があります。また、乳液には角質を柔らかくする効果、水分蒸発を防いで乾燥を防ぐ効果があるので化粧水の後につけるのには適しています。

一方、クリームというのは油分が多いため、こっくりとしたテクスチャーになっています。そのため、朝は乳液、夜はクリームで仕上げるのもひとつの方法です。

乾燥が気になる、テカリが気になる人ほど、乳液を使うことで肌の潤いバランスを整えて、皮脂の分泌を抑える効果を感じてもらえると思います。

気を付けたい! 残念なスキンケア

肌には自ら潤う力は備わっていますが、汚れを落とす力はありません。そのため、寝ている間に分泌された汗や皮脂、それらについた埃をしっかり落としてあげなければ、化粧水などのスキンケアをしても十分に効果を得ることができません。

汚れをしっかり落としてから保湿をする、これが一番スキンケアの効果を感じやすく、肌にも大切なお手入れとなります。

もちろん面倒な時は、化粧水がわりのシートマスクを活用する、オールインワンで済ませるのもありです。そして、余裕のある時はしっかりお手入れするなど、賢く使い分けして、お手入れを楽しんでみてください。

※アンケートは、下記条件で実施
・男女比:男性 44名/女性 236名/回答しない 2名
・年齢比:20代 59名/30代 115名/40代 61名/50代 38名/60代 8名/70代 1名
・アンケート実施期間:2022年3月22日~23日


執筆者:佐治 真澄(スキンケアガイド)
(エディタ(Editor):dutyadmin)
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