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“親が宗教信者”な女性、婚活の現実に絶望「お祈りでドン引きされると思わなかった」

時刻(time):2022-04-11 15:05源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。 交際が始まる前後で、ご自身あるいはお相手の実家が「新興宗教の信者」であることが大きな足枷(あしかせ)になるケースがあります。ご自身は熱心に信仰しているわけじゃなかったとしても、宗教2世3世の婚活はややハードです。 写真はイメージです(以下同じ) 東京都認証NPO法人で、“門前払いをしない”をコンセ

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

交際が始まる前後で、ご自身あるいはお相手の実家が「新興宗教の信者」であることが大きな足枷(あしかせ)になるケースがあります。ご自身は熱心に信仰しているわけじゃなかったとしても、宗教2世3世の婚活はややハードです。

女性の後ろ姿

写真はイメージです(以下同じ)

東京都認証NPO法人で、“門前払いをしない”をコンセプトに結婚相談所を運営している結婚相談NPOブライダルサポーター(@BridalNPO)のスタッフ高橋さん(仮名)と、代表の影山さんにインタビューしました。

日常での「お祈り」がドン引きされるものだと知った


高橋さんは宗教2世として生まれ育ち、現在は脱退しているそうです。同じ信者同士で結婚し、一般家庭育ちの方とも結婚された経験があるそうです。高橋さん自身が宗教2世であることが結婚の障害になると感じたのは、どんな時だったのでしょうか。

「事前に実家が新興宗教ということは伝えてました。一般家庭育ちの彼氏と両親を引き合わせるための食事会を計画したときに、彼氏に『うちの両親は食事前に神に祈りをささげるけど、あなたはやらなくていいし、何なら他のことをやっていてもいいからね』と伝えたのですが、彼氏はドン引きしていました。
勧誘するわけでもないし、ただお祈りしているだけと思っていたのですが、想定外の反応でした。育った環境の違いで、スルーできないレベルの溝があるのだと気が付きました」

結婚相談NPOブライダルサポーターのスタッフ高橋さん(仮名)

結婚相談NPOブライダルサポーターのスタッフ高橋さん(仮名)

高橋さんは、朝は6時に起床し家族みんなで祈りをささげていたそうです。日常のルーティンがこれほど偏見の目で見られるとは思っていませんでした。






相手に打ち明けるのも、実家や親戚との関わりも難関


宗教2世3世の婚活支援を通して見えてきた、結婚までのハードルは3つあるそうです。

1つは単純に異性からモテない方も多いということ。親から世間に染まらないようにとテレビや漫画、音楽などを禁止する教育方針の家庭も多いそう。そのため、趣味でつながる会話もしにくいのです。
また婚姻や男女交際のあり方に介入度合いが多い宗教の場合、女性が華やかにすることを親がよく思わず、ノーメイク、髪もボサボサのまま大人になってしまうこともあるそうです。
宗教2世の負い目から自信がない人もいれば、逆に実態以上に自己肯定感が高すぎ自分を勘違いしている人もいて、いずれにせよ対等な関係を築きにくい性格の方が多くいるそうです。

隠れて様子を伺う男性
2つ目のハードルは、宗教2世であると相手に打ち明けることそのものです。今の時代は皆「宗教名 結婚」で検索します。そのタイミングで相手から不信感を持たれたりすることはあるそうです。
高橋さんも一般家庭育ちの男性と結婚の話が出た際、最初は「結婚したら家計はまかせたい」と言っていた相手が、宗教のことをカミングアウトしたとたんに、献金を心配したのか「財布は別にしよう」と発言を撤回してきたことがあったそうです。

ハードルの3つ目は、結婚すると決まってからの、実家や親せきとの関わり方です。結婚相談NPOへ相談にくる宗教2世の中には親に反発している方も多いそうですが、とはいえ親との縁は簡単には切れません。
冠婚葬祭は宗教の影響が出やすいため、宗教2世は結婚式を挙げずフォトウエディングで済ませることも多いそうです。








宗教のことはいつ伝えるのがベスト?


「宗教は会う前に伝えるべき」という考えの人もいますが、今は難しいでしょう。結婚相談所の大手IBJは2021年に、コンプライアンスの観点からプロフィールの「宗教」の欄を廃止しました。前から宗教欄がない結婚相談所は多く、マッチングアプリにはほとんど宗教欄はありません。

宗教2世3世をどのタイミングで伝えるのがベストか、高橋さんに聞いてみました。

悩む女性
「プロフィールに記載しない場合、後々のもめ事を避けるためにも、交際前に伝えた方がいいでしょう。婚活の場合、初めは好きかどうかも分からない状態で会っています。気持ちが高まっていない状態で打ち明けられたらうまくいかないことが多いと思います。お互いに気持ちが高まってきて、真剣に付き合いたいなという気持ちが出てきたタイミングで伝えてはいかがでしょうか。

また自分も信仰しているのかどうか、信仰の度合い、親だけが信者なのか、自分の立ち位置をはっきりさせておくことが大切です。濁さずしっかり伝えましょう。脱会していたとしても、親の風習については驚かないよう事前に伝えておいた方がいいでしょう。

宗教2世3世の方が婚活するのなら、相手が自分を好きになるようにするため、自分を磨く努力はして欲しいです。自分を理解してもらいたいなら、先に自分を成長させることが第一優先です」

もしかしたら婚活パーティーのように、プロフィール確認の前に「会う」ことから始まり、それから相手の条件を知る出会い方のほうが、宗教2世3世の人には向いているかもしれません。






自分でも「宗教名 結婚」で検索をしておくべき理由


親だけが信仰していて自分は信者ではないとしても、「脱会していること」や「宗教と関係ないこと」を証明するのは難しいそうです。
多くの宗教では「脱会した」といえば脱会扱いになり、それについて正式な証明書もなければ、宗教についての公的書類があるわけでもないからです。

高橋さんいわく、実家が信仰している宗教に対する世間のイメージは、事前にネット検索して把握しておいた方がいいそうです。繰り返しになりますが、カミングアウトすれば相手はだいたい検索します。

指輪 離婚
「『宗教名+結婚』で検索すれば、宗教を理由に破談になった話がたくさん出てきます。びっくりするようなことが書かれていて、デマや極端すぎるレアケースも多いですが、一般の人はどれが真実なのか見分けがつきません

例えば私の実家の宗教では、お酒禁止というルールがありました。ですが私が活動参加していた時期でも、7割の方は飲んでいました。残り3割も信仰を守って飲まないというより、お酒で失敗したことがあるからとか、体質の理由です。
宗教も時代に合わせて変わっているようですが、形骸化(けいがいか)したルールも、ネットにはそのまま出ます。かつては献血を禁止していた宗教が今は献血自由になっている、というケースもあります。
事実ではないけれどネットに出ている、といった話も、相手から何か聞かれたら答えられるよう準備しておくことで、安心につながります」








「勧誘されそう」「献金の負担が大きそう」と思われやすい


結婚相談NPOの代表・影山さんによると、結婚相談所で活動している方から、宗教についてのクレームが発生したこともあったそうです。それは、相手の実家が新興宗教を信仰していると知った会員からの「なんでこんな人を紹介したんだ!」という内容でした。
でも具体的に何がよくないのか聞いてみると、よく分からないけれどイメージで拒否反応しているだけというケースが多いようです。

祈り
「宗教への一般的なネガティブイメージとして、①勧誘されそう、②子どもへの影響懸念、③献金負担、の3つがあります。
当団体が特別にサポートすべきと考えているのは、積極的に活動参加していない宗教2世3世です。そのため、結婚相手に入信を課すという人はほぼいません。今は親の付き合いで活動にも参加しているけれど、結婚を機会に宗教と距離を置きたい方もいます。
献金に関しても、付き合いで宗教(団体)が発行している有料情報誌をとっているだけという程度の方の割合が圧倒的に多く、献金といえばそうかもしれませんが、月額2000円いかない程度です。

相手に対しては、『いろんな情報があると思うけど、不安があれば何でも聞いてね。隠すつもりはないからね』という姿勢が大事です」

宗教にマイナスイメージを持っていたけれど、結局はその相手と結婚した、というカップルもいるそうです。






1500人に聞いた「宗教2世との結婚・交際をどう思うか」


この取材の前に、未婚で信仰なしの人たちを対象に「親が信仰しているだけで本人は信仰していない宗教2世との結婚・交際についてどう思うか」を、筆者のTwitterアカウントでアンケート調査してみました。次のような結果でした。

宗教2世の婚活
========
結婚・交際も相手によってはできる……26%
交際は可能。結婚は難しい……20%
交際も結婚も不可能……21%
未回答(閲覧用)……33%
※2,341票の集計結果
========
「宗教名 結婚」で検索すれば、いろんなネガティブな情報が出てくるでしょう。でも考えてみてください。実家の信仰の違いを乗り越えて平和な家庭を築いている人たちは、おそらくネットに何も書き込みをしないでしょう。このことも、心に留めておきたいなと思いました。

結婚相談NPOブライダルサポーター
IBJ加盟の結婚相談所で、一般の婚活では困難な方のサポートも行っている。宗教2世3世の優待プランも。Twitter:@BridalNPO

【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ

<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt




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