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25歳のご長寿猫“へちまさん”と飼い主の想い「生きている今、ありがとうと伝えたい」 |

時刻(time):2022-02-15 08:03源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
【 今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.64】 「亡くなる直前、私の言葉も分からない状態でなんとか……ではなく、意識がはっきりしている今だからこそ、『昔こんなことあったの覚えてる?』と積極的に語りかけています」 如月さん宅のへちまさん そう話す如月紅庵( @eijikun_gekiosi )さんの愛猫は、ツンデレ女子のへちまさん。 へちまさんは、なん

今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.64】

「亡くなる直前、私の言葉も分からない状態でなんとか……ではなく、意識がはっきりしている今だからこそ、『昔こんなことあったの覚えてる?』と積極的に語りかけています」

如月さん宅のへちまさん

如月さん宅のへちまさん

 そう話す如月紅庵(@eijikun_gekiosi)さんの愛猫は、ツンデレ女子のへちまさん。

 へちまさんは、なんと御年25歳のご長寿にゃんこ。限りある尊い時間が少しでも長く続くよう、如月さんは愛を伝えながら、へちまさん中心の生活を送っています。

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できないことが増え、できることの尊さに気づく


 へちまさんは、如月さんのお兄さんが保護した子。幼い頃は、とにかく気が強く、如月さんのお母さんにしか心を開きませんでした。

「ただ、私にはそこそこ懐いてくれ、学生の頃に数か月間、語学留学をしたときには、ときどき私の部屋の前で鳴いていたそうです」

 愛猫の老いを感じるようになったのは、へちまさんが23歳になった頃のことでした。

「爪とぎをしなくなり、またたびにも反応しなくなり、動作がゆっくりになりました」


 2年ほど前からは足腰がさらに弱ってきたからか、突然ドテッと転ぶことも。けれど、いまだにイタズラをしてくれたり、できる遊びをお気に入りのおもちゃでしてくれたりと、まだまだ元気。




2回の手術を乗り越えた“生命力の強さ”


ベッドを贅沢に使い、飼い主さんを驚かせることも!

ベッドを贅沢に使い、飼い主さんを驚かせることも!

 生命力の強さは、2019年と2020年に受けた、腫瘍切除手術のときにも証明されました。

「超高齢なので覚悟を決め、流動食を用意するなど万全の体制で挑みました。でも、術後、お迎えに行ったら先生の周りをウロウロ歩き回っていて(笑)。帰ってからは、ご飯もモリモリ食べてくれ、先生から丈夫さのお墨付きをもらいました」








“今が一番かわいい”を常に更新中



 とはいえ、若い頃と比べると、できることは減少。共に暮らす中で、如月さんは、「今までできていたことができなくなる」という愛猫の変化に何度も遭遇しました。

 しかし、そのとき気づかされたのが「まだできることもたくさんある」という事実でした。

「おもちゃで遊んだり、イタズラをしたりするなど、今までまったく気にしていなかった、まだできることがたくさんあるのだと思いました。“今が一番かわいい”を常に更新している気がします」




命より大切な愛猫のために「できること」


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 現在、へちまさんは甲状腺のホルモン過剰によって起きる「甲状腺機能亢進症」という病気を患っており、腎臓の数値があまりよくなく、痙攣が見られることもあります。しかし、食欲旺盛でおおむね元気。治療薬を飲みながら、病気と上手く付き合っています。

 おうちでは、如月さんに甘えることも。

「仕事に行く準備をしていると、いつの間にか隣にやってきて、座ってくれます。たくさん自分のベッドがあるのに、わざわざそばにきてくれる。かわいいし、嬉しくなります」









へちまさんにしているさまざまなケア


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 こんな日々が、これからも続きますように……。そう祈りながら、如月さんは愛猫の命が長く紡がれるよう、暮らしの中でさまざまなケアを行い、加齢という変化ごと、へちまさんを愛し、見守り続けています。たとえば……

へちまさんと共に暮らす中で意識してきたこと
① 冬場は室温・湿度に気を付ける
② 加齢による毛割れをサプリメントでケア
③ 足腰用のサプリメント、エネルギー補給ができるサプリメントを取り入れる
④ 転んでもいいよう、部屋中に猫用ベッドをたくさん用意
⑤ 人間用ベッドで一緒に寝ていた頃には階段やスロープを設置
⑥ 循環型の給水器を設置
⑦ 給水機の水を温水に変える機器を設置し、冷え防止
⑧ 人間用のベッド・布団には防水シーツ
⑨ 様々な食事を用意し、急な食欲の変化に対応
⑩ うんちの写真や体重、ご飯の残量を記録
⑪ 投薬はオブラートやカプセルを使って負担を軽減
⑫ Catlog(猫の行動を記録する首輪型デバイス)を着けて行動を把握
⑬ 毎日写真を撮り、目を見て話しかける
⑭ 少しでも心配ごとがあれば動物病院へ行く




寄り添える今は「ありがとう」を伝えたい


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 如月さんにとって、へちまちゃんは命より大切な存在。そのため、いつか来る別れを想像し、怖くなることもあります。

「へちまがいなくなったら、かなり自堕落な生活になるでしょうね。最初で最後の猫。もう猫を迎えることはないと思いながら、毎日過ごしています」

 振り返ると、つらく寂しい思いをさせた過去もあった……。そう悔やむこともあるからこそ、隣で寄り添える今は「一緒にいてくれてありがとう」「いつもありがとう」という気持ちを持ちながら、そばにいたい――。

 そう語る如月さんは苦楽を共に乗り越えてきた愛猫を最期まで愛しぬこうと、今日も愛を贈り続けます。

 共に築いてきた、泣き、笑い、怒り、驚かされた思い出の数々はふたりにとって、何にも代えられない宝物。どれだけ時が経っても色あせない「これまで」を語り合いながら、2人は互いの温もりを噛みしめています。

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<取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291




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